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3月, 2005の投稿を表示しています

AIMがDMAと統合

2005年3月18日、The DMA(The Direct Marketing Association)はAIM(Association for Interactive Marketing)を傘下に取り込んで、DMA IMAB(Interactive Marketing Advisory Board)を組織すると発表した。

MSNの新広告管理プラットフォーム

MSNが開発中の新しい広告管理プラットフォーム、MSNアドセンター。MSNストラテジックアカウントサミットにおいて、ユースフメディ氏はMSNアドセンターを利用した検索連動型広告のプランニングをデモした。指定したキーワードについて、性別や年齢といったデモグラフィックスごとの検索頻度を確認できるようだ。

マイクロソフト、検索連動型広告に参入

マイクロソフトはヤフー(オーバーチュア)やグーグルと同じような検索連動型広告を独自に展開する予定だ。まずはフランスとシンガポールで試験を行う。同社はMSNストラテジックアカウントサミットでその概要を紹介した。そのサミットにおけるスティーブバルマー氏やユースフメディ氏のスピーチがビデオで公開されている。

第8回アジアパシフィック広告祭、日本も健闘

「アジアのカンヌ」との呼ばれるアジアパシフィック広告祭。今年は2005年3月10日から12日にかけて開催された。インタラクティブ部門に対する日本からの応募については、消費者向けウェブサイトカテゴリーでヤマハ(ビジネス・アーキテクツ)とトヨタ(太陽企画)が銀賞、小川義文ウェブサイト(太陽企画)と日産(太陽企画)とアウディ(太陽企画)が銅賞、ビヨンドザバナーカテゴリーでナイキ(大広)が銅賞を受賞した。なお、フィルム部門には1,003件の応募があり、味の素スタジアム(電通)が大賞を受賞。

迷惑メール対策のワーキンググループ

2005年3月15日、主要なインターネットサービスプロバイダーや携帯通信会社が、技術的な見地から迷惑メールの対策にあたるワーキンググループとして、JEAG(Japan E-mail Anti-Abuse Group)を創設した。

コーセーやミズノ、ネットシネマを展開

コーセーやミズノがネットシネマを展開している。コーセーのネットシネマは、商品に付いているスクラッチカードのIDがないと視聴できない。3部作のすべてを視聴するには、商品を3個購入する必要がある。ネットシネマを販促と直結させた事例として注目される。キャンペーン期間中の商品販売数量は前年同期比50%増を目指しているようだ。ネットシネマという施策の新規性は薄れつつあるため、今後はさらにひねったアイデアが求められるだろう。

リッチメディアベンダーごとの特徴

ほんの少し前まで、アイブラスターはフローティング広告の会社、クリップマートやアイワンダーはビデオ広告の会社、ポイントロールはエクスパンド広告の会社だった。しかし、各社が競って広告フォーマットを拡充したことにより、それぞれの特徴がわかりにくくなっている。

2004年の米国インターネット広告費、74億ドルに

2005年3月8日、TNSメディアインテリジェンスは2004年のアメリカの広告費を発表した。前年を9.8%上回って1,410億9,170万ドルとなった。もっとも拡大したのはインターネット広告。前年を21.4%上回って74億4,150万ドルとなった。インターネット広告以外で20%以上拡大したのはアウトドア。縮小したのはナショナルスポットラジオのみ。

検索語を先読みするグーグルサジェスト日本語版

2005年3月9日、グーグルはグーグルサジェストの日本語ベータ版を公開した。検索ボックスに文字を入力すると、その文字からキーワードの候補を先読みして提示してくる。例えば「あ」と入力すると「あびる優」がキーワード候補として提示される。このサービスが広く普及すると、検索連動型広告の入札価格にも影響が出るかもしれない。

中国のインターネット広告費、2004年は19億元

2005年3月10日、サイバーブレインズは中国のインターネット広告市場についての報告書を発表した。中国の調査会社によると、2004年のインターネット広告費は前年比75.9%増の19億元(約240億円)になったという。2005年には27億元(約340億円)、2006年には40億元(約504億円)になると予測されている。

