カヌードルは2005年2月14日、「コンテンツ連動型スポンサードリンクはもっとも成長が期待できるインタラクティブマーケティングツール」と発表している。コンテンツ連動型スポンサードリンクについて、広告主と広告会社を対象に実施したアンケートの結果だ。不明な箇所が多いのでカヌードルから調査報告書を取り寄せた。前述の調査結果を導き出した質問文は「今後12ヶ月で使い始めたいものは」だった。つまり、すでに多くの広告主が採用しているバナー広告や検索連動型スポンサードリンクには不利で、コンテンツ連動型スポンサードリンクに有利な質問だった。それよりも「コンテンツ連動型スポンサードリンクのネットワークを選択するときに重視することは」との質問が興味深い。回答の上位は、配信先の質(57%)、入札管理・トラッキングツール(48%)、検索連動とコンテンツ連動との分離(38%)、ターゲティング技術(36%)、配信先の量(34%)だった。
インスタグラムは、月間利用者数が30億を超えたと発表。同時に、アプリ起動時にリールを優先して表示する試験をインドで開始することを明らかにした(先日公開されたiPad用アプリと類似の仕様)。また、グローバルでも機能の構成を見直し、DMをナビゲーションバーの中央に配置する。 In India, Instagram debuts a Reels-first experience for its mobile app https://about.fb.com/news/2025/09/in-india-instagram-debuts-a-reels-first-experience-for-its-mobile-app/ インスタグラムの責任者であるアダムモッセーリ氏によると、インスタグラムの成長はDMとリールとおすすめが牽引している。今回の変更はその動向を反映したものといえよう。 View this post on Instagram A post shared by Adam Mosseri (@mosseri) 各種プラットフォームのナビゲーションバーの配置は、サービス提供者の期待や思惑が反映されるため、注目している。ユーチューブやティックトックなど、新規投稿ボタンをナビゲーションバーの中央に配置するものが多いが、インスタグラムはDMを中央に配置することにした。Xは「Grok」を中央に配置していて、AIアシスタントに注力していることが分かる。一方、LINEヤフーは「LINE」のナビゲーションバーの中央を「VOOM」から「ショッピング」に変更する予定だ(2025年度第2四半期決算説明会資料より)。縦型短尺ビデオの流行に対応すべく「VOOM」を前面に打ち出したものの、競合のティックトックなどは強力であり、ショッピングに勝ち筋を見つけようとしているのではないか。