マイクロソフトと毎日新聞社による「MSN毎日インタラクティブ」は2007年9月30日で終了、10月1日からは「MSN産経ニュース」となるようだ。毎日新聞は「mainichi.jp」を運営するという。毎日新聞にとって編集の自由度は高くなるだろうが、広告収入が増加するかは不明。これまで「MSN毎日インタラクティブ」を毎日新聞というよりMSNのニュース面として評価していた広告主および広告会社は、あえて「mainichi.jp」に注目しないかもしれない。もちろん産経新聞が「イザ!」でオンラインの存在感を高めてきたように、これを好機に毎日新聞が躍進する可能性もあるが。なお、毎日新聞は「毎日インタラクティブメール」を6月29日で休刊する。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales