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AOLの集広用インターネット広告

アメリカオンラインはインターネット広告の集広を目的としたリッチメディア広告をいくつか展開してきた。制作会社のリーンミーンファイティングマシーンがアーカイブを公開している。

デジタルフォレスト、ビジョナリストにモバイル版

2005年12月22日、デジタルフォレストは携帯サイト向けのアクセス解析サービスとして「ビジョナリストモバイル解析」を発売した。ユニークユーザーを識別できるという。モバイル広告の効果測定に使用できる。2次元バーコード生成機能も備えている。

インビジブルハンド、クリック保証型ネットワーク開始

インビジブルハンドは2006年1月からクリック保証型「AD-ON」アドネットワークの運営を開始する。個人サイトを中心に構成する。「ADJUST」アドネットワークに加入していた個人サイトは「AD-ON」に移行される。パブリッシャーの広告管理は容易になるというが、逆にいえば自由度が低下するともいえる。

アドバタイジングコム、リッチメディア広告ネットワーク開始

2005年12月13日、アドバタイジングドットコムはリッチメディア広告のネットワークを立ち上げた。55サイト以上から構成されており、月間ユニークユーザーは7,800万人、月間広告在庫は24億インプレッション。これまではフローティング広告やエクスパンド広告を展開する場合、それが可能なパブリッシャーをひとつずつ選択して、それぞれの仕様で広告を制作せざるをえなかった。つまり準備が煩雑でリーチも限定されていた。このネットワークはそれを解決する。

YSM、テキスト広告を190文字から70文字に短縮

ヤフーサーチマーケティングは、2006年1月18日からヤフーで表示するスポンサードサーチの広告文を190文字から70文字に短縮する。35文字×2行としていたグーグルと同じになる。広告文の短縮は自動的に行われるので、広告主の対応は不要。しかし、広告文の前半70文字以内に重要なキーワードを埋め込むなどの工夫をすべき。MSNなどの配信パートナーでは、広告文の短縮が適用される予定はない。

レノボ、世界で投票キャンペーン

新型ノートパソコンについて、ブラックモデルとチタニウムモデルのどちらがよいか投票を受け付けている。キャラクターの発声はオッドキャストの技術を採用。オッドキャストが日本語対応していたのか。

ABSOLUT METROPOLIS

The unique personalities of Tokyo's underground fashion scene reinterpret the legendary vodka brand, and their innovative creations are captured by famed Absolut photographer Nadav Kandar and put on display online. The stylish "subway map"-themed website also features profiles on the amateur fashionistas and behind-the-scenes videos of the making of the outfits.

CAモバイルと電通グループが業務・資本提携

2005年12月15日、サイバーエージェントはシーエー・モバイルの株式の一部を電通ドットコム第一号投資事業有限責任組合とサイバー・コミュニケーションズに譲渡した。サイバーエージェントの株価は、この子会社株式売却益にもとづく業績予想上方修正および電通グループを通じて大手広告主を獲得するとの期待から上昇した。

RSS広告のクリック率は最大7.99%

2005年12月14日、フィードが発表した。投稿そのものが広告のスタンドアロンプレースメントの平均クリック率は7.99%、投稿に広告を埋め込むインラインプレースメントの平均クリック率は0.85%。広告の挿入頻度や曜日によってもクリック率に差異があった。

ブロガー向けにビデオ広告を提供

ヴィーヴネットワークというブロガー向け広告ネットワーク。ウェブサイトで確認したところ、インページのビデオ広告だけでなく、プリロールやポストロールのビデオ広告にも、オーディオ広告にも、グラフィックのバナー広告やテキスト広告にも対応するという。カテゴリーや文脈にしたがってターゲティングができる。料金体系はCPCまたはCPM。これでもかというくらい、いろいろな広告手法に対応している。今後の動向が気になる。 ------------------------------ http://www.vivenetwork.com/ ------------------------------

セプテーニ、検索連動型広告時間帯配信機能追加

2005年12月7日、セプテーニは統合型効果測定システム「SPMax」をバージョンアップして、検索連動型広告の時間帯配信機能を搭載した。あらかじめ広告を掲載したくない時間帯をしておくと、システムが自動的に掲載のオンオフの切り替えを行うという。

TBS、BSデジタル放送を翌日にヤフーで配信

ヤフーはTBS系のBS-iのドキュメンタリー番組を、放送後まもなくインターネットで配信することを発表した。まず、2006年1月9日に放送される「サッカーマーケティング」第1話を翌日にインターネットで配信する。サッカーの試合の場面は静止画などに差し替える。動画広告も挿入する。

ウェブサイトから送信した写真が屋外広告に

広告主はタイム、広告会社はファロン。ウェブサイトから写真を送信すると、タイムズスクエアのビルボードに表示される。2005年12月8日から18日まで。 ------------------------------ ビルボードに表示されると、その日時と写真がこのように知らされる。 http://www.impoy.com/default.aspx?detail_id=5156 ------------------------------

カヌードル、行動ターゲティングネットワークを開始

2005年12月5日、カヌードルが発表した。タコダシステムズのようにインプレッション課金のバナー広告でなく、クリック課金のテキスト広告を配信する。中小パブリッシャーが配布したターゲティングクッキーの情報にもとづいて配信された広告がクリックされると、広告費の5%がそのパブリッシャーに還元されるという。

米国インターネット広告費、今後36ヶ月で倍増へ

2005年12月5日、カラアメリカのCEOであるデビットバークリン氏がUBSのカンファレンスで予想した。カラのクライアントは広告予算の8%をインターネットに割いているが、それは36ヶ月以内に15%にまで伸びるという。テレビ広告費は減少。インターネット広告の牽引役は、検索からブロードバンドにシフト。

フィードがフィード分析ツールをリリース

2005年11月15日にリリースされたようだ。11月21日になって、フィードは広報ブログでレポート画面のイメージとともに紹介した。 ------------------------------ Pheedo RSS Analytics Service http://www.pheedo.info/archives/000281.html ------------------------------

DAC、レベニューサイエンスと独占販売契約

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは2005年12月5日、レベニューサイエンスの行動ターゲティング広告の日本における独占販売契約を締結したと発表した。レベニューサイエンスは、行動ターゲティング広告を手がける有力企業のひとつ。

RSS広告社、コンテンツ連動型広告のウェブサービスを開発

URLやRSSがRSS広告社のコンテンツマッチサーバーに送られると、コンテンツに関連する広告を自動的に抽出して、広告原稿とリンク先URLをXML形式で配信するという。XMLのため、広告の文字色や大きさを変更できるうえ、さまざまなアプリケーションで広告を表示できるという。

IAB、ビデオ広告のガイドラインを正式公布

2005年11月29日、IABはフィードバックを受け付けていたブロードバンドビデオ広告のガイドラインを正式に公布した。プリロールとミッドロールのビデオ広告は30秒以内とすること、広告は早送り不可とすることなどが規定された。

東京ネットムービーフェスティバル、ミズノに栄冠

2005年10月29日、東京ネットムービーフェスティバル2005のブランド・コーポレート部門の受賞作品が発表された。グランプリはミズノ「10 minute diary」、審査員特別賞はコーセーコスメポート「髪からはじまる物語」とグラクソ・スミスクライン「第三の訪問者」。ミズの配信は終了しているが、ヤフーで2005年3月から6月にかけて展開したPR企画のページはまだ閲覧できる。 ------------------------------ Yahoo! JAPAN PR企画 - ミズノ「10 minute diary」 http://promotion.yahoo.co.jp/superstar/ ------------------------------

ニフティ、@nifty会員以外にもブログを提供

2005年11月24日、ニフティはブログサービス「ココログ」を無料で利用できる「ココログフリー」を開始した。ニフティはブログにグーグルのアドセンスを自動挿入して収益を得る。ブログ利用者はアフィリエイト広告を掲載することもできる。

グーグルアナリティクスの記者向け説明会

2005年11月25日、グーグルは記者向けにグーグルアナリティクスの説明会を開催したようだ。 ------------------------------ http://japan.internet.com/busnews/20051125/3.html h ttp://ascii24.com/news/i/topi/article/2005/11/25/659253-000.html ------------------------------

英国IAB、ウェブサイトを刷新

2005年11月21日、イギリスのIABはウェブサイトを刷新した。ビジュアルアイデンティティーも変更した。世界にはインターネット広告の業界団体がいろいろあるが、イギリスのIABほど積極的に情報発信しているところはない。

グーグル、ペイパーコール広告を準備

グーグルがペイパーコール広告「Click-to-Call」を試験しているようだ。電話のアイコンをクリックすると、電話番号を入力できる。送信するとその番号にグーグルから電話がかけられ、電話に出ると広告主とつながる。単純に電話番号を表示するインジニオのペイパーコール広告とは方式が異なる。 ------------------------------ Google Click-to-Call FAQ http://www.google.com/help/faq_clicktocall.html ------------------------------ スクリーンショット http://www.yardley.ca/blog/index.php/archives/2005/11/23/google-tests-out-click-to-call-adwords/ ------------------------------

サムスン、ミステリーでテレビ広告とウェブを連動

広告主はサムスンの携帯電話。広告会社はJWTストックホルム、ウェブサイト制作はパーフェクトフールズ。テレビ広告では、街で知らない女性が携帯電話を託して走り去る。彼女は誰なのか。どこへ行ったのか。視聴者はテレビ広告で表示されたウェブサイトを訪問する。ウェブサイトでは、その携帯電話に残された情報の中から、謎を解くカギを見つけることができる。各種ファイルの閲覧、マルチメディアの再生、テレビやステレオとの連結、無線による印刷など、この携帯電話の特長も自然に理解できる。

検索連動型広告、1位表示は困難に

2005年11月22日、ダブルクリックは2005年第3四半期の検索連動型広告についての報告書を発行した。競合環境の激化によってクリック単価は上昇している。さまざまな広告主が多数のキーワードに入札するようになったり、広告表示順位アルゴリズムや商標規約が変更されたりしたため、恒常的な1位表示(ピュアファーストプレース)の維持は困難になった。また、2位表示から4位表示のコンバージョン率が上昇した。

AJAXと広告インプレッション測定

AJAXはページという概念をなくす。新しいページが読み込まれるたびに新しい広告が表示されるというのは、Web1.0時代の広告配信システム。Web2.0時代に向けて、IABが制定している広告インプレッションについてのガイドラインも対応が必要、というユニークな指摘。

ライブドア、米国検索エンジンマーケティング会社を買収

2005年11月18日、ライブドアはイノベーションインタラクティブをすべての株式を取得した。同社は2005年2月にサーチイグナイトを買収した360iなどの持株会社のようだ。オフィスデポやフォーブスも顧客だという。 ------------------------------ Innovation Interactive http://www.innovationinteractive.com/ ------------------------------

ガンダム×生協の白石さん×ルシード

ソニー・ミュージックエンタテインメントは、「生協の白石さん」がガンダム関連の質問に答えるテレビ広告を2005年11月21日から30日まで公開。オンライン限定版もある。マンダムの整髪料であるルシードともタイアップ。

「行動支援メディア」を目指すgoo

2005年11月18日に開催されたシーネットネットワークスジャパンのカンファレンスにおいて、NTTレゾナントのポータル事業本部メディア事業部長の国枝学氏が発表した。タウンページやハローページで培った広告販売力で、ローカル検索広告を拡大していくという。

DAC、中国にコンサルティング会社設立

2005年10月31日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、アサツーディ・ケイ、博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂との共同出資により、中国においてコンサルティング会社を設立したと発表した。

モバイルアドフォーラム2006開催

2005年11月16日、モバイル広告のレップ3社によりモバイルアドフォーラム2006が開催された。ジー・モードから携帯ゲームによるプロモーションの有効性などが紹介された。 ------------------------------ 携帯ゲームでクーポンまで発行するという「焼きたて!ドミノ・ピザ」 http://www.g-mode.co.jp/web_dpz/ ------------------------------ モバイル広告のブランディング効果についての調査研究も報告されたが、調査方法に不明な箇所があり、資料も配布されなかった。

インターネット広告のひみつ、RSS広告を試験中

RSS広告社が配信するRSS広告「Trend Match for RSS Reader」を試験的に導入してみた。Atomフィードでも問題なく広告が挿入されることが確認できた。 ------------------------------ インターネット広告のひみつのRSSフィード(RSS広告社が配信するRSS広告付き) http://rss.rssad.jp/rss/ncw53IyBRm29/rss_0001 ------------------------------ このRSSフィードをRSSリーダーで読めば広告が表示される。ブロガーがRSS広告の収入を得るためには、それまで使用していたRSSフィードのURLを変更して、それを広く告知して、RSSリーダーの登録修正を呼びかけなくてはならない。これは極めて高い障壁だ。したがって、RSS広告の市場は先行者が優位といえよう。後発とならざるをえないなら、ブログサービスのプロバイダーと提携して、RSSフィードのURLを変更することなく広告を挿入できる方策を検討すべきだろう。

