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3月, 2024の投稿を表示しています

センサータワー、data.aiを買収

モバイルアプリ分析のセンサータワーが、競合のdata.aiを買収した。 Sensor Towerがマーケットインテリジェンスのdata.aiを買収 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000100064.html 両社の状況については、次の記事が詳しい。 App analytics firm Sensor Tower acquires rival Data.ai and is cutting staff https://techcrunch.com/2024/03/18/app-analytics-firm-sensor-tower-acquires-rival-data-ai/

マイクロソフトもサードパーティークッキー廃止に追随

マイクロソフトは、サードパーティークッキーや類似のクロスサイト追跡識別子に依存することなく適切な広告を表示できるようにする技術として、「Ad Selection API」を発表した。利用者は自分のデータを完全に管理しながら、関連性の高い広告を表示させることができる。計算量の多いタスクはデバイス外で処理するが、処理中のデータは誰も観察できないという。また、「Microsoft Edge」でサードパーティークッキー非推奨化の実験を開始し、将来的にはサードパーティークッキーを標準でブロックする。 New Privacy-Preserving Ads API coming to Microsoft Edge https://blogs.windows.com/msedgedev/2024/03/05/new-privacy-preserving-ads-api/ https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/09074/

受動的アテンションと能動的アテンション

広告のアテンション(注視)は、再生時間やクリックなどの行動指標で測定されることが多いが、それでは不十分だ。カンターによると、アテンションは受動的なものと能動的なものに分類できる。受動的アテンションは視聴、能動的アテンションはエンゲージメント(ここでは感情の反応を指す)だ。カンターのアテンション測定パートナーであるアフェクティヴァは、表情分析でそれらを測定するが、受動的アテンションと能動的アテンションには相関がないことが明らかになっている。言い換えれば、視聴はエンゲージメントを意味せず、それぞれは独立している。感情を強く動かす広告は意思決定に影響を及ぼす可能性が高いため、能動的アテンションを追求することは重要だが、プラットフォームごとに文脈が異なるため、同じコンテンツが機能するとは限らない。イギリスのウーバーの事例では、ユーチューブで配信したテレビ広告は受動的アテンションが高かった。一方、ティックトックで配信したインフルエンサーによる広告は、視覚への訴えが弱く受動的アテンションは低かったものの、感情を揺さぶり能動的アテンションは高かった。 Attention beyond views for creative effectiveness https://www.kantar.com/inspiration/advertising-media/attention-beyond-views-for-creative-effectiveness ウェビナーで印象的だったスライドは次の通り。 ティックトックでは長尺のビデオ広告も視聴される。 ソーシャルメディアではユーチューブより再生されにくいが、ソーシャルメディアの方が受動的アテンションは得られやすい(再生時に視聴されやすい)。 受動的アテンションと能動的アテンションに相関はなく、視聴はエンゲージメントを意味しない。 インスタグラムとフェイスブックの広告は視聴を保ちやすく、ユーチューブとティックトックの広告は感情のエンゲージメントを得やすい。 長尺の広告は再生されにくくても、能動的アテンションにつながりやすい。

IAB、リテールメディア測定ガイドラインを発行

IABが、リテールメディアの測定ガイドラインとして「IAB/MRC Retail Media Measurement Guidelines」を発行。また、ボストンコンサルティンググループと共同で実践的な手引き「Retail Media Measurement Guidelines Explainer」を発行。 Final IAB/MRC Retail Media Measurement Guidelines Available for Download https://www.iab.com/guidelines/final-iab-mrc-retail-media-measurement-guidelines-available-for-download/ 追記(2024年5月1日):IABヨーロッパもリテールメディアの測定基準を公開。 IAB Europe Releases Final European Retail Media Measurement Standards https://iabeurope.eu/iab-europe-releases-final-european-retail-media-measurement-standards/

まもなく締切!最大18万円分のTikTok広告クーポン #広告

TikTok広告を始めるなら今がチャンス。以下のリンクから登録すると、広告配信金額に応じて、最大18万円分の広告クレジットがもらえる(2024年3月31日までの期間限定)。 https://getstarted.tiktok.com/smbcoupon2023-jp?lang=ja

検索広告費が1兆円を突破

CARTA COMMUNICATIONS、電通、電通デジタル、セプテーニが共同で「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表。電通が発表していた「2023年 日本の広告費」のうち、検索連動型広告は1兆729億円で、初めて1兆円を突破した。2024年のインターネット広告媒体費は、前年比108.4%の2兆9,124億円になると予測している。 2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0312-010700.html

メタの国内最大広告主は楽天グループ

センサータワーのデジタル広告インテリジェンスサービス「Pathmatics」が、日本のフェイスブックとインスタグラムの広告統計を初めて公開した。それによると、2023年第4四半期の日本でのフェイスブックとインスタグラムでの広告支出は9億8,200万ドル(1,470億円)。プラットフォーム別ではインスタグラムへの支出が62%を占めている。最も多くを支出した広告主は楽天グループで、次いでアマゾン。 日本におけるFacebookとInstagramでの広告配信 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000100064.html

2023年のネット広告費、7.8%増の3兆3,330億円

電通が「2023年 日本の広告費」を発表。2023年の日本の総広告費は、前年比103.0%の7兆3,167億円。インターネット広告費は前年比107.8%の3兆3,330億円(インターネット広告媒体費は前年比108.3%の2兆6,870億円)。 2023年 日本の広告費 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0227-010688.html