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5月, 2011の投稿を表示しています

FTC、オンライン広告のガイドラインを見直し

2000年5月に発行したオンライン広告のガイドライン「Dot Com Disclosures: Information about Online Advertising」を見直す。発行から11年が経過して、オンライン広告市場は激変しているため。パブリックコメントを受け付けている。

リクシルって知ッテル?

住生活グループのLIXIL。テレビ広告と連動したウェブサイト「リクシルって知ッテル?」には、アップ・スウェル「Akinator」のAPIを利用した、心の中のタレントを当てるコンテンツも。

ダイナミックロジック、外部パネルと広告効果測定

5月24日、ダイナミックロジックが広告効果測定サービス「AdRadar」を発表。大規模パネルを保有する調査会社と提携して、オンライン広告の効果を測定する。オンライン広告が購入意向を喚起しただけでなく実際に購入行動に結び付いたか、医師のような特別な集団における認知率を引き上げたかなどを把握できる。ダイナミックロジックは、広告配信しながらアンケートを回収するライブウェブサンプリングという手法を標準で採用しているので、実験群と統制群の比較には定評があるが、前述のような調査には十分に対応できていなかった。

グーグル、ディスプレイ広告収入でヤフーを抜く

IDCの調査によると、2011年第1四半期のアメリカのディスプレイ広告市場において、グーグルの占有率が14.7%(前四半期は13.3%)となり、ヤフーの12.3%(同13.6%)を上回った。第1四半期のグーグルのディスプレイ広告収入は3億9,600万ドル、ヤフーは3億3,000万ドル、フェイスブックは2億3,800万ドル。

オプト、ミログと資本業務提携

5月24日、オプトが発表。ミログは同日、Android向けアプリに特化したリワード広告システム「AppReward」を公開。 ------------------------------ AppReward http://milog.co.jp/appreward/ ------------------------------

従来型携帯機能を重視する「スマホ第3世代」

博報堂DYホールディングスのスマートデバイス・ビジネスセンターが、スマートフォン利用者を3世代に分けて調査。Android端末からスマートフォンの利用を開始した第3世代は、従来型の携帯電話の機能を重視していた。

タブレット端末で猫向けゲーム

ネスレのキャットフードブランド「Friskies」が、猫向けにタブレット端末用ゲームを公開。ネコだいすきフリスキー。 ------------------------------ Games for Cats! http://www.gamesforcats.com/ ------------------------------

ピュブリシス、ロゼッタを買収

5月17日、ピュブリシスグループが独立系デジタルエージェンシー大手のロゼッタマーケティンググループを買収すると発表。ピュブリシスは、デジタル代理店で1位のディジタス、4位のレイザーフィッシュに加えて、8位のロゼッタも傘下に収めることになる。2006年のディジタスの買収額は13億ドル、2009年のレイザーフィッシュの買収額は5億3,000万ドル、今回のロゼッタの買収額は5億7,500万ドル以上。 ------------------------------ Rosetta http://www.rosetta.com/ ------------------------------

ガールフレンドを水増しして自慢

チュニジアのユニリーバ「AXE」。モテモテで多数の女性と交際しているように偽装して自慢できるアプリをフェイスブックに公開。交際ステータスが更新されたような投稿がウォールに反映される。なぜだろう、楽しいけど、さみしくなる。 ------------------------------ Axe Multiple Girlfriends App http://apps.facebook.com/axestatus/ ------------------------------

マイクロソフト、「いいね!」を検索結果に

マイクロソフト「Bing」が、フェイスブックの「いいね!」を検索結果に反映するようにした。フェイスブックのアカウントと接続して「Bing」を利用すると、検索結果に友人の「いいね!」が表示される。また、友人の「いいね!」によって検索結果がパーソナライズされるという。日本からでも、「Bing」の地域選択をアメリカにするとその機能を確認できる。

フェイスブック、プロモーションガイドラインを改定

5月11日に改定。記述が簡潔になった。18才未満へのプロモーション(コンテストや懸賞など)を制限する記述が消えた。賭博、タバコ、銃器、医薬品、ガソリンのプロモーションを行うことや、アルコール、タバコ、乳製品、銃器、医薬品を賞品とすることは禁止されていたが、その制限も消えた。

Facebookページを管理できる「Socialbakers CMS」

キャンディーテックが、フェイスブックのページを管理するシステムを公開。投稿の予約、担当者への振り分け、タブの管理などができる。無料版もある。 ------------------------------ Socialbakers CMS http://cms.socialbakers.com/ ------------------------------

低単価ワード、自然検索結果で高クリック率

オプティファイによると、検索連動型広告のクリック単価と自然検索結果のクリック率には負の相関がある。すなわち、検索連動型広告でクリック単価が高いキーワードは、自然検索結果のクリック率が低い。高単価キーワードは、競合が多く、自然検索結果を押し下げることがあるからと推測している。高単価キーワードで自然検索結果の上位に表示されても、期待するほどの流入は獲得しづらく、低単価キーワードの攻略にも目を向けるべきということだろう。 ------------------------------ Optify Study Reveals Top Rank Remains King http://www.optify.net/press-releases/optify-study-reveals-top-rank-remains-king/ ------------------------------

バディメディア、スピンバックを買収

スピンバックは、ソーシャルメディアに情報を共有するためのプラグインと、その分析サービスを提供している。共有された情報からの流入だけでなく、販売に結び付いたかまで測定できる。ソーシャルメディアで人気のある商品、影響力のあるメディアや人物などを分析できる。 ------------------------------ Spinback http://www.spinback.com/ ------------------------------

協和発酵キリン「Thunderbirds Lab.」

協和発酵キリンが、「サンダーバード」をキャラクターとした「Thunderbirds Lab.」のティーザーサイトを公開。フェイスブックやツイッターと連係。わくわくする感じ。最先端医療、抗体医薬についての理解促進を目的としているようだ。

試着体験をソーシャルメディアで共有

ブリックアンドモルタルの店舗内でソーシャルメディアを活用することを、ソーシャルリテイリングと呼ぶらしく、いろいろと検索してみた。アイコンニコルソンが2007年に提唱した概念らしい。次のビデオが分かりやすい。 ------------------------------ IconNicholson Social Retailing http://www.youtube.com/watch?v=yJCyiBmX69A ------------------------------ 衣料品店での試着体験を、リアルタイムに友人と共有して、友人からの推奨をもらうという仕組み。最新の施策としては、次のようなメイシーズの事例もあるようだ。 ------------------------------ Macy's Magic Fitting Room http://www.lbi.com/us/magicfittingroom/ http://www.lbi.com/us/our-work/adding-magic-to-the-fitting-room/ ------------------------------ このブログで紹介したことのあるディーゼルの事例も、仕組みは似ている。 ------------------------------ Diesel Cam http://www.youtube.com/watch?v=_P-zA90yI64 http://www.youtube.com/watch?v=nr4j10nsAbU ------------------------------ 試着室は、孤独であり、決断が迫られる空間。ソーシャルメディアの友人とつながることで、孤独ではなくなり、決断も助けられる。

花王×トリンプ「たんぽぽのじめじめコント!」

花王「ロリエエフ」とトリンプ・インターナショナル・ジャパン「涼快です」が共同で制作。両社が同じコンテンツを公開。 ------------------------------ 花王 ロリエエフ × トリンプ たんぽぽのじめじめコント! http://www.kao.co.jp/f/campaign/index.html トリンプ × 花王 ロリエエフ たんぽぽのじめじめコント! http://www.triumph.com/global/jp/campaigns/triumph_laurier/index.html ------------------------------

Vodafone - Pixel Hunt

500万画素のカメラを搭載したLGの携帯電話の発売にあたり、ボーダフォンが仕掛けたオンラインゲーム。500万ピクセルの写真の100ピクセルに商品がもらえる当たりをちりばめ、それを探し出してもらった。施策の発想は単純だが、それだけに分かりやすく、消費者を夢中にさせたようだ。

ストライド ヤバーランド

5月9日から、日本クラフトフーズ「ストライド」がフェイスブックでテレビ広告の出演者を募集。キャンペーン用に取得したドメイン名を、報道などを利用して事前に広めておき、募集開始に合わせてフェイスブックのページにリダイレクトさせた。 ------------------------------ ストライド ヤバーランド http://www.stride-yabaland.com/ ------------------------------ このところ、大塚製薬「SOYJOY」、伊藤ハムなど、日本の食品ブランドもフェイスブックを活用しだしている。

プロモツイートのエンゲージメント率トップ10

ツイッターは、昨年の「プロモツイート」(Promoted Tweets)のうち、エンゲージメント率が高かった20件のツイートをアドエイジに提供。アドエイジは同一の広告主を省き、上位10社分のツイートを公開した。「プロモツイート」はエンゲージメント課金の広告商品。ここでいうエンゲージメントとは、リツイート、返信、クリック、お気に入りへの登録であり、それらのいずれかが発生する割合がエンゲージメント率。「プロモツイート」のエンゲージメント率は、一般的には3%から5%ほどのようだが、1位のフォルクスワーゲンのエンゲージメント率は52%だった。

