スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2004の投稿を表示しています

ダブルクリック、モチーフストリーミングビデオを開発

2004年10月26日、ダブルクリックはDARTモチーフストリーミングビデオを発表した。リッチメディア広告に2MBまでのストリーミングビデオを組み込める。再生、再生完了、一時停止、停止、リスタート、消音、平均再生時間もレポートで把握できる。

GE、再び「ペン」キャンペーン

"Good ideas start with a sketch," according to the latest interactive campaign from General Electric. But "great ideas are created together." Collaboration is the idea behind the company's followup to its successful "Pen" campaign from 2003, which allowed users to create and share drawings online and earned AtmosphereBBDO a Gold Pencil and a Silver Lion. This year's campaign, "Imagination Cubed," takes things a step further. (AdCritic, Oct. 11, 2004)

バナー広告10周年

バナー広告が生まれたのは1994年10月。世界初のバナーといわれるAT&Tのバナーのコピーは、"Have you ever clicked your mouse right HERE? --- YOU WILL" だ。これは、同社が当時オフラインでも展開していた "YOU WILL" キャンペーンの一環。テレビ広告では、"Have you had a classmate who is thousands miles away? --- YOU WILL" "Have you ever opened doors with the sound of your voice? --- YOU WILL" などのコピーが用いられている。通信技術革新による新体験を訴求している。

アイブラスター、リッチメディア広告機能を強化

2004年10月26日、アイブラスターはリッチメディア広告の新機能を発表した。行動ベース広告、ダイナミックデータ挿入、投票機能強化だ。行動ベース広告は、前回に露出した広告に対する反応に基づいて次回の広告をカスタマイズして配信するもの。例えば、前回の広告に反応しなかったひとに対してインセンティブを高めた広告を配信するようなことができる。ダイナミックデータ挿入は、広告に最新価格やニュースなどのデータをリアルタイムで挿入するもの。また、投票機能の強化により、複数項目の投票とその結果の表示を広告内で処理できるようにした。さらに、プッシュダウンバナーという新手法も開発した。エクスパンドバナーのように広告の領域が広がるが、広告がコンテンツを覆うことはない。広告の領域が広がるときは、コンテンツを押し下げる。ユーザビリティーを阻害しない。これらのほかにも、ビデオクリップモジュールなども拡張した。

ヤフー、ネットシネマ「愛してナイト」を配信

2004年10月22日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムはネットシネマ「愛してナイト」実写版をヤフーで11月1日から配信すると発表した。10月30日と31日に六本木ヒルズで開催されるネットシネマカーニバルでは、同作品を含む複数のネットシネマが上映される予定。

日本のインターネット利用者数の予測

2004年10月14日、イーマーケッターは日本のインターネット利用状況についての報告書を発行した。695ドル。ブロードバンド普及率予測、インターネット利用者数予測、インターネット普及率予測についてはデータを公開している。

検索連動型広告の掲載順位とコンバージョン率

2004年10月12日、アトラスDMTは検索連動型広告の掲載順位とコンバージョン率の関係についての研究結果を公表した。コンバージョン率は、広告掲載順位が下位であるほど低かった。ただし、クリック量が少ないキーワードについては、広告掲載順位が下位であるほどコンバージョン率が高かった。

ビジネス利用の本番を迎えるブログ

日経BPのウェブサイト。松坂屋の事例などが紹介されている。P&G(アリエール)や日産自動車(ティーダ)の動きを見ていると、マーケティングツールや広告メディアとしてのブログの可能性が感じられる。

ファーゾム、キーワードプライスインデックスを開発

ファーゾムオンラインは、キーワードプライスインデックス(KPI)を開発した。検索キーワードの価格の変動を、時系列で追跡していくためのもの。自動車や小売といったカテゴリーごとに、主要な500個のキーワードの価格を、検索ベンダーの市場シェアや表示位置を考慮して加重平均したもの。

モバイルアドフォーラム2005、11月に開催

ディーツーコミュニケーションズ、メディーバ、ジャパン・モバイル・コミュニケーションズの3社は、2004年11月17日にモバイルアドフォーラム2005を開催する予定。事前登録を受け付けている。参加は無料。

