2007年12月20日、電通はオプトへの出資比率を現在の5%から約35%に引き上げ、持ち分法適用会社にすると発表。株式取得価額は総額約150億円。保有する新株予約権を行使するほか、1株38万円で株式公開買い付けを実施。12月20日のオプトの株式の終値は265,000円だった。しばらくストップ高が続きそう。サイバーエージェントやセプテーニの株式は、競合環境の激化が嫌がられて売られるか、逆にインターネット広告市場が見直され買われるのでは。博報堂とサイバーエージェント、アサツーディ・ケイとセプテーニの提携戦略への影響も注目される。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales