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5月, 2021の投稿を表示しています

iOSのポリシー変更後、広告主はAndroid向け支出を強化か

リフトオフが、アドコロニーやファイバーなどとの共同プロジェクトの一環で各社のデータを分析し、アップル「iOS 14.5」公開以降の初期の影響を明らかにした。それによると、「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)のオプトイン率は、各社でやや幅がある。モバイル広告費は一部を除きiOS向けが減少し、Android向けが増加している。iOS向けはCPMも低下している。これは一時的なもので、iOS 14.5が普及してマーケッターがIDFAなしの広告支出に自信を持てば回復すると予測される。 14.5 Days After iOS 14.5: An Early Look at the Impact on Mobile Advertising https://liftoff.io/blog/att-impact-analysis-1/ iOS 14.5リリースから14.5日:モバイル広告にもたらした変化 https://liftoff.io/ja/blog/14-5-days-after-ios-14-5-an-early-look-at-the-impact-on-mobile-advertising/ リフトオフは「Mobile Ad Performance Tracker」で、IDFAありのトラフィックの割合の推移なども公開している。 Mobile Ad Performance Tracker https://liftoff.io/company/mobile-ad-performance-tracker/ AppleのIDFA利用のポリシー変更により、Androidの広告費が21%急増:Liftoff 、ポストIDFAアライアンスでの共同調査を発表 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000027330.html

ユーチューブ、収益化していない動画にも広告挿入へ

ユーチューブは6月1日から利用規約を変更し、収益化についてユーチューブ側の権利を明確化する。YouTubeパートナープログラムに参加していないチャンネルや収益化の契約を締結していないチャンネルにも、広告を掲載していく。 YouTubeで「収益化していない動画」でも広告が出るように 6月1日からの規約変更で https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2105/19/news115.html

ただのリターゲティングも不気味?

チーターデジタルが「デジタル消費者トレンド調査レポート2021」を公開。日本を含む6か国5,065名への調査により、多くの消費者が倫理上の理由でブランドを選好している実態などを明らかにしている。興味深いのは、マーケティング手法に対する消費者の感覚。「過去の買い物に基づくブランドからのおすすめ」や「カートに入れたままの商品についてのメールや広告」に対しては過半数が「好ましい(Cool)」と回答したが、「他サイトでの買い物に基づくソーシャルメディア上の広告」や「ウェブサイトに2分以上滞在したブランドからのパーソナライズされたオファー」に対しては過半数が「不気味(Creepy)」と回答している。 Digital Consumer Trends Index 2021 https://www.cheetahdigital.com/blog/2021-digital-consumer-trends-index デジタル消費者調査レポート2021 https://www.cheetahdigital.com/jp/blog/jp-digital-consumer-trends-index-2021

CCI、事業部門を新会社「CARTA COMMUNICATIONS」に継承

CARTA HOLDINGSは、2021年7月にサイバー・コミュニケーションズ(CCI)の経営管理部門と事業部門を分割する。事業部門は、新会社「CARTA COMMUNICATIONS」(略称は分割前と同じでCCI)が継承する。経営管理部門のみとなる既存のCCIは、中間持株会社としてグループ企業を管理するが、2022年1月にCARTA HOLDINGSが吸収合併する。 CARTA HOLDINGS、中期経営計画「CARTA2022」の達成に向け、 基幹グループ会社のCCIおよびVOYAGE GROUPと統合へ https://cartaholdings.co.jp/news/20210513_01/

ツイッター、広告商品をリブランディング

ツイッターが広告商品の再分類を行い、一部の名称を変更。予約型広告は「テイクオーバー」カテゴリーに分類され、「プロモトレンド」は「トレンドテイクオーバー」、「プロモトレンドスポットライト」は「トレンドテイクオーバープラス」、「ファーストビュー」は「タイムラインテイクオーバー」に改称。 Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ https://business.twitter.com/ja/blog/announcing-rebranded-ad-suite.html

ATTオプトイン率の真実

アップル「iOS」向けアプリで、「App Tracking Transparency(アプリのトラッキングの透明性)」ダイアログを表示するアプリが増えてきている。このATTダイアログで追跡を許可(オプトイン)する割合について、いくつかのデータが出てきた。フルリーによると、ATTオプトン率はアメリカでは5%前後、世界では10%台前半で推移している。一方、アップスフライヤーによると、ATTオプトイン率はアメリカでは約30%、世界では約40%だ。両社の発表する値がこれほど乖離しているのはなぜか、ブランチのアレックスバウアー氏が解説している。測定方法や計算式が異なるためだが、それぞれに長所と短所がありそうだ。 ATT Opt-In Rates: The Picture So Far And The Ugly Truth Behind Why The Numbers Vary So Widely https://www.adexchanger.com/data-driven-thinking/att-opt-in-rates-the-picture-so-far-and-the-ugly-truth-behind-why-the-numbers-vary-so-widely/ Daily iOS 14.5 Opt-in Rate (Flurry) https://www.flurry.com/blog/ios-14-5-opt-in-rate-att-restricted-app-tracking-transparency-worldwide-us-daily-latest-update/ The impact of iOS 14 & ATT on the mobile app economy (AppsFlyer) https://www.appsflyer.com/ios-14-att-dashboard/ iOS 14とATTがモバイルアプリ業界に与える影響 https://www.appsflyer.com/jp/ios-14-att-dashboard/

世界のネット広告費、2021年は20%増の見込み

イーマーケッターによると、2020年の世界の総広告費は前年比1.2%減となったが、デジタル広告費は同12.7%増。2021年のデジタル広告費は同20.4%増の4,553億ドルとなり、総広告費の6割を超える見通し。 Worldwide Digital Ad Spending 2021 https://www.emarketer.com/content/worldwide-digital-ad-spending-2021

ベライゾン、メディア部門を売却し社名をヤフーに

ベライゾンが「Yahoo!」や「AOL」などを抱えるメディア事業部門のベライゾンメディアを投資ファンドに売却する。ベライゾンは今後もベライゾンメディアの株式の10%を保有し、ベライゾンメディアは社名をヤフーに変更する予定。 Verizon、メディア部門をPEに50億ドルで売却 新企業名をYahooに https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/04/news028.html

ヤフー、検索連動型ブランディング広告を提供

ヤフーが「検索連動型ブランディング広告」の提供を開始。ヤフーの検索結果に、検索キーワードに連動した大型のディスプレイ広告を表示できる。 【検索広告】検索連動型ブランディング広告の提供開始 https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/896191.html

「デジタル広告市場の競争評価」最終報告

政府のデジタル市場競争本部が「デジタル広告市場の競争評価」の最終報告を公開。デジタル広告市場の健全な発展のために、公正性を確保し、透明性を向上させ、事業者や消費者の選択の可能性を確保すべきと整理。今後、デジタルプラットフォーム取引透明化法の対象にデジタル広告市場を追加する方向で法制面の検討を進める。 デジタル市場競争会議 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/digitalmarket/kyosokaigi/index.html 政府がネット広告を規制対象に、公正な取引へ第三者計測など要求 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/10223/

ゼファー、三井物産と資本業務提携して国内参入

ゼファーが三井物産と資本業務提携して日本市場に参入する。ゼファーはビデオの内容を分析する技術を保有していて、不適切なビデオへの広告配信を排除できる。 ZEFR https://zefr.com/ https://zefr.jp/ ZEFR、三井物産との資本業務提携により、YouTube動画広告向けのソリューションを日本で提供開始 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000078589.html

ブルボン、オーディオ小説「no doubt」を公開

ブルボン「濃厚チョコブラウニー」がオーディオ小説「no doubt」を公開。作家、声優、イラストレーターの各方面からの話題化を図ったものと思われる。全5話を聴取するには1時間かかる。 ブルボン×住野よるの完全オリジナルオーディオ小説 『no doubt(ノーダウト)』4月5日(月)より配信開始!! 男子高校生役は人気声優の下野紘と梶裕貴による夢の共演! https://www.atpress.ne.jp/news/254222

デジタル広告には技術より人間が必要

私たちは、デジタル広告の自動化や最適化を追求する過程で、技術に過度に依存するようになり、ビジネスが人間同士の信頼に基づく相互作用であることを見失っていないか。ブラックボックス化されたサイロで最適化できるのは部分に過ぎず、人間同士が共通の目標に向かって努力しなければ、真の最適化はできない。人間が交渉をリードすることで、すべての関係者が責任と能力不足を理解し、超越しようとする。技術はデジタル広告を最適化できるが、広告ビジネスはもっと人間的な営みのはずだ。(「インターネット広告のひみつ」による抄訳) Digital Advertising Needs More Humans and Less Tech https://www.ana.net/blogs/show/id/mm-blog-2021-04-digital-advertising-needs-more-humans

アップルが「iOS 14.5」を公開

アップルが「iOS 14.5」を公開し、「App Tracking Transparency(アプリのトラッキングの透明性)」機能を導入した。アップルがこの機能で利用者に提供しようとしていることは、次のビデオ「アプリのトラッキングの透明性」や資料「あなたのデータの一日」などで紹介されている。 あなたのデータの一日(PDF) https://www.apple.com/jp/privacy/docs/A_Day_in_the_Life_of_Your_Data_J.pdf ユーザーのプライバシーとデータの使用 https://developer.apple.com/jp/app-store/user-privacy-and-data-use/ ついにアップルが導入開始した「アプリのトラッキングの透明性」について知っておくべきこと https://jp.techcrunch.com/2021/04/27/2021-04-26-apples-app-tracking-transparency-feature-has-arrived-heres-what-you-need-to-know/

グループM、「責任ある投資」フレームワークを発表

グループMがメディアバイイングの「Responsible Investment」(責任ある投資)フレームワークを発表。ブランドセーフティー、データ倫理、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)、責任あるジャーナリズム、持続可能性で構成される。 GroupM Rallies Responsible Investment as Go-to-Market Standard, Redefines Scale https://www.groupm.com/newsroom/groupm-rallies-responsible-investment-as-go-to-market-standard-redefines-scale/