ニューヨークタイムズより。マイクロソフトはクラリア(旧称ゲイター)に買収を持ちかけているという。グーグルに対抗するため、クラリアのパーソナライズド広告技術を取得したいようだ。これにはマイクロソフトにも賛成派と反対派がいるらしい。反対派は、クラリアの広告手法に反発している消費者が少なくないことを懸念している。そのクラリアをマイクロソフトが買収すれば、「あのマイクロソフトが消費者の行動を追跡して利益を生み出そうしている」と批判されかねない。賛成派は、マイクロソフトなら拡大が予測されるパーソナライズド広告市場において、プライバシー保護などのルールづくりに貢献できるとしている。ちなみにニューヨークタイムズは、過去にクラリアの広告手法を告訴したことがある。
IABが、コネクテッドテレビを含む各種デジタルビデオ広告チャネルの統合プランニングを指南する「Unified Media Planning Playbook」を公開。チャネルごとに断片化された仕組みやデータを完璧に統合することはできない状況を受け入れ、柔軟に現実的な統合を目指すことを勧めている。何か画期的な手法を紹介しているわけではない。統合をパッチワークに例えて、「If we can’t eliminate the seams, we can at least make them hold.」(縫い目をなくすことはできなくても、ほつれないようにはできる)と結んでいる。 Unified Media Planning Playbook https://www.iab.com/guidelines/unified-media-planning-playbook/