「Nを追え」の次は「Nを探せ」

日本電気は2005年11月18日に新しい携帯電話を発売、同日に「Nを探せ」キャンペーンを開始した。テレビ広告では、インターネットで「Nを探せ」と検索するように案内があり、キャンペーンサイトのURLも表示される。検索エンジンで「Nを探せ」と検索するとリスティング広告が表示される。キャンペーンサイトを何度も訪問しないとプレゼントに応募できない仕組みは、前回の「Nを追え」キャンペーンと似ている。

ポータブルメディアエキスポ開催

2005年11月11日から12日にかけて開催された。広告の挿入も注目されたテーマだったようだ。 ------------------------------ http://www.portablemediaexpo.com/ http://www.portablemediaexpo.jp/ ------------------------------

マイクロソフト、広告を新たな収益の柱に

2005年11月17日、マイクロソフト次世代サービス戦略セミナーでスティーブバルマー氏が講演した。マイクロソフトの事業のうち、今後5年間でもっとも成長するのは広告ビジネスだという。2006年には日本のMSN部門の人員を倍増させるらしい。

サイバーエージェント、フリーペーパーと共同サイト

サイバーエージェントが運営する子育て応援サイト「こそだてママ・マーケット」は、インフォマートが発行する幼稚園・保育園向けフリーペーパー「ママchan」と共同で、「MamaMarketマガジン」を開設した。インターネットと紙面を横断したメディア連動企画も手がけていく予定だという。

グーグル、無料でアクセス解析

2005年11月14日、グーグルは無料のウェブ解析サービスを開始した。グーグルのアドワーズ以外に対しても使用できる。日本語にも対応。無料とは思えないほどしっかりしているようだ。類似の有料サービスにとっては大きな打撃だろう。 ------------------------------ Google Analytics http://www.google.co.jp/analytics/ja-JP/ ------------------------------

レッツ!かみ体操

ひろみちお兄さん、ひっぱりだこ。ダイキン「ぴちょんくん体操」、OCN「光体操」、リカルデント「レッツ!かみ体操」。

グーグル、新聞広告に参入

グーグルは、アドワーズのシステムを通じて新聞広告を出稿できるサービスを試験している。現在は、招待された一部の広告主にベータ版として提供している。2005年9月には雑誌広告に進出しているが、新聞広告はこれがはじめて。 ------------------------------ Google Publication Ads BETA https://adwords.google.com/publicationads/ ------------------------------

翔泳社、ポイント還元型SNSを開始

2005年11月11日、翔泳社はソーシャルネットワークサービスに参入した。特徴は、利用者に成果報酬型広告の報酬機会を提供すること。利用者が商品やサービスを紹介して、それが購入や利用に結び付けば、紹介者と購入者の双方がポイントを獲得できる。ポイントは現金や商品に交換できる。

AP通信とMSNがビデオ配信ネットワーク

2005年11月9日、AP通信はマイクロソフトとともにビデオ配信ネットワークを構築する計画を明らかにした。2006年第1四半期より、AP通信の会員企業向けにビデオを配信する。広告の販売はマイクロソフトが担当するようだ。マイクロソフトはMSN以外のウェブサイトで広告収入を得ることになる。

えびをたっぷり使いました。

日本マクドナルドは、2005年10月28日から11月24日まで「えびフィレオ」を発売。「えびをたっぷり使いました。」というのが店頭などで見かける商品コピー。プロモーションでは蛯原友里さんをたっぷり使いました。

24/7リアルメディア、2006年のインターネット広告を展望

2005年11月8日、24/7リアルメディアはアドテックにおいて、2006年のインターネット広告の動向予測を明らかにした。 1. Consumer-generated media will become increasingly attractive to advertisers. 消費者が生み出すメディアは、広告主にとってますます魅力的なものになるだろう。 2. Advertisers will continue shifting traditional ad spending to the Web due to increased Internet consumption and better targeting/reporting capabilities. インターネット利用時間の伸びや、ターゲティングやレポーティングの機能の向上にともない、広告主は既存メディアの予算をさらにウェブへ回すようになるだろう。 3. Advertisers, cable providers and interactive marketing experts will collaborate to address "The TiVo Effect". 広告主、ケーブルプロバイダー、インタラクティブマーケティングのエキスパートは、「ティーボの影響」に対処するために協力するようになるだろう。 4. Brand advertisers will drive the next wave of growth for the paid search market. ブランドを重視する広告主は、検索連動型広告市場に新たな成長をもたらすだろう。 5. Best practices in localized mobile marketing will be perfected overseas in 2006. 地域に対応したモバイルマーケティングのベストプラクティスが、海外で完成されるだろう。 6. Online advertisers will employ holistic targeting methods to deliver better results and reduce reliance on high-profile, high-CPM ...

MSN、スプライト向けにエンタテインメントサイトを新設

マイクロソフトのMSNは、コカコーラのスプライトのブランテッドエンタテインメントサイトを2005年3月から開設していたが、11月からさらにひとつサイトを新設したようだ。仮想都市に落書きしたり、他人の落書きを閲覧して投票できる。 ------------------------------ http://therefreshingwall.msn.com/ ------------------------------

アドエイジ、インタラクティブメディアへの功績者を表彰

2005年11月7日にアドエイジが発表している。 ------------------------------ Chrysler, R/GA, Avernue A/Razorfish, Yahoo and PepsiCo are the winners of the Advertising Age first annual Interactive Media & Marketing Awards. ------------------------------ INTERACTIVE MARKETER OF THE YEAR: CHRYSLER A Determined, Adventuresome Spirit in Cyberspace Marketing ------------------------------ INTERACTIVE AGENCY OF THE YEAR: R/GA Defining Advertising for a Customer-Centric Age ------------------------------ BEST INTERACTIVE MEDIA AGENCY: AVENUE A/RAZORFISH Pioneering the Art of Online Media Buying and Planning ------------------------------ BEST ONLINE MEDIA SELLER OF THE YEAR: YAHOO Responsible For 24.4% of All U.S. Online Ad Spending ------------------------------ BEST MARKETING WEB SITE OF THE YEAR: PEPSI A Company That Understands the Web Better Than Most Marketers ------------------------------

ぴちょんくん体操

2005年6月13日、ダイキン工業は「ひろみちお兄さんのぴちょんくん体操」を発表するとともに、「ひろみちお兄さんのぴちょんくん体操コンテスト」を開催した。 ------------------------------ ひろみちお兄さんのぴちょんくん体操 http://www.daikin.co.jp/press/2005/050613_2/ ひろみちお兄さんのぴちょんくん体操コンテスト http://www.daikin.co.jp/press/2005/050613_3/ ひろみちお兄さんのぴちょんくん体操コンテスト - 審査結果 http://www.daikinaircon.com/catalog/roomaircon2/kabekake/living/contest.html ------------------------------

光体操

NTTコミュニケーションズのOCNは、テレビ広告で「光体操」と検索するように呼びかけている。体操をするのは、ひろみちお兄さんや相武紗季さん。

IAB、エンゲイジ2005のウェブキャストを公開

2005年10月27日、イギリスのIABはエンゲイジ2005というカンファレンスを開催した。WPPのマーチンソレル氏やマイクロソフトのビルゲイツ氏によるスピーチのウェブキャストが公開されている。マーチンソレル氏は、ライブドアとフジテレビの攻防などについても言及している。 ------------------------------ http://video.vividas.com/CDN1/3977_IAB/web/ ------------------------------ ウェブキャストはESCキーで停止。

BMWフィルムズ、終了

2005年10月21日、BMWは4年半に渡って展開してきたBMWフィルムズを終了させた。類似手法の蔓延により、費用対効果を望めなくなったためといわれる。

ベライゾンのブランデッドエンタテインメントビデオ

ベライゾンはプロモーションピクチャーズのフィルムコンペに協賛。プロモーションピクチャーズはブランテッドエンタテインメントを推進するためのイニシアチブ。29チームから選出された3チームに4万ドルずつ提供して、ショートフィルムを制作してもらった。

ボーダフォン、テレビ広告と連動したキャンペーンサイト

ボーダフォンは2005年10月からイギリスなどで「NOW - make the most of now」キャンペーンを展開している。時間がないと嘆くのではなく、限られた時間をうまく使って前向きで豊かな毎日にしよう(ボーダフォンはそれを手伝います)、というメッセージ。というわけで、テレビ広告の主人公は、わずか1日の寿命でも懸命に生きるカゲロウ。このキャンペーンサイトでは、そのカゲロウに自分を投影することができる。テレビ広告で見たカゲロウは、自分であることに気がつく。また、周りのカゲロウのメッセージから元気をもらえる。しかし、それらのカゲロウは、やはり24時間で消えてしまう。

Web 2.0ってなんだ?

2005年11月2日から開始されたCNETの特集。「次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編)」では、Web2.0をWeb1.0との対比で紹介している。インターネット広告において、Web1.0はダブルクリック、Web2.0はグーグルやオーバーチュアだという。後者はロングテイルから莫大な広告収入を得ている。

ビューポイント、行動ターゲティングに参入

2005年11月3日、ビューポイントは2005年第3四半期の収支報告において、2006年に行動ターゲティングの商品を開発する予定があることを明らかにした。ビューポイントプレイヤーをインストールしているひとの閲覧行動を収集するという。ただし、ソフトウェアを利用した行動の追跡は、消費者からの反発が予想され、リスクが高い。

テクノラティなどもタコダに加入

2005年11月2日、タコダは行動ターゲティング広告ネットワークが1,000サイトを越えたことを明らかにした。テクノラティも加入した。ネットワークに加入しているウェブサイトの2割は、テクノラティのように訪問者の匿名行動情報を提供するだけで広告は配信しないという。

タコダ、行動ターゲティング広告ネットワークを拡大

2005年9月26日、タコダは行動ターゲティング広告ネットワークが大規模に拡大していることを明らかにした。すでに800以上のウェブサイトをネットワーク化しているという。広告を配信せず、訪問者の匿名行動情報を提供するだけのウェブサイトもあるようだ。

SNSの訪問者は3ヶ月で推定300万人以上

2005年10月26日、ビデオリサーチインタラクティブは家庭のパソコンからのSNSの利用状況を発表した。2005年7月から9月におけるSNS訪問者数は約319万人。平均視聴ページ数や平均滞在時間は伸びつつある。

グーグル、地域を限定したRSS広告を展開

あまり知られていないが、グーグルは2005年5月にフィード向けアドセンスを開始したときから、地域ターゲティングに対応しているという。それに気がついたクリックZの記者がグーグルに取材している。

行動ターゲティングによりクリック率は低下

2005年10月25日、アドバタイジングドットコムは行動ターゲティングによって広告のクリック率は下降するがコンバージョン率は上昇すると発表した。クリック率の低下は仮説を覆すものだ。これは、同社が2005年7月から9月にかけての展開した実証実験の結果。広告主は、個人向け金融、自動車、教育の3社。行動ターゲティング広告とランオブネットワーク広告で、同じクリエイティブを配信した。高いコンバージョン率が低いクリック率を十分に補うので、行動ターゲティングが有効であることは間違いない。 ------------------------------ http://www.advertising.com/Marketing/Files/Optigence_AudienceLeadBack.pdf ------------------------------

行動ターゲティング広告ネットワークについての詳説

タコダが行動ターゲティング広告ネットワークについて詳しく解説している。ニッチなオーディエンス向けのウェブサイトで広告がいつも満稿であっても、行動ターゲティング広告ネットワークに加入すればさらなる収益拡大を期待できる。

フィード、ブログとフィードとポッドキャストに広告

フィードはブログとRSSフィードの広告ネットワークを展開しているが、ポッドキャストも含めてマルチチャンネルの広告サービスを提供する予定らしい。現在、ポッドキャストへの広告配信技術を開発中で、そのネットワークも準備しているようだ。消費者がいかなる方法でメッセージを受け取っていても広告が到達するようになる。

アイワンダー、プッシュダウン広告を開発

2005年10月19日、アイワンダーはプッシュダウン広告という広告フォーマットを発表した。エクスパンド広告だが、広告が拡大すると記事がスライドするため広告が記事に被さることはない。同社は9月22日にはロードブロック広告という広告フォーマットも発表している。同一ページ内の複数の広告ユニットを連動させられるものだ。

ミラー、テレビ広告と連動したアドバゲームを公開

2005年10月10日より、ミラーブリューイングはミラーのアドバゲームをオンラインで公開した。スポーツ観戦の途中、ハーフタイムにミラーを買いに走るというテレビ広告のストーリーを、完璧なまでに踏襲したゲーム。テレビ広告を見たひとならば、馬に乗れたりカートに乗れたりする裏技にも気がつくだろう。 ------------------------------ http://www.millerbeer.com/ ------------------------------

体験、逆さケチャップ

ハインツ日本の「逆さケチャップ」のウェブサイト。57の体験レポートビデオから、興味のあるキーワードに合致するものを視聴できる。検索というインターフェイスは、低関与商品に対して能動的に向き合うきっかけになるだろう。ひとつの商品特性でも、さまざまな消費者がいろいろな言葉で表現していることがおもしろい。体験レポートの数が57である理由は「57」と検索すればわかる。

テクノラティのビジネス

2005年1月に設立されたテクノラティジャパンは、7月より正式サービスを開始。国内アクティブブログの9割、約110万のブログから検索できるという。特定の商品についてブログでの評判を報告するサービスも予定しているようだ。

フリーDVD「codeNEO」のウェブサイト

配布場所などが紹介されている。会員登録すると、プロモーション用動画をダウンロードしてクチコミで広めるクチコミプロジェクトに参加できる。クチコミランキングで1位になると賞金10万円。

凸版とクロスワープ、ネットクチコミサービスを開発

2005年10月17日、凸版印刷とクロスワープは、プロモーション用動画(バイラルCM)をインターネットで広める「インターネットクチコミプロモーション」サービスを開発したと発表した。クロスワープのバイラルマーケティングエンジン「CROSSMARK」を採用。プロモーション用動画の視聴人数や視聴数などを測定できる。まずは、10月17日よりフリーDVD「codeNEO」のプロモーションでサービスの運用を開始する。

RSS広告社、個人ブロガー向けのRSS広告を開始

2005年10月10日、RSS広告社は個人のブロガー向けにRSS広告の提供を開始した。RSSフィードにコンテンツ連動型広告を配信する「Trend Match for RSS Reader」、RSSフィードを解析してブログ内に広告を配信する「Trend Match for Blog」、HTMLを解析してウェブページに広告を配信する「Trend Match for Web」を開始した。

英国インターネット広告費、予想を超える伸び

2005年10月4日、イギリスのIABが発表した。イギリスの上半期のインターネット広告費は、前年同期を62.3%上回る4億9,080万ポンドとなった。通年では10億ポンドを超える見込み。総広告費の5.8%を占めるようになり、5.1%を占めている屋外広告費を抜いた。

マクロメディア「Studio 8」日本語版発売

2005年10月12日より。スペシャルサイトも開設。「わたしはエイト、14才。世界で一番才能のあるウェブクリエイターよ。」(エイト役:広重美穂さん) ------------------------------ http://www.eight8.jp/ ------------------------------

NTTレゾナント、ブラウザーから利用できるRSSリーダー公開

2005年10月4日、NTTレゾナントはブラウザーから利用できるRSSリーダーを公開した。gooのアカウントがあれば無料で利用できる。2004年9月から公開しているインストール型のRSSリーダーは、これまでに約38万件のダウンロードがあるという。それと合わせて100万人の利用者を獲得して、RSS広告にも参入したいらしい。

マイクロソフト、検索連動型広告サービスを正式開始

マイクロソフトはシンガポールとフランスで試験していたアドセンターを、シンガポールでは2005年8月31日、フランスでは9月26日から正式に開始した。アメリカでも10月には開始する予定。下記はシンガポールのMSNにおけるアドセンターの紹介。 ------------------------------ http://advertising.msn.com.sg/Home/default.aspx?pageid=276 ------------------------------

DAC、AD2と業務提携してRSS・ブログ広告事業を開始

2005年10月4日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムはAD2とRSSおよびブログ広告事業において業務提携することを発表した。AD2は、トランスコスモスを通じてフィードに出資しており、日本においてフィードの独占使用権を取得している。RSS広告をめぐっては、CCIがRSS広告社に出資したり、GMOアフィリエイトがフィードバーナーと日本のおける独占契約を結ぶなど、激しい前哨戦が繰り広げられている。

ヤフー、ロボット検索結果を優先表示

2005年10月3日、ヤフーは検索結果の表示仕様を変更した。カテゴリー検索よりもロボット検索を優先して表示するようになった。これにより、ヤフー経由のトラフィックが激変しているウェブサイトも多いらしい。

グーグル、サイトターゲット広告を告知

グーグルは、アドセンスを配信しているパブリッシャーのサイトで「このサイトで広告する」というテキストを表示。それをクリックした先のページでは、サイトターゲット広告を案内している。 ------------------------------ http://adwords.google.com/select/OnsiteSignupLandingPage?client=ca-pub-6304043743499945&referringUrl=http://www.askthebuilder.com/Sand_and_Mortar_Quantities.shtml&hl=en&gl= ------------------------------

ヤフー、アフィリエイトを開始

2005年9月29日、ヤフーとバリューコマースは、「Yahoo!ブログ」「Yahoo!ジオシティーズ」の利用者にアフィリエイトプログラムの提供を開始した。報酬は「Yahoo!ポイント」として還元される。 ------------------------------ http://affiliate.yahoo.co.jp/ ------------------------------

広告スキッパーにはオンラインのクチコミが有効

2005年9月26日、インテリシークは2005年8月に660サンプルに対して実施した調査結果を発表した。それによると、テレビ広告をよくスキップするひとは、オンラインのフォーラムやブログによく参加している。テレビやラジオの広告の影響力はオンラインのクチコミを下回っており、新聞や雑誌の広告はさらにひどいという。

ディーエムジーワールドメディア、アイメディアを買収

2005年9月26日、アドテックを開催するディーエムジーワールドメディアがアイメディアコミュニケーションズを買収したことが明らかになった。アイメディアが開催していたサミットにはアドテックにはないよさがあったので継続してほしい。

24/7リアルメディア、新広告ユニットを開発

2005年9月27日、24/7リアルメディアは新しい広告ユニット「Intermercials」を開発したと発表した。閲覧しているウィンドウにフルページでリッチメディア広告を表示できると解説されている。いわゆるインタースティシャル広告だ。

ダブルクリック、リッチメディア広告の報告書を発行

2005年9月26日、ダブルクリックはリッチメディア広告についての報告書を発行した。リッチメディア広告の歴史から現状まで、ここまでわかりやすく解説されたものはないだろう。ダイナミックロジックのマーケットノームズの最新データも紹介されている。

ブロードバンド向けオンラインマガジン「Manyo」創刊

2005年10月1日、ソフトバンククリエイティブはブロードバンド向けのオンラインマガジン「Manyo(万葉)」を創刊した。イーブック・システムズのソフトウェア「FlipViewer」をブラウザーに組み込んで閲覧する。「東京カレンダー」のアクセス・パブリッシングが編集を担当。BMWなどがインタラクティブな広告を出稿している。

GMOアフィリエイト、日本でフィードバーナーを展開予定

2005年9月27日、GMOアフィリエイトは「FeedBurner」を手がけるバーニングドアシンジケーションサービシズと提携したことを明らかにした。同社のXMLフィード配信管理システムの日本における独占販売権を取得した。2005年末に「FeedBurner.jp」を開設するという。XMLフィード広告市場の拡大が期待される。

トレンダムがバズメトリックスを買収

2005年9月26日、クチコミ調査のバスメトリックスが言語解析および検索技術を手がけるイスラエルのトレンダムに買収されたことが明らかになった。新会社はバズメトリックスのブランドを使用する。

アイブラスター、広告ユニットシンクロ機能など追加

2005年9月12日、アイブラスターはリッチメディアプラットフォームに広告ユニットシンクロナイゼーションと行動シークエンシングを追加したと発表した。広告ユニットシンクロナイゼーションは、複数の広告ユニットを連動させられる機能。行動シークエンシングは、広告接触者の行動に応じて次回の広告を差し替える機能。次のページにデモが用意されている。 ------------------------------ http://www.eyeblaster.com/products/rich_media_platform/enhancements.asp ------------------------------

電子メールの開封率とクリック率が低下

2005年9月13日、ダブルクリックは2005年第2四半期に電子メールの開封率とクリック率が低下したことを発表した。開封率の低下は、イメージブロック機能の普及によると推測される。コンバージョン率は上昇している。

コンバージョン率が高いのはランチタイムとプライムタイム

2005年9月14日、アクウォンティブのアトラスは時間帯ごとのコンバージョン率について研究成果を発表した。広告主6社の3ヶ月の実績を分析したもの。コンバージョン率の最高はアメリカ東部夏時間における正午で、平均より35%高い。最低は午前4時で、平均より53%低い。このコンバージョン率とは、インプレッション数に対するコンバージョン数の割合。

コンテンツ連動型広告、2009年に795億円

2005年9月13日、アウンコンサルティングは検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の市場予測を発表した。2009年の検索連動型広告費は1,325億円、コンテンツ連動型広告費は795億円に到達するという。なお、電通総研は2005年7月、2009年の検索連動型広告費を1,292億円、コンテンツ連動型広告費を139億円と予測している。

日本初のフリーDVDによる新しい広告モデル

2005年9月20日、凸版印刷などは配布型無料映像メディアの事業を検証するため、10月から日本初のフリーDVD「codeNEO」の創刊準備号を発行すると発表した。DVDはヴィジョネアの「DVDMAGIC」という技術によりインターネットと連動。サイバー・コミュニケーションズは広告商品の企画を担当。DVDはアマゾンが商品に同梱して配布。インターネットと連動することにより、広告の露出回数を測定できたり、広告への反応を得られやすくなる。

ネットレイティングス、クッキー削除に対抗するデータ統合分析

2005年9月9日、ネットレイティングスはオーディエンス測定の新手法を発表した。消費者パネルであるネットビューと、サイトセントリックのサイトセンサスのデータを統合して分析することにより、正確なリーチとフリークエンシーを把握できる。ネットレイティングス萩原氏によると、ユニークブラウザー数からユニークオーディエンス数を推定する手順は次のとおり。 1) Unique Browsers : 1,000,000 2) Cookie Deletion (-20%) : -200,000 (800,000) 3) Home & Work Duplication (-30%) : -240,000 (560,000) 4) Persons per machine (x1.3) : +168,000 (728,000) 5) Unique Audience (Users) : 728,000

サイバーエージェント、広告効果検証システムを拡張

2005年9月12日、サイバーエージェントは広告効果検証システム「CA-Prism」を拡張した「CA-Prism "CPO"」の提供を開始すると発表した。複数のランディングページを動的に配分して効果を測定できるという。アイオイクスが提供する「SplitRunner」と似たものか。

インターネット広告は他世代向け

2005年9月8日にバーストメディアが発表した。14才以上のインターネット利用者のうち、インターネット広告を自分たちの世代向けのものととらえているひとは、わずか29.0%だという。25才から34才では、自世代向けとの回答が46.4%で、他世代向けとの回答を上回った。14才から17才は、54.8%が他世代向けと回答した。35才以上は、年齢が高いほど他世代向けとの回答も多い。35才から44才では44.5%、45才から54才では62.5%、55才以上では72.3%が、他世代向けと回答した。

第3回Webクリエーション・アウォード、大賞は「はてな」近藤氏

2005年9月8日、日本広告主協会のWeb広告研究会は第3回Webクリエーション・アウォードの贈賞式を開催した。Web人大賞は、はてなの近藤淳也氏。Web人 of the year は、ビーコンコミュニケーションズの渡辺英輝氏。 ------------------------------ インターネット広告のひみつも、Web人賞をいただきました。ありがとうございました。 ------------------------------

RSS広告社、人気ブログに広告枠を獲得

人気ブログ「眞鍋かをりのココだけの話」のRSSフィードに対して、RSS広告社が広告を挿入していることを確認した。左右468ピクセル×天地30ピクセルの画像広告。広告主は、セシール、ソフトバンク・ヒューマンキャピタル、リクルート、ワイキューブ。

電通、24/7リアルメディアとSEM専門会社を設立

2005年9月8日、電通は24/7リアルメディアとの合弁により検索エンジンマーケティングの専門会社を設立すると発表した。新会社名は「24-7Search」。2005年10月1日より営業を開始する。24/7リアルメディアは、新会社に入札管理技術「Decide DNA」を提供する。

ブレードは誰だ

「芝浦の島」「Nを追え」のように検索を喚起するキャンペーンが再び。「ブレードは誰だ」と検索。「NECのブレードサーバとつながっている私は誰?」「正解は、眞鍋かをりでした!」となる。

三井物産、フィードスターに出資

2005年9月7日、三井物産はRSS検索サービス大手のフィードスターに出資して、同社の企業価値拡大と日本市場参入を支援すると発表した。フィードスターは、ブログ広告やRSS広告のネットワークも手がけている。

4種類のソーシャルマーケティング

フォレスターリサーチのニューズレターより。スパムブロッカー、デジタルビデオレコーダー、電話拒否リストによって伝統的なキャンペーンから逃げ回る消費者をどう捕まえるか。クチコミマーケティング、ブログ、RSS、ポッドキャスティングによるソーシャルマーケティングだ。

広告主はペイパーコール広告に注目

ペイパーコール広告についてわかりやすく紹介されている。ペイパーコール広告ならクリック詐欺を回避できるという評価はユニーク。テレビがラジオを滅ぼさなかったようにペイパークリック広告市場には影響がないといったコメントは、大げさだがおもしろい。

楽天、リンクシェアを完全子会社化

2005年9月6日、楽天はリンクシェアを完全子会社化して海外進出すると発表した。楽天とリンクシェア・ジャパンの関係も気になる。リンクシェア・ジャパンの株主構成は、リンクシェア50%、三井物産50%。

JWordとアクションクリックがオフライン広告効果測定で提携

2005年9月5日、JWordとアクションクリックはオフラインからのアクセス喚起と効果測定のための新サービス「JWord Action Count」の提供を開始した。JWordの「JWord」とアクションクリックの「アクションカウント」を連携させたもの。採用にあたっては、JWordプラグインが十分に普及しているのか、アドレスバーにキーワードを打ち込むという行動に消費者は慣れているのか検討したい。

日本初のペイパーコールASPサービス

2005年9月1日、コムスクエアは電話による広告効果測定や成果報酬型広告を実現するASPサービス「ペイパーコール」を開始した。これを利用すれば、ペイパークリック広告の進化形として注目されているペイパーコール広告が実現する。ただし、コムスクエアが提供するのはあくまでASPサービス。ペイパーコール広告の掲載ネットワークが構築されたわけでもなければ、広告発注から報告までの運用システムが開発されたわけでもない。ところで、コムスクエアは2005年2月に「ペイパーコール」を商標出願していたようだ。ちなみに、「ペイフォーパフォーマンス」はオーバーチュアの登録商標。

マイクロソフト、ペイパーコール広告に参入か

2005年8月30日、マイクロソフトはIP電話のテレオを買収したと発表した。マイクロソフトはテレオの技術をメッセンジャーなどへ組み込んでいくとしているが、ペイパーコール広告を開始するのではないかとの推測もわいている。 ------------------------------ http://teleo.msn.com/ ------------------------------

ヤフーのRSSリーダーが正式版に

2005年8月31日、ヤフーはRSSリーダーの正式版をリリースした。メッセンジャーとの連携機能も追加した。RSSフィード広告市場の拡大に寄与しそうだ。ちなみに、次のURLをクリックするとヤフーのRSSリーダーにこのブログを追加できる。 ------------------------------ http://add.my.yahoo.co.jp/rss?url=http%3A//www.netadreport.com/blog/atom.xml ------------------------------

大日本印刷、2次元コードASPサービスを開始

2005年9月1日、大日本印刷は携帯電話への2次元コード配信と、それを使った会員管理、クーポン配信、ポイント付与、電子チケット配信などのシステムを、ASP方式で提供するサービス「Keicode(ケイコード)」を開始した。

グーグル、紙媒体に進出

グーグルが雑誌広告の販売を試験的に開始した。雑誌「PCマガジン」や「マキシマムPC」から購入した広告ページを、複数に分割して広告主に販売。広告ページには次のようなオンライン版のURLも記載されている。 ------------------------------ http://adsbygoogle.com/pcmag/ http://adsbygoogle.com/maxpc/ ------------------------------ グーグルはアドワーズとアドセンスによって、広告代理店の機能を持つようになった。今後はその機能を、オフラインのメディアにも拡張していこうというわけだ。広告主、グーグル、出版社の思惑は、次のように一致したのだろう。 ------------------------------ 中小広告主:雑誌広告は高額だからページを分割して販売してほしい。 グーグル:多数の中小広告主向けにさらにソリューションを提供したい。 出版社:広告主の幅を広げたいし安定的な広告収入を確保したい。 ------------------------------ グーグルは、マスメディアを扱ってきた広告代理店の脅威となっていくのか、それとも新しい市場を創出していくのか。

ヤフー、フリッカーでタグ連動型広告

ヤフーは買収していた写真共有サービスのフリッカーにおいて、写真に関連付けられたタグに連動した広告を開始したようだ。現在のところ、ヤフーとグーグルを併用しているようで、ページを読み込むたびにいずれかのテキスト広告が表示される。

モバイルgoo、検索連動型広告開始

2005年8月29日、NTTレゾナントはモバイルgooにおいて2005年9月1日から検索連動型広告サービスを展開すると発表した。D2コミュニケーションズが販売を担当する。他サイトへの検索機能提供も推進していくという。

テクノラティと広告

2005年8月30日、デジタルガレージのカンファレンスで伊藤穰一氏が講演した。冒頭でテクノラティを紹介したあと、ブログ広告の可能性にも言及した。ブログでの広告といえばグーグルのアドセンスが一般的だが、文脈と広告の適合性に欠けることもあると指摘。テクノラティのタグはテクノラティジャパンではまだサービスを提供していないが、広告とのマッチングに利用できるのではないかとの考えを明らかにした。ところで、いまテクノラティでは衆議院選挙特集が展開されているが、特定の商品やサービスで同じような特集を組めば、それはブランドと消費者からの発言とが表裏一体の新しい広告手法となるのではないか。テクノラティジャパンにその気があるかわからないが。 ------------------------------ ちなみに講演においてテクノラティタグ利用の急増を紹介するために伊藤氏が提示した動画はこちら。 ファイルサイズ - 大(62.3MB) http://www.archive.org/details/CarnegieMellonTechnoratitagslargeversion ファイルサイズ - 中(20.7MB) http://www.archive.org/details/CarnegieMellonresearchgroup ファイルサイズ - 小(11.5MB) http://www.archive.org/details/Technorati_tags ------------------------------

オンライン総時間という潜在マーケット

雑誌「ウェブデザイニング」の2005年9月号における、ネットレイティングスの萩原雅之氏のコラムより。オンライン総時間=家庭におけるインターネット利用者数×ひとりあたりの平均利用時間。2000年4月は約5,900万時間だったが、2005年4月には約5億6,000万時間に。この5年間でオンラインのマーケットが5倍に拡大したと解釈できるという。

グーグルの広告精度向上のためのセッションターゲット

グーグルはウェブページとアドセンスの関連性の精度を向上させるために、パブリッシャー向けにセッションターゲットという技術を提供している。ウェブページのソースにコメントタグを挿入するだけで、広告収入の拡大が期待できる。

タコダ、行動ターゲティング広告ネットワークを強化

2005年8月24日、タコダシステムズは行動ターゲティング広告ネットワークの基盤を強化するため、バーストメディアおよびアカマイと提携したと発表した。バーストメディアは、巨大ネットワーク向けの広告配信および在庫管理の技術を提供する。アカマイは、分散型ネットワークによる高速で確実な広告配信環境を提供する。

ネイサンズ、アルバイトのブログ発言で謝罪

2005年8月23日、ネイサンズフランチャイジーオブジャパンはアルバイトスタッフの個人ブログにおいて不適切な表現があったとして、ウェブサイトで謝罪した。日本でもブログとレピュテーションマネジメントの問題を真剣に考えなければならない。

ヤフー、無料音楽配信サービスを開始

2005年8月22日、ヤフーは無料音楽配信サービスを開始した。広告を視聴すると音楽を楽しむことができる。アメリカのヤフーのローンチキャストラジオステーションに似たサービスだが、楽曲の評価とその共有、好みに合わせた自動選曲、楽曲のスキップなどはできないようだ。同日の日本経済新聞の報道によると、初の広告主としてトヨタ自動車、アサヒビールと契約したという。

ヤフーの金融サミットのウェブキャスト

2005年6月23日、ヤフーはニューヨークで金融サミットを開催した。消費者の金融との付き合い方は、インターネットによって変化しているというもの。調査報告書およびウェブキャストが公開されている。

グーグル、アドワーズに新キーワードシステムを導入

キーワードステータスは、「良好」「評価中」「待機中」「無効」から、「表示」「非表示」に変更された。クリック率の最小基準が適用されることはなくなった。広告の掲載順位は、上限クリック単価と品質スコアに基づいて決定される。品質スコアは、キーワードのクリック率、広告テキストとの関連性、キーワードの過去の掲載結果、その他の関連性に関する要因に基づいて決定される。品質スコアが高いほど広告掲載に必要なクリック単価は低くなり、スコアが低いほどクリック単価は高くなる。非表示のキーワードを実行して広告を掲載するには、広告を最適化して品質スコアを改善するか、上限クリック単価をシステムで推奨される最小単価まで引き上げる。

グーグル、アドセンスのブログを開始

2005年8月15日、グーグルはアドセンスの情報をパブリッシャーと共有するためにブログを開始した。これによってパブリッシャーとの関係強化を図り、ヤフーによる文脈連動型広告市場の参入に対抗する。

電通もWOMMAに加盟

2005年8月16日、WOMMAに電通が加盟したことが明らかになった。日本からはアサツーディ・ケイに次いで2社目。

バリュークリック、ファーストクリックを買収

2005年8月11日、バリュークリックがファーストクリックを買収することが明らかになった。ファーストクリックは、2005年4月にナスダックに上場したばかり。アメリカの1億1,200万人以上にリーチする広告配信ネットワークを保有している。

ボルヴィックとライブドアがタイアップ

2005年8月10日から31日まで、ライブドアは「オフィスドライにご用心!」キャンペーンを展開。ライブドアのフロントページには、ボルヴィックのロゴとパッケージが目立つように配置されている。「オフィスドライ」はボルヴィックによる造語だろう。特定のブランドしか使用しない用語を開発すれば、その用語の広がりを追跡することでキャンペーンの測定を測定できる。

DAC、アトラスの検索連動型広告自動管理ツールを販売

2005年8月9日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムはアトラスと業務提携により、同社の検索連動型広告自動管理ツールであるアトラスワンポイントの販売を開始することになったと発表した。アトラスワンポイントは、キーワードごとの入札価格と掲載順位をリアルタム(1日あたり48回まで)に把握することができ、詳細に入札ルールを設定することで運用効率を向上できるという。アメリカでは多数の実績がある。

ダブルクリック、検索連動型広告の動向を分析

2005年8月8日、ダブルクリックのパフォーミクスは検索エンジンマーケティングの動向分析として、「パフォーミクス50」を発表した。パフォーミクス50は、パフォーミクスによって管理されている50件のキャンペーンを対象に、毎月いくつかの指標を算出する。総合的な指標は、キーワード単価(CPK、Cost Per Keyword)だ。CPK=月間総費用(=平均クリック単価×総クリック数)/アクティブキーワード数。このCPKの推移を、平均クリック単価、総クリック数、アクティブキーワード数と比較して分析する。

ヤフーなど、インプレッション測定ガイドラインに対応

2005年8月8日、IABは会員社によるインターネット広告インプレッション測定ガイドラインの履行状況を発表した。同ガイドラインは2004年11月に発行されたもの。広告のインプレッションは、サーバーからの配信回数でなくブラウザーでの表示回数で計測すべきなどと規定している。ヤフーなどがすでに対応完了、AOLやMSNは2006年第1四半期までに対応予定。

第1回FBSカンファレンスでRSS広告社がプレゼン

2005年8月5日、フィードビジネス・シンジケーションは第1回FBSカンファレンスを開催した。RSS広告社の田中弦氏は、フィードサービスを配信レイヤー、付加価値レイヤー、受信レイヤーに整理したうえで、今後は複数レイヤーをまたぐサービスが登場してくると予想した。

米国インターネット広告費、2010年に189億ドルへ

2005年8月5日、ジュピターメディアのジュピターリサーチは2010年までのインターネット広告市場についての予測を発表した。2005年8月8日のカンファレンスで、その一部が公表された。2004年に93億ドルだったインターネット広告費は、2005年に119億ドルとなり、2010年には189億ドルにまで成長するという。それまでに、検索連動型広告費はディスプレイ広告費を上回る。2010年の検索連動型広告費は75億ドル、ディスプレイ広告費は71億ドル、ストリーミングおよびリッチメディア広告費は45億ドル、クラシファイド広告費は41億ドル。CPMベースの取引は減少して、パフォーマンスベースの取引が増加していく。バナー広告の予算は、ストリーミング広告、行動ターゲティング広告、モバイル広告に向けられていく。 ------------------------------ http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.san&s=32925 ------------------------------

NTTドコモ、迷惑メールの大幅削減に成功

2005年8月8日、NTTドコモは迷惑メールの撲滅に向けた取り込みを発表した。迷惑メールについての問い合わせは、最盛期より約92%減少させることができているという。NTTドコモの利用者のうち迷惑メールを過去3ヶ月にまったく受信していないひとは約70%で、他社の利用者よりも高い。

