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クラリア、日本でもビヘイビアリンクを展開予定

2005年8月4日、ライブドアマーケティングは最新ネットプロモーションセミナーを実施した。ジェイ・リスティングがモバイルリスティングについて、クラリアが行動ターゲティングについてプレゼンテーションした。クラリアは2004年5月に日本法人を設立していたようだ。クラリアは行動ターゲティングの手法をサイトベースとウェブワイドに分類したうえで、クラリアが採用している後者こそ有効と主張した。クラリアがウェブワイドの行動ターゲティングを展開できるのはアドウェアを配布しているためだ。日本では200万から250万のパソコンに同社のアドウェアがインストールされているという。日本の広告在庫をさらに拡大するため、今後は日本のソフトウェアにアドウェアをバンドルすることも検討しているという。いまのところ、日本で展開できる広告ユニットはポップアップやポップアンダーあるいはスライダーといった、いわゆる侵入型のもの。したがって、ユーザビリティーを考慮すると採用は慎重にならざるをえない。しかし、それでも多数の実績を残しつつあるとして、消費者金融を中心とする日本の数十社の広告主を紹介した。クラリアが今年からアメリカで展開しているビヘイビアリンク(ページ内の通常広告枠に行動ターゲティング広告を配信するサービス)は、ヤフーやMSNなどがパートナーサイトとなり順調だという。日本でも数ヶ月かけてビヘイビアリンクの試験を行い、年内にはリリースするという。ちなみに、日本におけるクラリアの販売代理店はライブドアマーケティングのみ。

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2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。

米国ネット広告費、2024年は15%増

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「Urumo Ads」でリーチと購買の双方を最適化

フェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads」で、リーチと購買の双方を最適化する自動プランニングツールを開発した。必要情報を入力すると、メディアごとの予算配分、想定されるリーチや購買リフトなどが算出される。 https://www.fez-inc.jp/news/250417