グーグルが雑誌広告の販売を試験的に開始した。雑誌「PCマガジン」や「マキシマムPC」から購入した広告ページを、複数に分割して広告主に販売。広告ページには次のようなオンライン版のURLも記載されている。 ------------------------------ http://adsbygoogle.com/pcmag/ http://adsbygoogle.com/maxpc/ ------------------------------ グーグルはアドワーズとアドセンスによって、広告代理店の機能を持つようになった。今後はその機能を、オフラインのメディアにも拡張していこうというわけだ。広告主、グーグル、出版社の思惑は、次のように一致したのだろう。 ------------------------------ 中小広告主:雑誌広告は高額だからページを分割して販売してほしい。 グーグル:多数の中小広告主向けにさらにソリューションを提供したい。 出版社:広告主の幅を広げたいし安定的な広告収入を確保したい。 ------------------------------ グーグルは、マスメディアを扱ってきた広告代理店の脅威となっていくのか、それとも新しい市場を創出していくのか。