サイバーエージェント、明治製菓キャンペーンブログを開設

2005年8月5日、サイバーエージェントはアメーバブログにおいて明治製菓のキャンペーンブログを開設した。明治製菓の新商品について、発売前に5,000人のモニターを募集して、その感想をコメントやトラックバックで受け付ける。その仕組みに工夫が感じられる。

MSN、独自の検索連動型広告を10月に開始

2005年8月4日、マイクロソフトは独自の検索連動型広告サービス「MSNキーワーズ」について、10月から500社の広告主を招待して評価試験を行う予定があることを明らかにした。すでにフランスとシンガポールで試験が行われていることは公表されていたが、いよいよアメリカでも展開する。現在、MSNにはヤフーが検索連動型広告を提供しているが、その契約は2006年6月で満期となる。

クラリア、日本でもビヘイビアリンクを展開予定

2005年8月4日、ライブドアマーケティングは最新ネットプロモーションセミナーを実施した。ジェイ・リスティングがモバイルリスティングについて、クラリアが行動ターゲティングについてプレゼンテーションした。クラリアは2004年5月に日本法人を設立していたようだ。クラリアは行動ターゲティングの手法をサイトベースとウェブワイドに分類したうえで、クラリアが採用している後者こそ有効と主張した。クラリアがウェブワイドの行動ターゲティングを展開できるのはアドウェアを配布しているためだ。日本では200万から250万のパソコンに同社のアドウェアがインストールされているという。日本の広告在庫をさらに拡大するため、今後は日本のソフトウェアにアドウェアをバンドルすることも検討しているという。いまのところ、日本で展開できる広告ユニットはポップアップやポップアンダーあるいはスライダーといった、いわゆる侵入型のもの。したがって、ユーザビリティーを考慮すると採用は慎重にならざるをえない。しかし、それでも多数の実績を残しつつあるとして、消費者金融を中心とする日本の数十社の広告主を紹介した。クラリアが今年からアメリカで展開しているビヘイビアリンク(ページ内の通常広告枠に行動ターゲティング広告を配信するサービス)は、ヤフーやMSNなどがパートナーサイトとなり順調だという。日本でも数ヶ月かけてビヘイビアリンクの試験を行い、年内にはリリースするという。ちなみに、日本におけるクラリアの販売代理店はライブドアマーケティングのみ。

ヤフー、文脈連動型広告配信ネットワークに参入

2005年8月3日、ヤフーが中小サイトを対象に文脈連動型広告配信ネットワークを立ち上げることが明らかになった。グーグルが独占している市場に参入することになる。サービス名は、ヤフーパブリッシャーネットワーク。年内には一般に開放される予定。 ------------------------------ http://publisher.yahoo.com/ ------------------------------

アサツーディ・ケイがWOMMAに加盟

2005年8月3日、クチコミマーケティング業界団体のWOMMAは新規加盟メンバーを公表した。アサツーディ・ケイが加盟したことが明らかになった。日本からは初加盟のようだ。

ジュピターメディア、クリックZなどを売却

2005年8月2日、ジュピターメディアは国際展開している検索エンジンイベントであるサーチエンジンストラテジーズとオンラインメディアニュースのクリックZを、イギリスのインサイシブメディアに4,300万ドルで売却することになったと発表した。売却によって取得する現金は、商用イメージのジュピターイメージズ部門の強化に当てるという。

アイワンダー、ビデオ広告に新オプション

2005年7月26日、アイワンダーはビデオ広告の新しいオプションを発表した。ひとつは、アイマックスフルスクリーン。視聴者がビデオ広告内のボタンをクリックすれば、ビデオがフルスクリーンで表示される。もうひとつは、ムーバーズアンドシェイカーズ。ビデオを傾けたり揺らしたり、広告枠からはみ出させたりできる。

バーガーキング、性的暗喩が論争に

バーガーキングは、架空のロックバンドのウェブサイトに仕立てたキャンペーンサイト「CoqRoq.com」から性的暗喩を修正した。問題となったのは「GROUPIES LOVE THE COQ」というコピー。クリスピンポーターアンドボガスキーは、それが論争を呼ぶことまで計算していたのではないだろうか。

ギャップがバイラルキャンペーン

ギャップがオンラインでバイラルキャンペーンを開始した。クリスピンポーターアンドボガスキーによるもの。 ------------------------------ http://www.watchmechange.com/ ------------------------------

ウェンディーズ、バナー広告に店舗検索機能

ユニキャストからのメールより。ウェンディーズのバナー広告がユニーク。バナー広告のテキストボックスに郵便番号を入力すると、近所の店舗が紹介される。AOLゲームズを訪問して何度かリロードしたところ、同社のこれとは別のバナー広告にも遭遇した。

NTTレゾナント、地域検索連動型広告を開始

2005年7月26日から、NTTレゾナントは地域情報検索に連動したクリック課金方式によるテキスト広告を開始した。gooおよび提携パートナーサイトに配信される。広告主は広告会社に委託しなくても直接申し込めるうえ簡単に管理できる。 ------------------------------ http://ta.goo.ne.jp/area/ ------------------------------

電通とリクルート、クロスメディア対応の新会社設立

2005年7月25日、電通とリクルートはクロスメディアプロモーションに特化した新会社を2005年9月に設立し、10月に営業を開始すると発表した。新会社名はメディア・シェイカーズ。 ------------------------------ http://www.mediashakers.co.jp/ ------------------------------

バナー内ゲームのインタラクション

アウディのバナー。0.2秒でギアをシフトできることをゲームでコミュニケーション。インタラクション率は23%だったらしい。 ------------------------------ http://www.mckinney-silver.com/PR/Audi/Quickest_728x90_panel.html ------------------------------

ポイントロール、広告シークエンシングに対応

2005年7月21日、ポイントロールは広告シークエンシングに対応できるようになったと発表した。広告シークエンシングとは、複数のクリエイティブを配列して、利用者のフリークエンシーやインタラクションに応じて配信すること。時間ベースのシークエンシングと組み合わせれば、指定期間ごとに配列の最初に巻き戻すこともできる。

RSS広告は火曜日が効果的

2005年7月21日、フィードはRSSの配信状況をブログで公開した。火曜日はRSSの配信数がもっとも多くクリック率ももっとも高い。その逆は土曜日。

電通総研、インターネット広告費推移を試算

2005年7月20日、電通総研は2005年から2009年までのインターネット広告費の予測を発表した。2009年にはインターネット広告費が5,660億円になるという。その内訳は、ウェブ広告費(バナー広告、テキスト広告、リッチメディア広告、企画広告)が3,304億円、検索連動広告が1,292億円、コンテンツ連動広告が139億円、Eメール広告が150億円、モバイル広告が775億円。

行動ターゲティングは万能ではない

2005年7月20日、24/7リアルメディアは2005年第1四半期に実施した数百件の行動ターゲティングについて報告書を発行した。2004年第4四半期分に次ぐ2号目。ターゲットのセグントや広告が配信されるチャンネルによってクリック率に差異があることが紹介されている。

アイブラスター、広告管理プラットフォームを拡張

2005年7月20日、アイブラスターはリッチメディア広告以外も含むあらゆるインターネット広告に対応していくことを発表した。10月にアドビジョンという新しい広告配信サーバーをリリースする。ダブルクリックやアトラスと競合することになりそう。

大塚製薬、リアル・ネット連動プロモーションを展開

大塚製薬は2005年8月18日から9月20日まで、サイバーエージェントのアメーバブログでブログコンテストを開催する。オフラインイベントの写真を掲載したブログからのトラックバックを募集する。オフラインイベントは局地的なお祭りで終わりがちだが、その体験をブログのネットワークで広く共有させようというわけだ。賢い。 ------------------------------ http://sky-message.ameblo.jp/ ------------------------------

ヤフー、行動ターゲティングを拡張

ヤフーはヤフーインパルスの広告配信時間を3ヶ月前に変更していた。検索行動後の1時間から48時間にまで延長された。ヤフーインパルスは、利用者の検索行動に関連したバナー広告を配信するもの。インターネット利用時間が伸びたりマルチタスク化が進んだりしたため、オンラインの購買サイクルが長くなっているという。

ワシントンポスト、RSSフィード広告を開始

アドエイジによると、ワシントンポストドットコムは2005年7月14日からRSSフィードへの広告挿入を開始した。広告主はMSNBCのテレビ番組。RSSフィードを確認したところ、左右479ピクセル×天地40ピクセルのバナー広告がダブルクリックから配信されている。

CBS、ニュース映像をインターネット配信

2005年7月12日、CBSデジタルメディアとCBSニューズはCBSニューズドットコムにおいてニュースの動画配信を開始することを発表した。ケーブルテレビよりもブロードバンドに可能性を見出したわけだ。配信は同日から開始されている。

レベニューサイエンス、行動ターゲティングネットワークを開始

2005年7月14日、レベニューサイエンスは複数サイトを横断した行動ターゲティング広告のテストを開始すると発表した。これに参加する媒体社と広告主および広告会社は8月に公表される予定。インサイトエクスプレスが広告効果調査を担当。広告主に対しては9月に調査結果が報告される。

クラリアが行動分析型検索に進出

2005年7月13日、クラリアは特許出願中のレレバンシーランクを活用した検索プラットフォームの開発初期版を発表した。レレバンシーランクは行動分析型検索技術。クリック率、ページビュー、滞在時間なども加味して検索結果順位を決定する。これはアドウェアを展開するクラリアだからこそ可能な方式だ。グーグルをはじめとする検索エンジンが同じことを実現するには、コムスコアネットワークスなどからデータを提供してもらうしかないだろう。 ------------------------------ http://www.claria.com/companyinfo/press/releases/pr050713.html ------------------------------

クチコミマーケティングに規範

2005年7月11日、クチコミマーケティングの業界団体であるWOMMAは、クチコミマーケティングについての規範をはじめて公布した。これによって、クチコミマーケティングの企画から実施および効果測定について、それらの担当者が共通の言語で作業できるようになる。専門用語の解説は無料でダウンロードできる。同日に発表したクチコミの効果測定についての報告書は有料。

インターネットが購買意思決定に影響

2005年7月11日、ダブルクリックは2004年12月に実施した第3回目のタッチポイント調査結果を発表した。ブランド認知、情報収集、購入決定の各ステージにおいて、インターネットが有効であることが確認された。報告書は公開されていないが請求できる。

マクドナルド、ソニーとタイアップ

2005年7月5日から25日まで、マクドナルドはソニーのPSPなどが当たるキャンペーンを展開。キャンペーンサイトは、バーガーキングのシスセンスへの対抗を意識した作り。 ------------------------------ http://mcdonalds3.promotions.com/psp/front.do ------------------------------

検索結果のゴールデントライアングル

エンクイロとディドイットコムとアイツールズは、検索結果ページを閲覧する視線を追跡する調査を実施したと発表していたが、その報告書が6月に発売された。検索結果ページにおける表示順位と注目度の関係などが紹介されている。 ------------------------------ http://www.enquiro.com/eyetrackingreport.asp ------------------------------

ヤフー、クラシファイドと提携

2005年7月6日、ヤフーとクラシファイドは提携を発表した。クラシファイドはオプトの子会社。今年度にリニューアルが予定されているヤフー不動産内のクラシファイド広告を販売する。

日本電気、テレビとインターネットの連動キャンペーン

日本電気は2005年6月24日に新しい携帯電話を発売、同日に「Nを追え」キャンペーンを開始した。テレビ広告では、インターネットで「Nを追え」と検索するように案内があり、キャンペーンサイトのURLも表示される。検索エンジンで「Nを追え」と検索するとリスティング広告が表示される。キャンペーンサイトで24時間走り続けるイ・ビョンホンを追いかけると、プレゼントに応募できる。

フィードビジネスの業界団体発足

2005年7月4日、サイボウズ、RSS広告社、ブログエンジン、サン・マイクロシステムズ、テクノラティジャパン、ルートコミュニケーションズ、グルコースの7社は、XMLフィードのビジネス活用の促進を目的として、フィードビジネス・シンジケーションを発足させた。広告メディアとしての活用も視野に入れている。

サイバーウィング、映像広告配信を強化

2005年6月29日、サイバーウィングはエキスパンドバナーにビデオを組み込んだ広告の配信サービスを7月1日から開始すると発表した。名称は「ビデオ・エキスパンド・バナー」。バナーとビデオはそれぞれ別のフラッシュ。プレスリリースで紹介されているサンプルを視聴してみたところ、ビデオのファイルがキャッシュに残ってしまったが、あくまでサンプルだからか。