Fコマースの種類

ホライズンスタジオズのジャニスダイナー氏が、フェイスブックを活用した商取引を分類。「commerce on Facebook」と「commerce off Facebook」。

ネットマイルとモディファイ、いいね!にポイント付与

ネットマイルとモディファイが業務提携。フェイスブックでの「いいね!」のクリックやウォールへの投稿にネットマイルのポイントを付与するシステムを提供する。ファンの新規獲得や活性化に有効だろう。画期的。 ------------------------------ ネットマイルによる案内 http://www.netmile.co.jp/nm_biz/facebook/ ------------------------------

Listen! WONDERGROUND

東京地下鉄。ウェブサイトとスマートフォン向けアプリで、エフエム東京のラジオ番組を配信。 ------------------------------ Listen! WONDERGROUND http://www.tokyo-wonderground.jp/listen/ ------------------------------

「AXE」がマイミクやフォロワーへの告白を応援

5月9日は「告白の日」とのことで、ユニリーバ・ジャパンが「GO TO THE AXE TOWER - 告白の塔」を公開。ミクシィかツイッターのアカウントで、マイミクやフォロワーに告白できる。「練習モード」では、あの湯けむり美女に告白できる。

ソーシャルメディアへの共有ウィジェットサービス

ソーシャルメディアに話題を共有するためのボタンを、ブランドのウェブサイトでも見かけるようになってきた。フェイスブックやツイッターなど、各種ソーシャルメディアが提供する共有ボタンを個別に貼り付けてもよいが、さまざまなソーシャルメディアに対応した共有ボタンのサービスもある。例えば、パナソニック「DIGA」のウェブサイトは、クリアスプリングの「AddThis」を採用している。 ------------------------------ Panasonic - DIGA(右上に共有ボタンあり) http://panasonic.jp/diga/ ------------------------------ このようなソーシャルメディア共有ボタンサービスとしては、次のようなものがある。ウィジェットとして提供されているサービスで、現在も開発が継続されていそうなものだけを、アルファベット順で紹介する。サーバへのインストールが必要なサービス、コンテンツ管理システムのプラグイン、ブラウザーのプラグインは除く。 ------------------------------ AddClips http://www.addclips.org/ AddThis http://www.addthis.com/ AddToAny http://www.addtoany.com/ Gigya http://www.gigya.com/ OnlyWire http://onlywire.com/ ShareThis http://sharethis.com/ Share Widget http://www.share-widget.com/ Sociable http://www.blogplay.com/ Tell-a-Friend http://tellafriend.socialtwist.com/ ------------------------------ 「AddClips」以外は海外のサービス。このブログ「インターネット広告のひみつ」では、開発やサポートの積極性、カスタマイズの柔軟性、日本語への対応、共有行動の測定機能などを総合的に判断して、「AddThis」を採用している。このような共有ボタンを有効に機能させるためには、ただウィジ

フェイスブック、ゲーム内ビデオ広告を試験

フェイスブックはシェアスルーなどのいくつかの広告プロバイダーに、ソーシャルアプリ(ほとんどはゲーム)内のビデオ広告を許可したようだ。インターネット利用者は、ビデオ広告を視聴すると、フェイスブック内の共通通貨である「Facebook Credits(Facebookポイント)」をもらえる。 ------------------------------ Sharethrough Integrates with Facebook Platform to Deliver Brand Videos inside Social Games http://blog.sharethrough.com/news/sharethrough-integrates-with-facebook-platform-to-deliver-brand-videos-inside-social-games ------------------------------ ソーシャルゲーム「Zoo Paradise」をアメリカから利用してみたところ、「Facebook Credits」を獲得できた。日本からでは獲得できないようだ。

エフィシェントフロンティア、フェイスブック対応強化

5月4日、エフィシェントフロンティアがコンテクストオプショナルを買収したと発表。コンテクストオプショナルは、ソーシャルメディアマーケティングのソフトウェアやサービスを提供している。エフィシェントフロンティアはフェイスブックの広告管理にも注力していたが、広告による顧客獲得ばかりでなく、ファンページによる顧客維持まで提供できるようになる。 ------------------------------ Context Optional http://www.contextoptional.com/ Context Optional's SMS http://www.youtube.com/watch?v=25eZAIFvAv8 ------------------------------

