WPPグループのグループMが広告市場の予測を更新した。アメリカの広告費は、2007年は前年比2.8%増の1,625億8,500万ドル、2008年は前年比3.7%増の1,685億9,400万ドル。世界の広告費は、2007年は前年比6%増の4,485億9,200万ドル、2008年は前年比6.8%増の4,788億9,100万ドル。世界のインターネット広告費は2008年に総広告費の10%を占めるようになるという。それはゼニスオプティメディアと共通の見解。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/