スキップしてメイン コンテンツに移動

ただのリターゲティングも不気味?

チーターデジタルが「デジタル消費者トレンド調査レポート2021」を公開。日本を含む6か国5,065名への調査により、多くの消費者が倫理上の理由でブランドを選好している実態などを明らかにしている。興味深いのは、マーケティング手法に対する消費者の感覚。「過去の買い物に基づくブランドからのおすすめ」や「カートに入れたままの商品についてのメールや広告」に対しては過半数が「好ましい(Cool)」と回答したが、「他サイトでの買い物に基づくソーシャルメディア上の広告」や「ウェブサイトに2分以上滞在したブランドからのパーソナライズされたオファー」に対しては過半数が「不気味(Creepy)」と回答している。

Digital Consumer Trends Index 2021
https://www.cheetahdigital.com/blog/2021-digital-consumer-trends-index
デジタル消費者調査レポート2021
https://www.cheetahdigital.com/jp/blog/jp-digital-consumer-trends-index-2021

このブログの人気の投稿

ホットリンク、ブログをテキストマイニングして広告配信

2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。

TikTokのCPMが下落

アドロールによると、ティックトックの広告のCPMが下落している。ティックトックのアメリカにおける不確実性の高まりを受け、広告主が予算配分を見直しているとみられる。2025年1月のティックトックのCPMは、前年同月より80%下落したという。ピンタレストのCPMは120%増加し、メタのCPMは安定しているという。 Uncertainty Over TikTok's Future Drives CPMs Down 80% While Pinterest Gains Ground, AdRoll Reports https://www.prnewswire.com/news-releases/uncertainty-over-tiktoks-future-drives-cpms-down-80-while-pinterest-gains-ground-adroll-reports-302398635.html

欧州IAB、リテールメディアの定義を再整理

IABヨーロッパが、リテール&コマースメディアの定義を要約した資料を公開した。用語集も更新。リテールメディアとコマースメディアの二語を、ほぼ共通の概念としてあまり区別せずに使用するようになった。 IAB Europe's Retail & Commerce Media Definitions One Pager https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-retail-commerce-media-definitions-one-pager/ IAB Europe’s Updated Retail & Commerce Media Glossary - March 2025 https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-updated-retail-commerce-media-glossary-march-2025/ リテール&コマースメディアの定義を和訳すると次の通り。 リテール&コマースメディア:リテールメディアネットワークを含むコマースメディアネットワークは、自社プラットフォームの内外を問わず、ブランドや小売業者が消費者の購買検討過程を通して商品やサービスを訴求することを可能にする。コマース/リテールデータを、計画・実施・測定に使用する。オンサイト、オフサイト、インストアの幅広い施策が含まれる。 オンサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者のプロパティ上で販売される広告。コマースプラットフォームや小売業者が所有し運営しているウェブサイトやアプリがその典型。スポンサードプロダクトやスポンサードディスプレイなど。 オフサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者が所有・運営するウェブサイトやアプリ以外の第三者パートナーの広告在庫に、小売業者のデータを連携して使用する。 インストアリテールメディア:計画・実施・測定に小売業者のデータを使用する店舗内の広告。