マイクロソフト、クラリアを買収か

ニューヨークタイムズより。マイクロソフトはクラリア(旧称ゲイター)に買収を持ちかけているという。グーグルに対抗するため、クラリアのパーソナライズド広告技術を取得したいようだ。これにはマイクロソフトにも賛成派と反対派がいるらしい。反対派は、クラリアの広告手法に反発している消費者が少なくないことを懸念している。そのクラリアをマイクロソフトが買収すれば、「あのマイクロソフトが消費者の行動を追跡して利益を生み出そうしている」と批判されかねない。賛成派は、マイクロソフトなら拡大が予測されるパーソナライズド広告市場において、プライバシー保護などのルールづくりに貢献できるとしている。ちなみにニューヨークタイムズは、過去にクラリアの広告手法を告訴したことがある。

米国インターネット広告費、前年比15%増へ

ユニバーサルマッキャンのロバートコーエン氏が、広告市場についての恒例の報告書を発表したらしい。同社のウェブサイトではまだ公開されていない。2005年第1四半期のインターネット広告費は前年同期比8%増。前年同期比28%増だった2004年第1四半期と比較すると、市場の伸びは鈍化している。2005年のインターネット広告費は、前年比15%増の78億ドルと予測されている。

グーグルのパーソナライズ検索と広告

2005年6月28日、グーグルはパーソナライズ検索の新バージョンを公開した。過去の検索とクリックの履歴を分析して、利用者ごとに適切な検索結果を表示する。例えば「bass」と検索されたとき、それが魚のバスのことなのか音楽のベースのことなのか、利用者の意図をくみとって検索結果を表示する。グーグルによると、この技術は検索連動型広告のパーソナライズにはまだ適用されていない。いずれ適用されるかもしれない。

総務省、平成17年版情報通信白書を公表

2005年6月28日、総務省は「平成17年版情報通信白書」をオンラインで公開した。出版物としても翌29日から発売された。2004年末におけるインターネット利用人口は7,948万人、人口普及率は62.3%。インターネット利用者は睡眠時間やテレビ視聴時間が減少している。

アイオイクス、スプリットランテストサービスを開始

2005年6月29日、アイオイクスはスプリットランテストツールの提供を開始したと発表した。名称はスプリットランナー。複数のランディングページからひとつの入稿用URLを生成、パフォーマンスに応じてランディングページの比率を変更する。このサービスは2005年4月のサーチエンジンストラテジーズでも紹介されていたが、そのときは準備不足の印象を受けた。

CCI、フラッシュCMモジュールを開発

2005年6月29日、サイバー・コミュニケーションズはフラッシュビデオの広告配信用モジュールを開発したと発表した。フラッシュコミュニケーションサーバーはJストリームを採用。

180ソリューションズ、アドウェアを再告知

検索連動型アドウェアの180ソリューションズは、2005年6月27日からアドウェアの再告知を展開している。同社のアドウェアがインストールされている2,000万人に対して、アドウェアがインストールされていること、無料コンテントが提供される代わりに1日に数回のポップアップ広告が表示されること、アンインストールできることを案内している。これによって広告配信先のリーチは低下するだろう。それでも消費者および広告主から正当なマーケティング会社として評価されたいわけだ。イメージ浄化だ。

ダブルクリック、サイトカタリストの販売開始

2005年6月27日、日本のダブルクリックはオムニチュア「サイトカタリスト」の販売を開始したことを発表した。そもそもアメリカのダブルクリックは、類似するサービスとして「サイトアドバンス」を保有しており、その日本語化にも着手していた。しかし、アメリカのダブルクリックは競争力に欠けると判断して、顧客をサイトカタリストに引き継いでいた。

国内大手新聞社、ダイナミックロジックで広告効果測定

2005年6月27日、国内の大手新聞社のウェブサイトにおいて、ダイナミックロジックによる広告効果調査が実施されていることを確認した。調査に影響を与えるといけないので、新聞社名と広告主は伏せておく。日本でダイナミックロジックが調査を実施できるようになったことは、これまで明らかになっていなかった。調査票ページへの誘導は、ポップアップでなく、ページ内のバナーとフローティングによって行われていた。

ゲーム内広告市場、2009年に5.6億ドルに

ヤンキーグループによる2005年5月の予測によると、ゲーム内広告の市場規模は2009年に5.6億ドルに到達するという。現在はゲーム内広告よりもアドバゲームのほうが大きな市場だが、2006年に逆転するらしい。

カンヌ国際広告祭、サイバー部門グランプリが決定

2005年6月22日、カンヌ国際広告祭のサイバー部門の授賞式が開催された。サイバー部門には43カ国から1,897の応募があった。クリスピンポーターアンドボガスキーがメソッドのウェブサイトで、DDBブラジルがヘンケルのウェブサイトでグランプリを受賞した。日本からは、電通が東芝FMフェスティバルでゴールドライオン、電通がワンショウと公共広告機構でシルバーライオン、博報堂アイ・スタジオがボーダフォンでブロンズライオンを受賞した。もっとも健闘したのはブラジル勢で、合計25作品が受賞した。審査員によると、今年はビデオを利用したものが目立ったという。ビデオを利用するだけでなく、それによっていかにフレッシュでエモーショナルなブランド体験をさせるかがカギのようだ。ビデオの活用がカギになるということは、そのノウハウがあるオフラインエージェンシーにもチャンスがあるということ。オンラインエージェンシーとオフラインエージェンシーが同じ土俵で競い合うことは、この分野をさらに進化させるために意味のあることだ。 ------------------------------ Cyber Lions Grand Prix Method "Come Clean" (Crispin Porter + Bogusky) http://www.comeclean.com/ Henkel "Reality Advertising" (DDB Brasil) http://infectous.plugin.com.br/reality/ ------------------------------ Winners from Japan Toshiba FM Festival 2004 (Dentsu) http://tfm.p.tha.jp/ One Show 2004 (Dentsu) http://www.interactive-salaryman.com/pieces/oneshow2004_e/ AC (Dentsu) http://www.interactive-salaryman.com/pieces/driver_e/ Vodafone (Hakuhodo i Studio) http://award.i-studio.co.jp/2004_vodafone...

ペイパーコール広告市場、2009年に14億ドルに

ケルシーグループが2005年6月17日に発行した報告書より。ペイパーコール広告の市場規模は、2009年には14億ドルから40億ドルほどに拡大するという。ペイパーコール広告の草分けはインジニオ。2004年9月にはミヴァ(旧称ファインドホワット)と、2005年1月にはアメリカオンラインと提携して、その配信ネットワークを拡張している。

ジュピターリサーチ、クッキー削除者の属性を明らかに

2005年6月21日、ジュピターリサーチはクッキー削除者の属性についての報告書を発行した。2005年3月に2,337人の成人に調査したもの。インターネット利用歴が長いひとや世帯収入の多いひとに、クッキーを削除しているひとが多い。ソフトウェアを使用して削除しているひとよりもマニュアルで削除しているひとのほうが多い。

若年層のテレビ視聴が減少

2005年6月21日にEIAAが発表した。ヨーロッパの15才から24才の46%はインターネットの利用によってテレビの視聴が減少しているという。総メディア接触時間に占める各メディアの割合は、テレビ31%、ラジオ27%、インターネット24%、新聞10%、雑誌8%。EIAAが2004年10月に実施した調査結果を、年齢層を絞り込んで再集計したもののようだ。

ジャストシステム、ミクシィで販促

2005年6月21日から8月31日まで、ジャストシステムはソーシャルネットワーキングサービスのミクシィにおいて日本語入力システムの販促キャンペーンを展開。ミクシィのコミュニティーで製品の販促キャンペーンが行われるのは初めてらしい。

GMOアフィリエイト、RSSコンテンツ連動型広告配信を開始

2005年6月20日、GMOアフィリエイトはRSS検索技術を利用したコンテンツ連動型広告配信サービスを開始した。名称は「Feed Me!」。プレスリリースの説明がわかりにくいが、RSSの内容に適合した広告を配信するものと推測される。なお、GMOインターネットは同日からその技術を応用したサービスを開始したが、サーバーへの負荷増大のため停止。

CNN、無料ビデオを開始

2005年6月20日、CNNドットコムは動画コンテンツの無料配信を開始した。広告の仕様はIABのガイドラインに準拠している。 ------------------------------ http://us.cnn.com/services/advertise/video_streaming.html ------------------------------

アクシブドットコム、購買履歴ターゲティングメールを開始

2005年6月17日、アクシブドットコムは購買履歴ターゲティングメールを開始すると発表した。同社が運営する価格比較サイトを経由して商品を購入したひとにメールを送信できる。購入日、購入金額、購入回数でターゲティングできる。テキストメールなら1通40円、HTMLメールなら1通50円。

5人にひとりは新聞よりネット

2005年6月16日にネットレイティングスが発表した。新聞を閲読しているインターネット利用者の21%は、その新聞よりもその新聞のオンライン版でニュースを収集している。

コーセーコスメポート、ショートムービーで販促効果

コーセーコスメポートは、サロンスタイルシリーズのブランディングおよび販売促進のために、ショートムービー「髪からはじまる物語」を2005年2月1日から5月31日まで展開。行定勲監督、柴咲コウ主演。商品を購入しないと視聴できなかった。同期間中に2万1,000ストリームを記録、5月度の商品の売上は前年比160%となった。7月にはDVDとして発売予定。 ------------------------------ 「髪からはじまる物語」DVD予約受付中!(国内配送料無料) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009V1GKS/netadreportco-22/ref=nosim ------------------------------

米国三菱自動車、ヤフートップでインタラクティブ広告

2005年6月15日、アメリカのヤフーのフロントページで三菱自動車エクリプスのフローティング広告が掲載された。キーボードの操作によって、フロントページ上でエクリプスを縦横に走らせられる。リンク先のマイクロサイトにおけるゲームは、良く言えば難易度が低めで誰でも簡単に楽しめる。が、悪く言えばやや期待はずれ。 ------------------------------ http://www.mitsubishicars.com/06eclipse/ ------------------------------

マクロメディア、電通テックとフラッシュCM運用アプリを開発

2005年6月13日、マクロメディアは電通テックと技術提携して開発しているブロードバンド映像広告技術体系フラッシュCMの関連技術として、制作管理データを運用管理するためのアプリケーションを開発したと発表した。アプリケーションの名前はフラッシュCMコンバーター。FLVファイルの内部に広告規格や制作管理データをメタデータとして埋め込める。

ガネットがポイントロールを買収

2005年6月10日、USAトゥデイをはじめとする新聞や放送局を傘下に持つガネットは、ポイントロールを買収したと発表した。伝統的メディア企業がさらなる成長をとげるために、インターネットは欠かせないのだろう。ダウジョーンズによるマーケットウォッチの買収や、ニューヨークタイムズによるアバウトドットコムの買収が思い出される。

ヨーロッパのMSNが広告案内ページを統一

2005年6月13日、マイクロソフトはヨーロッパのMSNの広告案内ページの機能とデザインを統一させた。 ------------------------------ Europe: http://europe.advertising.msn.com/ United Kingdom: http://advertising.msn.co.uk/ France: http://advertising.msn.fr/ Spain: http://advertising.msn.es/ Italy: http://advertising.msn.it/ Netherlands: http://advertising.msn.nl/ Belgium (Dutch): http://advertising.msn.be/ Belgium (French): http://advertising.fr.msn.be/ Denmark: http://advertising.msn.dk/ Norway: http://advertising.msn.no/ Sweden: http://advertising.msn.se/ ------------------------------

米国三菱自動車、オンラインゲームでプロモーション

アメリカの三菱自動車は、2005年6月15日からエクリプスの販促のためにオンラインゲームを展開する。「スリルライドチャレンジ」と名付けられたレーシングゲームで、ベストタイムを記録したひとはプレゼントを獲得できる。6月15日にはヤフーのトップページでアイブラスターを利用したリッチメディア広告が出稿される。

サードパーティークッキー拒否率が上昇

2005年5月23日、ウェブトレンズはサードパーティーのクッキーの拒否率が深刻になっていると発表した。2004年1月に2.8%だった拒否率は、2005年4月に12.4%にまで上昇。小売業のウェブサイトでは16.9%が拒否されている。同社は、クッキーの拒否はクッキーの削除とともに無視できない問題としたうえで、ファーストパーティーのクッキーの採用を推奨している。

日本のブロードバンド人口は3,224万人

2005年6月15日、インプレスは「インターネット白書2005」を発売する。それによると、2005年2月末のインターネット利用者は7,007万2,000人。インターネットの世帯普及率(携帯電話やPHSを除く)は55.4%。ブロードバンド利用世帯はインターネット利用世帯の65.4%、総世帯の36.2%。家庭からのブロードバンド利用者は3,224万4,000人、ナローバンド利用者は1,582万5,000人。

インターネット広告のターゲットリーチ測定手法

ウェブサイトのオーディエンスの属性は、コムスコアネットワークスやネットレイティングスが提供するデータで把握できる。しかし、インターネット広告を出稿したあとで、リーチしたオーディエンスのデモグラフィックスの構成、ターゲットごとのリーチやフリークエンシーを把握することは困難だ。ダブルクリックはそれを明らかにする3つの方法についてパイロットテストを実施して、2005年6月6日に報告書を発表した。その3つの方法とは、コムスコアネットワークス、ニールセンネットレイティングス、インタラクティブマーケットシステムズによるもの。広告会社のメディアベスト、エムワン、ユニバーサルマッキャンが協力した。そもそもなぜインターネット広告のターゲット属性は把握できないのか。それは、ブラウサーが広告配信サーバーにデモグラフィックス情報を伝えないからだ。また、クッキーは削除されることもあるし、同じひとでも複数のパソコンから利用すると重複してカウントしてしまう。オーディエンスパネルは、職場パネルに偏りがあったり、特定キャンペーンをターゲットごとに分析するには代表性が不十分だったりする。また(これは英語圏のアメリカならではの問題であって日本では無視してもよいが)、トラフィックの4分の1以上が外国からということもあるらしい。 ------------------------------ 1. コムスコアネットワークス「広告イメージキャプチャー」 すべての広告クリエイティブを事前にコムスコアに提供。コムスコアは150万人のパネルのブラウザーに表示された広告のうち、イメージマッチング技術で適合する広告のみを解析。 ------------------------------ 2. ニールセンネットレイティングス「パネルクッキーマッチング」 クッキーを利用。ニールセンネットレイティングスの10万人以上のパネルとひも付けられるようにトラッキング用ピクセルを設定。 ------------------------------ 3. インタラクティブマーケットシステムズ「個人的確率モデリング」 広告配信サーバーのレポートとネットレイティングスのパネルデータを関連付け。出稿期間や出稿量を考慮してモデリング。 ------------------------------ いずれの方法も、まとまった出稿量がないとターゲッ...

