ニューヨークタイムズより。マイクロソフトはクラリア(旧称ゲイター)に買収を持ちかけているという。グーグルに対抗するため、クラリアのパーソナライズド広告技術を取得したいようだ。これにはマイクロソフトにも賛成派と反対派がいるらしい。反対派は、クラリアの広告手法に反発している消費者が少なくないことを懸念している。そのクラリアをマイクロソフトが買収すれば、「あのマイクロソフトが消費者の行動を追跡して利益を生み出そうしている」と批判されかねない。賛成派は、マイクロソフトなら拡大が予測されるパーソナライズド広告市場において、プライバシー保護などのルールづくりに貢献できるとしている。ちなみにニューヨークタイムズは、過去にクラリアの広告手法を告訴したことがある。
2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。