ダイナミック広告と呼ばれるゲーム内広告の新手法

ビデオゲームを広告メディアとして活用することは1990年代の半ばからあったが、ここへきて新しい局面を迎えているようだ。これまでのゲーム内広告は、スポンサーシップやプロダクトプレースメントだった。それらは利用者属性ごとのターゲティングや広告の差し替えができないうえ、ゲームの開発期間も含めて時間の融通が利かなかった。しかし、ネットワークゲームが発展したことによってダイナミック広告と呼ばれる新手法が登場。ゲーム開発時に広告をハードコーディングするのでなく、広告枠として空けておく。ゲームの利用者がログインしたときに、そこへ広告を挿入していく。高度なターゲティング、フリークエンシーの制限、効果測定などができる。インゲームパートナーズとマッシブの2社が紹介されている。

電子メールは件名を短くしてリンクを多く

2004年10月4日、Eメールラボはメールの開封率やクリック率を、メッセージのサイズ、件名の長さ、リンクの数ごとに分析して発表した。分析対象は2004年第1四半期に実施された650社以上23,475件のメールキャンペーン。件名は短いほうが、リンクの数は多いほうが、開封率やクリック率が高かった。

クロスメディアフォーラム2004での議論

2004年10月4日、ダイナミックロジックは前年と同じようにクロスメディアフォーラムを開催した。8人のメディアエグゼクティブが、それぞれのメディアの優位性を主張した。オーディエンスに即席の投票をさせたところ、もっとも困難に直面しているととらえられたのはネットワークテレビだった。もっとも好調と評価されたのはインターネットだった。

カヌードル、コンテンツターゲティングを中小サイトへも

2004年10月5日、カヌードルはコンテンツターゲティングのスポンサードリンクを中小サイトへも配信するサービスとして、ブライトアズを開始した。単純なキーワードターゲティングでなく、トピックスによるターゲティングが行われる。パブリッシャーがコンテンツと関連するトピックス(カテゴリー)を指定することにより、ターゲティングの精度が保たれる。広告売上の50%がパブリッシャーに配分される。

ポケットティッシュ+QRコード

クリエートは、ポケットティッシュの広告面へのQRコードの掲載、およびモバイルサイトの運営をパッケージ化したサービスを、2004年10月5日より開始するという。サービス名称はパケットティッシュ。

DAC、デジタルフォレストと提携

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは2004年10月5日、デジタルフォレストとの提携によりメディアプランニング支援ASPサービスのトラッキング機能を強化するとを発表した。アドバイザーとビジョナリストを組み合わせるという。

メールマガジンをRSS化するツール

2004年10月5日、ルート・コミュニケーションズはメールマガジンをRSS化する無料ツールを正式に提供しはじめた。広告事業化は未定という。メールマガジンはRSSマガジンへ転換していくかもしれない。

RSSの大衆化を目指すポータルサイト

2004年9月27日、アメリカのヤフーはウェブデザインの刷新案を公開した。マイヤフーでRSSをこれまでよりも簡単に利用できるようになった。日本でも同月28日から、NTTレゾナントのグーとライブドアがそれぞれRSSリーダーを提供しはじめた。日本の両社のリーダーはアトムには対応していないようだ。

ファインドホワット、自動パートナープログラムを始動

2004年9月30日、ファインドホワットは中小サイトがコンテンツに広告を挿入できるプログラムとして、アドレベニューエクスプレスを開発した。グーグルのアドセンスに相当するもの。アドセンスは文脈ターゲティングを採用しているが、アドレベニューエクスプレスはカテゴリーターゲティングやキーワードターゲティングを採用した。つまり、配信される広告を選択する権限をパートナーサイトに与えた。競合の広告が配信されるリスクを低減できる。

新聞からインターネットへ向かう不動産広告費

2004年9月23日、ボレルアソシエイツは不動産広告についての報告書を発行した。2004年の不動産広告費115億ドルの11.2%に相当する13億ドルは、インターネットに向けられているという。1997年、住宅売却1件あたりの新聞広告費は775ドルだったが、2004年には605ドルに下降。一方、インターネット広告のそれは16ドルから148ドルに上昇。サマリーをダウンロードできる。