日経広告研究所「日経広告研究所報231号」に掲載されている、ビデオリサーチ木戸茂氏とビデオリサーチインタラクティブ江村謙太郎氏による研究論文「Web2.0時代のテレビとインターネットのクロスメディア的広告効果」。ライフカードのテレビ広告出稿量、キーワード検索回数、ウェブサイト推定接触者数、ブログ更新件数の推移と、それぞれの相関係数が紹介されている。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/