カヌードル、スポンサードリンクについての調査を実施

カヌードルは2005年2月14日、「コンテンツ連動型スポンサードリンクはもっとも成長が期待できるインタラクティブマーケティングツール」と発表している。コンテンツ連動型スポンサードリンクについて、広告主と広告会社を対象に実施したアンケートの結果だ。不明な箇所が多いのでカヌードルから調査報告書を取り寄せた。前述の調査結果を導き出した質問文は「今後12ヶ月で使い始めたいものは」だった。つまり、すでに多くの広告主が採用しているバナー広告や検索連動型スポンサードリンクには不利で、コンテンツ連動型スポンサードリンクに有利な質問だった。それよりも「コンテンツ連動型スポンサードリンクのネットワークを選択するときに重視することは」との質問が興味深い。回答の上位は、配信先の質(57%)、入札管理・トラッキングツール(48%)、検索連動とコンテンツ連動との分離(38%)、ターゲティング技術(36%)、配信先の量(34%)だった。

アドバタイジングコム、アドウェア会社との関係を断絶

アドバタイジングドットコムはAOLの傘下に収まってから、アドウェアの会社であるクラリア、ウェンユー、180ソリューションズなどとの取引を中止しているという。アドウェアやスパイウェアから利用者を保護したいというのはAOLグループの意向。ただし、アドウェアの会社は独自に広告在庫を管理しており、他社ネットワークに広告を配信することはほとんどないため、影響は軽微だという。

タコダ、行動ターゲティング広告ネットワークを開始

2005年3月2日、タコダシステムズは行動ターゲティング広告ネットワークを4月に立ち上げることを発表した。昨年に開始した広告ネットワークはクリック課金のテキスト広告ネットワークだったが、これから開始するのはインプレッション課金のバナー広告ネットワーク。ブランディングを目的とした大規模なキャンペーンの需要に対応する。

ポイントロール、フォールドオーバーを公式リリース

2005年3月2日、リッチメディア広告のポイントロールは新しい広告フォーマット「フォールドオーバー」(FoldOver)を公式にリリースした。フォールドオーバーは、ページ上部の隅をクリックするとページがめくれて広告が展開するもの。アメリカのヤフーによくアクセスしているひとならすでに見たことがあるかもしれない。ヤフーではその広告フォーマットをティアバック(Tear Back)と呼び、ポイントロールのみを認可ベンダーとしている。オーディエンスのインタラクションがあってから広告が展開するので、ユーザビリティーを損なわないリッチメディア広告として支持されている。

オーバーチュア、社名変更を予定

2005年3月1日、オーバーチュアは2005年第2四半期に社名を変更することを明らかにした。オーバーチュアとヤフーが提供しているサービスはヤフーサーチマーケティングソリューションズとして、ヤフーブランドで再編される。日本と韓国ではオーバーチュアの社名変更はない。

インパクト、ランディングページをカスタマイズ

2005年2月28日、検索エンジンマーケティングを手がけるインパクトは、適切なリッチメディアランディングページを配信する新技術を発表した。同じキーワードがクリックされても、居住地などの特性に応じてランディングページの構成を変更するらしいが、詳細は不明。

カヌードル、フィード広告サービスを本格展開

2005年2月28日、カヌードルはRSSフィードに広告を挿入するセルフサービスの開始を発表した。コンテンツ連動型広告「ブライトアズ」の拡張版として、「ブライトアズRSS」と名付けた。RSSの配信はモアオーバーテクノロジーズが行う。

ヤフー、バリューコマースと資本・業務提携

2005年2月28日、ヤフーはバリューコマースとの資本および業務提携を発表した。株式の公開買い付けによって議決権の過半数を握る予定。あくまで推測だが、ヤフーブログの利用者に対してバリューコマースのアフィリエイトへの参加オプションを用意する、バリューコマースのアフィリエイトの報酬をヤフーポイントで支払う、というような新サービスが考えられる。

アイブラスター、キャンペーン受注が6割増

2005年2月24日、アイブラスターは2004年の受注実績を発表した。キャンペーン受注件数は60%増加して2,285件となった。広告フォーマットを拡充してきたことにより、さまざまな需要に対応できている。アイブラスターはフローティング広告で知られてきたが、現在ではその他の広告フォーマットがフローティング広告を上回っている。