広告はウェブサイトへのロイヤルティを向上させる

2005年6月1日、OPAはノースウエスタン大学メディアマネジメントセンターと実施した調査結果を発表した。2,215名に対する定量調査と65名に対する定性調査から、ウェブサイトへのロイヤルティを促進する経験価値を明らかにした。それによると、消費者に親和性の高い広告が掲載されていることは、そのウェブサイトのロイヤルティを促進する要因になるという。もっともロイヤルティのカギとなる経験は、"Entertains, absorbs me"(もてなして楽しませ夢中にさせる)だった。詳細は、OPAが8都市で開催するイベントで紹介される。 ------------------------------ http://www.online-publishers.org/?pg=press&dt=060105 ------------------------------

クッキー削除の問題点とは

クッキーの削除がメディアバイヤーにとって何を意味するのか、わかりやすく紹介されている。クッキーの機能を次の4つに整理して、クッキーの削除はこれらを阻害すると説明している。 ------------------------------ 1. ウェブサイトやキャンペーンのトラフィックを測定する 2. 広告露出後の行動を追跡してその効果を測定する 3. オーディエンスの行動パターンを識別して広告のターゲティングを支援する 4. 広告のフリークエンシーを制御する ------------------------------

バーストメディア、クッキーについて消費者に調査

2005年6月2日、バーストメディアはクッキーについての独自調査の結果を発表した。1万人を超える14才以上のインターネット利用者が対象。クッキーを「聞いたことがない」というひとは30.4%。クッキーを知っているひとにさまざまな質問をしたところ、その理解不足が浮き彫りになった。「クッキーは削除すべきもの」という意見に対しては、26.5%が肯定、27.3%が否定、47.7%は判断できなかった。48.1%はクッキーを削除した経験があり、38.4%は月に1回以上削除している。クッキーの削除経験やその頻度が高いのは、性別では女性より男性、年齢別では25才から54才。クッキーを削除する理由としては、「リクエストしていないものは何であれ削除する」が44.9%、「ウェブサーフィンをモニターされたくない」が44.6%、「パソコンが遅くなる」が40.9%、「個人情報が漏れそう」が34.6%、「アンチスパイウェアソフトに削除をすすめられた」が31.6%、「特に理由はないが望まない」が27.3%、「そのウェブサイトにいることを知らせたくない」が22.1%、「パソコンに害を与えそう」が16.4%。

JPドメイン名が70万件を突破

2005年6月1日、日本レジストリサービスはJPドメイン名の累計登録数が70万件を突破したと発表した。国別ドメイン名としては、アジアで1位、世界で7位の登録数。

アイメディアサミットのプレゼン資料公開

アイメディアコミュニケージョンズが5月22日から25日にかけて開催したエージェンシーサミットのプレゼンテーションファイルが公開された。もっともインプレッシブだったのは、アトラスによる適切なフリークエンシーの分析方法だ。

CNET、クリエイティブ調査報告書を公開

CNETネットワークスは2005年4月25日、前年12月に実施したクリエイティブ調査結果の概要を発表していたが、このたび詳細な報告書が公開された。インターネット広告の効果を向上させるための6つの原則は次のとおり。 ------------------------------ 1. ビジュアルはポップに 2. 漫画は避ける 3. ベネフィットを明らかに 4. 性的なアプローチを 5. 注目させる焦点を用意 6. シンプルに ------------------------------

オムニチュアが日本上陸

ウェブサイト分析のオムニチュアが2005年7月に日本法人を設立するようだ。4月25日にはソフトバンク・テクノロジーがオムニチュアの販売代理店契約を締結したことを発表していた。ちなみに5月19日、ネットレイティングスはオムニチュアを特許侵害で告訴したと発表している。それだけ競争が激しい市場だ。

日産、楽天でブログムービー

日産は楽天とともに、ブログムービー「one more day」を2005年6月27日から公開する。ブログとムービーがリアルタイムで展開するという。吉岡美穂主演、全4話。

ADCアワードのインタラクティブ部門で日本勢が銀賞

2005年6月2日、アートディレクターズクラブアニュアルアワードの授賞式がニューヨークで行われる。インタラクティブ部門では、日本から電通「電通デザインタンク」とワイデンアンドケネディ「W+K東京LAB」が銀賞を獲得している。 ------------------------------ Dentsu Inc., Japan, "Dentsu Design Tank" (Self-Promotion) http://www.dentsu.co.jp/designtank/ ------------------------------ Wieden + Kennedy, Tokyo, Japan, "W+K Tokyo Lab" (Self-Promotion) http://www.wktokyolab.com/ ------------------------------

インターネット広告がブランド指標を牽引

2005年5月26日、カナダのIABはクロスメディア調査シリーズであるCMOSTの最新調査結果を発表した。今回はユニリーバ(ダブ)の女性向けスキンケアの新商品ラインについて。テレビ広告と雑誌広告の組み合わせにインターネット広告や屋外広告を加えることで、広告認知率は上昇した。テレビ広告と雑誌広告とインターネット広告を組み合わせることにより、テレビ広告だけよりもブランドの理解を促進できた。インターネット広告の購入意向喚起力はテレビ広告を上回っていたが、購入意向を最大化させるにはテレビ広告と雑誌広告とインターネット広告を組み合わせることが効果的だった。テレビ広告は35才から49才へのリーチが優れていたが、インターネット広告は18才から34才へのそれが優れていた。シミュレーションによると、テレビ広告と屋外広告の予算を減らして雑誌広告とインターネット広告の予算を増やせば、ブランド認知率をより効率的に上昇させられた。総予算の40%をインターネット広告に集中させれば、ブランド認知率は最大になっていた。

トランスコスモス、RSSフィード広告市場に参入

2005年5月25日、トランスコスモスはフィード広告を手がけるフィードに出資、日本での独占使用権を取得して、子会社のAD2を通じてRSS広告配信事業に参入することを発表した。フィードからAD2への資本参加も受け入れるという。2005年7月にサービスを開始する予定。初年度の広告売上を1億円と見込んでいる。

バーガーキングが新バイラルキャンペーン

サブサービエントチキンが話題となったバーガーキングが、再びバイラルサイトを立ち上げた。その名はシスセンス(The Sith Sense)。シスとはスターウォーズのシスだ。オーディエンスが頭の中で思い浮かべたものを、ダースベイダーが20個の質問で的中させる。 ------------------------------ http://www.sithsense.com/ ------------------------------

第3回Webクリエーション・アウォード募集開始

Web広告研究会は2005年5月24日から第3回Webクリエーション・アウォードの推奨募集を開始した。6月8日より推薦された候補者に対する一般からの応援コメントの受付を行い、7月1日よりWeb広告研究会の会員による投票を実施する。贈賞式は9月8日の予定。

ビューポイント、オンラインビデオ広告の効果を解明

2005年5月23日、ビューポイントはビデオ広告の効果測定調査結果を発表した。ダイナミックロジックに委託して、8週間で3,800人以上の消費者を対象に調査した。トランジショナル型、プリロール型、インページ型といったビデオ広告のフォーマットごとに、ブランド認知、メッセージ連想、ブランド好意、購入意向へのインパクトを測定した。それによると、トランジショナル型はその他のフォーマットよりも購入意向を喚起する効果があった。プリロール型はブランド認知やメッセージ連想の獲得に対して他フォーマットを上回る効果があった。インページ型は他フォーマットほどではないもののメッセージ連想やブランド好意を促進した。

三洋電機、アメーバブログでプロモーション

サイバーエージェントはアメーバブログを利用して、三洋電機の新型エアコンをプロモーションする。2005年5月23日から6月19日まで。アメーバブログに開設された三洋電機のブログからテーマが投げかけられ、消費者はそれにトラックバックで回答する。賞金総額120万円。

GMOが東証1部に

2005年6月1日から。同日に社名をグローバルメディアオンラインからGMOインターネットに変更する。

IAB、ビデオ広告のガイドライン案を作成

2005年5月16日、IABはストリーミングビデオに挿入する動画広告のガイドライン案を公表した。まず、ストリーミングビデオに挿入する動画広告の名称を「ブロードバンドビデオコマーシャル(Broadband Video Commercial)」と統一した。広告の挿入位置により、プリロール(コンテンツの前)、ミッドロール(コンテンツの途中)、ポストロール(コンテンツの後)に分類。左右300×天地225ピクセルが最小サイズ。200Kbps以上のビットレートでエンコード。プリロールとミッドロールは15秒または30秒だが、ポストロールはその後にコンテンツがないため何秒でもよい。フリークエンシーキャップは不要。再生と停止および音量のコントロールは必要だが、広告は早送りできないように。これから2ヶ月間に渡って意見を収集した後に、正式なガイドラインとして発行される。

ブログ・SNSの現状分析と将来予測

2005年5月17日、総務省はブログとSNSの現状分析および将来予測を公表した。それによると、2005年3月末におけるブログ利用者は、延べ約335万人。複数サービスへの重複登録を省けば、約165万人。ブログ広告市場は2004年度は3.3億円だったが、2006年度には70.2億円にまで拡大すると予測。

ブロードバンド生活がもたらすメディアメッシング

ヤフーは2005年4月19日に実施したカンファレンスのウェブキャストを公開した。ブロードバンドによる消費者の変化がテーマ。定性・定量調査結果の資料もダウンロードできる。メディア接触行動の変化を「メディアメッシング」と表現していた。その定義は次のとおり。 ------------------------------ Media Meshing is when consumers begin an experience in one medium, then shift to another—and maybe even a third—to complement information, perspective and emotional fulfillment. ------------------------------ 消費者がメディアメッシュする目的は、「Gain Perspective」「Personalize」「Get Involved」に分解できるという。広告コミュニケーションにおいて複数のメディアを組み合わせるときは、その目的をこの3つの側面で整理できそうだ。

ワンショウインタラクティブ、大賞はバーガーキング

2005年5月11日、ワンショウインタラクティブの授賞式があった。バーガーキングの「サブサービエントチキン」がベストオブショーを獲得した。日本からは、バナー広告部門においてTYOインタラクティブデザインによるWWFのバナーが受賞した。ちなみにワンショウのベストオプショーは、国際アンディー賞でも大賞だったホンダが獲得した。

グーグル、携帯SNSを買収

2005年5月11日、グーグルは携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービスを提供しているドッジボールドットコムを買収した。携帯電話に対して、地域をセグメントした広告を配信できる。

セーフカウント、活動開始

消費者と広告主の両方の利益となる計測手法を推進する目的で立ち上がったセーフカウントが、いくつかのタスクフォースを準備して活動を開始しようとしている。日本から参加しているのは、まだこのインターネット広告のひみつだけのようだ。趣旨に賛同する方の参加を受け付けている。

ロンドンでオンラインマーケティングショー

2005年6月8日から9日にかけて、ロンドンでオンラインマーケティングショーというイベントが開催される。主催はセントーアコミュニケーションズのニューメディアエイジとマーケティングウィーク。IABが協力している。プラチナスポンサーはグーグル。登録は無料。

クラリア、行動分析によるコンテントパーソナライズ

2005年5月11日、クラリアは行動分析によるウェブページのパーソナライズを商品化したと発表した。サービス名称はパーソナルウェブ。クラリアのアドウェアがオーディエンスのウェブサイト訪問行動からそのオーディエンスのプロフィールを分析する。そのオーディエンスがパーソナルウェブを採用したウェブページを訪問すると、そのひとにふさわしいウェブページが表示される。

バナー広告接触が検索行動に影響

バナー広告の接触が検索行動に影響を与えることをヤフーが突き止めた。200万人のオーディエンスを3週間に渡って追跡して解明した。そのうち半数はハリスダイレクトのディスプレイ広告(ヤフーメール・ヤフーファイナンス・マイヤフーに掲載掲載されたレクタングルとスカイスクレイパー)に接触したひと(テストグループ)で、残りはそれらに接触していないひと(コントロールグループ)。テストグループがハリスダイレクトに関連するキーワードを検索する割合は、コントロールグループのそれを61%上回っていた。また、テストグループがそれらのキーワードの検索連動型広告をクリックする割合は、コントロールグループのそれを249%上回っていた。テストグループが検索結果または検索連動型広告からハリスダイレクトを訪問する割合も、コントロールグループのそれを139%上回っていた。ヤフーが詳細な報告書を公開することを期待する。 ------------------------------ http://www.clickz.com/news/article.php/3503396 ------------------------------

フォーブス、高級自動車サイトを開設

2005年5月3日、フォーブスドットコムは高級自動車サイト「フォーブスオートドットコム」を立ち上げた。ドメイン名は「forbesautos.com」。12月には月間100万人のユニークユーザーを獲得する予定。動画広告なども取り扱っていくという。

Call for Marketers - Landmark XMO$ Studies

The Cross Media Optimization Study (XMO$) simultaneously measures online and offline advertising in the same campaign to determine the optimal mix and weight of each medium. This landmark research, recognized for international research excellence by the European Society for Opinion and Marketing Research (ESOMAR) provides actionable results on how marketers can increase their branding and sales impact. Recently, the ANA (Association of National Advertisers), ARF (Advertising Research Foundation) and IAB (Interactive Advertising Bureau) came together to offer a select group of marketers the unique opportunity to participate in a NEW sales and branding XMO$ study. Participating marketers will gain the benefit of industry leading marketing analysis and media mix modeling. Find out what works and what doesn't! There are currently a few spots open for marketers involved in Financial Services, Pharmaceutical, as well as those marketers who are targeting the Hispanic Market. To participat...

フォレスターリサーチ、米国インターネット広告費を予測

2005年5月2日、フォレスターリサーチは2010年までのアメリカのインターネット広告費の推移を予測した。それによると、2005年のインターネット広告費は前年を23%上回る147億ドル。2010年には26億ドルとなって、総広告費の8%を占めるようになる。検索連動型広告は、2005年に57億ドル、2010年に116億ドルになる。バナー広告などのディスプレイ広告は、2005年に49億ドル、2010年に81億ドルとなる。クラシファイズは、2005年に27億ドル、2010年に47億ドルになる。 ------------------------------ http://www.forrester.com/ER/Press/Release/0,1769,1003,00.html ------------------------------

雑誌連載をネット公開、テレビドラマで結末

日本コカ・コーラの「爽健美茶 Beautiful Story」は、小説「あしたまでの距離」をヤフー、講談社「FRaU」、文藝春秋「CREA」で展開しているが、物語の結末はテレビドラマとして放送されるという。ドラマのタイトルは「27歳の夏休み」、TBSで2005年6月30日放送予定。

国際アンディー賞、バーガーキングなどが受賞

2005年4月28日、国際アンディー賞の受賞広告が発表された。大賞にあたるグランディー賞は、ホンダが受賞した。インタラクティブ部門では、世界的に話題となったバーガーキングの「サブサービエントチキン」や、このブログでも取り上げたことのあるコンバースの「コンバースギャラリー」、ミニクーパーの「ジャンプゲーム」、アシックスの「アシックスマラソン」などが受賞した。

ファーストクリック、文脈連動型テキスト広告に参入

2005年5月2日、ファーストクリックは文脈連動型テキスト広告への参入を発表した。グーグルのアドセンスのようなものだ。ファーストクリックのパブリッシャーネットワークは十分なリーチが期待できる。しかし、文脈を判断するアルゴリズムが適切かについては、これから広告主に評価されることになる。

イーマーケッター、米国インターネット広告費予測を上方修正

2005年5月2日、イーマーケッターはアメリカのインターネット広告費の予測を上方修正した。2005年は前年比33.7%増の129億ドルとなる見通し。そのうち検索連動型広告は54億ドルとなる。インターネット広告費は2008年には200億ドルを上回って、2009年には223億ドルとなるとも予測。

爽健美茶、雑誌とインターネットを連動

日本コカ・コーラは「爽健美茶 Beautiful Story」を、ヤフー、講談社「FRaU」、文藝春秋「CREA」で展開している。この企画のために書き下ろした小説「あしたまでの距離」は、ふたりが主人公の物語。それぞれ別々の視点で、一方は「FRaU」、もう一方は「CREA」に掲載。ヤフーではその両方を掲載しているほか、インターネットならではの奥行きのある展開も。

米国インターネット広告費、過去最高の96億ドル

2005年4月28日、IABは2004年のインターネット広告費を確定値として発表した。前年を33%上回り、過去最高の96億ドルとなった。2004年第4四半期は四半期ベースでの最高を記録した。広告フォーマット別では、検索広告の割合が40%にまで上昇した。広告主別では、消費者向けとカテゴライズされた小売、自動車、レジャー、エンターテインメント、パッケージ商品の割合が、49%にまで拡大した。

ヤフー、1,000万インプレッションを提供するコンテストを実施

キャンペーン名は「Yahoo! Think Big Contest」。キャンペーンキャラクターにリチャードブランソンを起用。1,000万インプレッションを獲得して実現したいビッグなアイデアを応募する。ただし応募資格に制限がある。募集期間は2005年4月28日から5月20日。

グーグル、RSS広告の実験を開始

グーグルがRSSフィード広告の実験を行っている。CNETの記事によると「LONGHORN BLOGS」(www.longhornblog.com)がこの実験に参加している。早速そのブログのRSSフィードをRSSリーダーで読み込んだところ、確かにグーグルから広告が配信されている。このほかにも、「engadget」(www.engadget.com)や「The Unofficial Yahoo! Weblog」(yahoo.weblogsinc.com)などでも確認されている。

アトラス、統合型リッチメディアプラットフォームを開発

2005年4月25日、アクウォンティブは統合型リッチメディアプラットフォームとして、アトラスリッチメディアを発表した。2004年4月に買収したアドフォーエバーのトップレイヤー技術を、アトラスのキャンペーンプラットフォームに統合した。エクスパンド広告、フローティング広告、ストリーミング広告ばかりでなく、通常のバナー広告もひとつのプラットフォームで管理できる。

グーグル、サイトターゲット広告でCPMを採用

2005年4月25日、グーグルはアドセンスに「サイトターゲティング」という新機能を追加した。広告主が広告掲載サイトを選定できるもの。サイトターゲティングを行うときは、指定サイトで1,000インプレッションごとに支払う料金の上限を入札する。テキスト広告だけでなくバナー広告も掲載できる。バナー広告のCPMによる取引は、既存のバナー広告ネットワークと競合する。日本でも数週間以内に開始される。 ------------------------------ http://services.google.com/ads_inquiry/sitetarget?hl=en_US ------------------------------

CNET、インターネット広告のクリエイティブを研究

2005年4月25日、CNETネットワークスはイグナイテッドマインズとともに、インターネット広告の効果的なクリエイティブを研究するための調査を実施したと発表した。調査会社は、雑誌広告の効果測定で定評のあるNOPワールドグループのスターチコミュニケーションズ。CNETのゲームスポットにおいて、100個のゲームの広告(サイズは5種類)、CNETにおいて33個の電気製品の広告(サイズは3種類)を調査した。回答者は約8,600人。詳細な調査報告書は請求中だが、次の3点に要約できるという。 1. インターネット広告はダイレクトレスポンスの効果ばかりが注目されてきたが、理性だけでなく感情にも働きかける。感情に訴える要素が欠けたクリエイティブは、ブランドをコミュニケーションする機会を逃していることになる。 2. 広告ユニットごとに機能は異なっている。大きさや形を活かしたクリエイティブを制作すべき。ひとつの広告ユニットをすべてに適用しようとしたり、複数の広告ユニットを単純なリサイズによって用意すべきでない。 3. シンプルでわかりやすいビジュアルや、ビジュアルからコピーやロゴへと自然に目に入れる動きが効果的。

ネットエイジ、RSS広告社を設立

2005年4月25日、ネットエイジはRSS広告社を設立したことを発表した。RSS広告をビジネスにしていくという意気込みが感じられる会社名だ。2005年5月末にサービス開始予定。

GMO、バリューコマースとGMOアフィリエイトを設立

2005年4月25日、グローバルメディアオンラインはバリューコマースとともに新会社「GMOアフィリエイト株式会社」を設立したことを発表した。グローバルメディアオンラインの「ヤプログ!」「JUGEM」といったブログサービスに、アフィリエイトのオプションを提供していくとみられる。

コムスコア、キャンペーン評価を商品化

2005年4月20日、コムスコアネットワークスはオンラインキャンペーンの効果測定を商品化した。広告だけでなくマイクロサイトやストリーミングビデオの露出についても同じ基準で測定するほか、キャンペーンの前後の行動の変化も分析する。

クッキーを削除できる利用者は35%

2005年4月21日、インサイトエクスプレスはアメリカのインターネット利用者800人に対する調査結果を発表した。月に一度はクッキーを削除するというひとが56%いるものの、クッキーを完全に削除できるひとは35%に過ぎなかった。

ヤフー、広告売上が74.8%増の389億円に

2005年4月20日、ヤフーは2004年度の通期の連結決算を発表した。広告売上は前年度を74.8%上回る389億円となった。バリューコマースの株式の49.71%を取得したことから、今後はアフィリエイトにも注力していくと明言。ブログなどからの収益獲得にも前向きなようだ。

NTTドコモ、行動ターゲティングの効果を確認

レベニューサイエンスは2005年4月19日、NTTドコモがフィナンシャルタイムズで展開した行動ターゲティングの効果を発表した。2004年9月から11月にかけてのキャンペーンを、ダイナミックロジックが測定した。行動ターゲティングしたグループの広告認知率は、ランオブサイトのそれを193%上回っていた。ただし、両グループの属性がそもそも異なっているため、調査結果をそのまま鵜呑みにすることはできない。

総広告費に占めるテレビ広告の割合、2007年に縮小

2005年4月18日、ゼニスオプティメディアは2007年までの世界の広告市場の予測を発表した。2004年に総広告費の3.6%(アメリカでは5.4%、スウェーデンでは7.7%)を占めるまでに成長したインターネット広告は、今後も2桁成長を維持する。総広告費に占めるテレビ広告の割合は、計測を開始した1980年から継続して上昇してきたが、2007年には下降に転じるという。

GMのブログ

ゼネラルモーターズのファーストレーンブログでは、ポッドキャスティングも行っている。

バリューコマース、リスティング広告を商品化

2005年4月18日、バリューコマースはルックスマートと共同開発したカテゴリー連動型リスティング広告の販売を開始した。サービス名はマッチスマート。バリューコマースのネットワークに配信される。バリューコマースのパートナーサイトは、自分のウェブサイトに掲載したい広告主のカテゴリーを選択できる。

クロスメディアについてのパネルディスカッション

2005年3月30日、ダイナミックロジックはクロスメディアのプランニング、バイイング、メジャリングをテーマとしたパネルディスカッションを開催した。広告の買い手の代表として、INGアメリカ、ダイムラークライスラー、カラインタラクティブが、広告の売り手の代表として、ヤフー、ダウジョーンズインテグレイテッドソリューションズ、MSNBCドットコムが参加した。46ページに渡る発言録が公開されている。

ボルボ、MSNスペースのスポンサーに

アメリカのボルボは、MSNによるブログサービスであるMSNスペースのスポンサーになった。MSNのトップページにはボルボのバナー広告が掲載されている。また個人のブログの上部にはボルボのロゴとテキスト広告が掲載されている。日本のMSNスペースとの対比で確認するとわかりやすい。 ------------------------------ 米国 - http://spaces.msn.com/?mkt=en-us 日本 - http://spaces.msn.com/?mkt=ja-jp ------------------------------

広告効果をクリックだけで測定すべきでない

この記事に特に目新しい箇所はないが、このようなテーマの記事でよく目にするのは、ネットレイティングスのWebRFとコムスコアのCampaign R/Fだ。インターネット広告をリーチとフリークエンシー、すなわちGRPでプランニングするためのツールだ。触ったことはないので詳細はわからない。日本でも同じようなサービスが立ち上がってほしい。