ソーシャルコマース市場、2011年は50億ドル

360iがフェイスブックを活用したソーシャルコマースについてのレポートを公開。フェイスブックを活用したソーシャルコマースは、フェイスブックを通じて直接販売する方法と、既存のウェブサイトにソーシャル機能を付加する方法に分類できるという。 ------------------------------ フェイスブックを通じて直接販売する方法の例 http://www.facebook.com/HeinzKetchupUK?sk=app_194477550575090 既存のウェブサイトにソーシャル機能を付加する方法の例 http://groupgifts.ebay.com/ ------------------------------ 2011年1月にブーズアンドカンパニーが公開したレポートによると、世界のソーシャルコマース市場(物品販売のみでサービス販売は含まず)は、2011年は50億ドルの見込みだが、2015年には300億ドルにまで成長するという。 ------------------------------ Turning "Like" to "Buy": Social Media Emerges as a Commerce Channel http://www.booz.com/global/home/what_we_think/reports_and_white_papers/ic-display/49009342 ------------------------------

いいね!アグリゲーター「Likester」

自分が、友人が、そしてすべてのインターネット利用者が、何にフェイスブックの「いいね!」をしているか確認できるサービス。友人がもっとも「いいね!」しているのは何か、今日もっとも「いいね!」されているのは何か、あるものに「いいね!」しているひとは他に何を「いいね!」しているのかなどを把握できる。

ブランドにツイッターで質問してみる試験

IQが、フォーチュン上位50社のうち適当なツイッターのアカウントを確認できた34社に、商品やサービスについての簡単な質問をツイートしてみた。そのうち返信のツイートがあったのは23社。この実験を通じて、IQはツイッターでの顧客対応の要点を次のようにまとめた。 ------------------------------ 1. ツイッターのアカウントの目的を明示すること 2. 誰が返答しているかを明確にすること 3. 明るく優しい会話にすること 4. できるだけ早く返答すること 5. とにかく返答すること ------------------------------ 報告書は次のページからダウンロードできる。返答のパーソナライズの程度はさまざまだったことなどが、事例で理解できる。 ------------------------------ IQ - Twitter Best Practices http://www.iqagency.com/twitter-best-practices ------------------------------

ビデオ広告をリアルタイムにパーソナライズ

オンラインのビデオ広告にはテレビ広告の素材がそのまま使用されることが多い。オンライン向けの素材を制作するための費用を割けないからだ。しかし、イスラエルのアイビューデジタルが提供する技術は、それを解決するかもしれない。アイビューは、インターネット利用者の居住地、性年齢、行動履歴、時間、天候などに合わせて、その利用者に適切なビデオ広告をリアルタイムに生成して配信する。 ------------------------------ EyeView http://www.eyeviewdigital.com/ ------------------------------

ソーシャルメディアも検索エンジンに配慮を

検索エンジンでブランド名を検索したときに、フェイスブックやツイッターで運用しているページが上位に表示されないブランドが多いという。ブライトエッジによると、ブランドサイトからリンクしたり、ページの更新頻度を高めるべきだという。

最新ブラウザーに追跡拒否機能

モジラ財団が3月23日に「Firefox 4」を、日本マイクロソフトが4月26日に「Internet Explorer 9」を公開。これらの最新のブラウザーは、新種のHTTPヘッダー「DNT (Do Not Track)」に対応している。 ------------------------------ FF4 - Webサイトによるトラッキングを拒否するには http://support.mozilla.com/ja/kb/how-do-i-stop-websites-tracking-me IE9 - 追跡防止 http://windows.microsoft.com/ja-JP/internet-explorer/products/ie-9/features/tracking-protection ------------------------------

画像上に広告を表示できる「popIn Image」

popInが、ウェブサイトの画像上に広告を表示できるサービス「popIn Image」を開始していた。他社のバナー広告や小さい画像など、広告を表示すべきでない画像を自動判別する機能をpopInが提供しているようだが、広告枠についてはKauliのサプライサイドプラットフォームが採用されている。Kauliにログインして確認したところ、標準ではKauliの広告ネットワークの広告が配信されるが、グーグルなど複数の広告ネットワークも追加できるようだ。画像上への広告配信は、アドスペースも「インピク広告」というサービスを2010年12月から展開している。

Heineken - Star Player

ハイネケンが、UEFAチャンピオンズリーグを観戦しながらリアルタイムに展開を予測して得点を競うアプリを公開。例えば、コーナーキックでゴールが決まるかクリアされるか、ペナルティキックが右上に決まるか左下に決まるかなどを、その都度予測する。また、試合中に8回まで30秒以内のゴールを予測することもできる。それらの予測が当たるとバッジや得点がもらえる。クイズに回答して得点をもらうこともできる。得点は友人などと競って楽しむ。iPhone向けのアプリとフェイスブックのアプリが用意されている。

オンラインでリアルタイムに落書き

ドイツの筆記具メーカーであるエディングが、オンラインに落書きボードを用意してくれた。エディングの8種類のペンで自由に落書きできる。落書きは友人と共有できる。 ------------------------------ edding - Wall of Fame http://wall-of-fame.com/ ------------------------------

米国広告業界、売上総利益の28%はデジタル

4月25日、アドエイジが「Agency Report 2011」を発表。アメリカで広告やマーケティングサービスを手掛ける900社以上の売上総利益を合計すると、前年比7.7%増の304億2,000万ドル。2009年は7.5%減だったので、その反動といえる。デジタルに特化した代理店やその他の代理店からのデジタル関連の売上総利益は、全体の28%。 ------------------------------ U.S. Agency Revenue Jumped 7.7% in 2010 http://adage.com/article/agency-news/agency-report-u-s-agency-revenue-jumped-7-7-2010/227162/ Agencies Get 28% of Revenue From Digital http://adage.com/article/agency-news/tweet-agencies-28-revenue-digital/227164/ ------------------------------ 世界の広告会社グループの売上総利益の順位は、1位がWPP、2位がオムニコム、3位がピュブリシス。電通は5位、博報堂DYホールディングスは8位、アサツーディ・ケイは15位。

バリュークリック、グレイストライプを買収

4月25日、モバイル広告ネットワークのグレイストライプを約7,000万ドルで買収したと発表。バリュークリックの顧客はダイレクトレスポンスを目的とする広告主が多かったが、グレイストライプの買収によりブランディングを目的とする広告主からの収益、モバイル広告市場における存在感の向上を見込んでいるようだ。

広告は1%の利用者だけが間違ってクリック

コレクティブが膨大な広告インプレッションとインターネット利用者属性を分析。クッキーの99%は広告をクリックしていなかった。また、クリックが発生した広告の約2割は、同一インプレッションに複数のクリックが発生しており、意図しないクリックと推定される。このような偶発的なクリックは、オンラインゲーム利用者とモバイル端末で多かった。さらに、クリックするひとは収入が低く、年齢が高く、技術に疎い傾向が多かった。ブランド評価や購入意向とクリック率には相関がないという。 ------------------------------ The Click: Brand marketing's most misleading measure. http://www.collective.com/insight/click-brand-marketings-most-misleading-measure ------------------------------

ペプシのソーシャル自販機もスゴイ

ペプシコがソーシャル自動販売機の試作機を開発。これは友人に商品を贈れる自販機。商品を選択して、相手の名前、携帯電話の番号、メッセージを入力する。自販機でビデオを撮影して添えることもできる。商品受取用コードを受け取った相手は、ソーシャル自販機で商品と引き換え、メッセージを確認する。天候に苦しむひとを励ますため、勝利した大学の学生を祝うためのように、見ず知らずのひとに商品を贈ることもできるという。次のニュースリリースのビデオが分かりやすい。 ------------------------------ PepsiCo Introduces Social Vending System, the Next Generation in Interactive Vend Technology http://www.pepsico.com/PressRelease/PepsiCo-Introduces-Social-Vending-System-the-Next-Generation-in-Interactive-Vend04272011.html ------------------------------

フェイスブックに「送信」ボタン

フェイスブックがソーシャルプラグインとして「Send」ボタンを公開。日本語での表記は「送信」。相手を選択してウェブサイトの話題を共有できる。宛先にフェイスブックの友人を指定するとフェイスブックのメッセージとして送信され、宛先にグループを指定するとグループのウォールに投稿され、宛先にメールアドレスを指定するとメールとして送信される。 ------------------------------ Send Button http://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/send/ ------------------------------ 取り急ぎ、このブログの記事だけに「Send」ボタンを実装してみると次のようになる。送信したときの動作を確認してほしい。

オフラインからも「いいね!」、ヒュンダイも

オランダの自動車見本市で、ルノーがフェイスブックに「いいね!」できるRFIDカードを配布したことを紹介したが、同じイベントでヒュンダイモーターも類似のカードを配布したようだ。過去には、イスラエルのコカコーラも同じような取り組みをしている。オフラインのイベントからオンラインのソーシャルメディアに話題を共有してもらうためのソリューションには、大きな将来性を感じる。汎用性のある低価格なサービスとして販売されれば、急速に普及するのではないだろうか。複数の出展者が別々のカードを配布して混乱を招くことを避けるため、イベントの主催者が共通のソリューションを検討することもあるだろう。