スキップしてメイン コンテンツに移動

新幹線「N700系」試乗会にブロガーを招待

2007年5月23日、東海旅客鉄道はメディア向け試乗会に著名ブロガーも招待。今回のブロガー向け試乗会以外にも、ブロガー向け記者会見、ブロガー向け試写会、ブロガー向け試食会など、ブロガー厚遇施策が流行している。ペイパーポストは悪でブロガー厚遇施策は善といわれるが、それは本当か。両者を区別するものは何か。両者はまったく対極にあるのか。と、あえて問題提起したい。同じテーマについての投稿が同時に多発して、背景にはマーケッターの思惑が働いているという構図は、両者に共通している。ブロガーへの報酬が金銭か否か、投稿が義務か任意かなどが、決定的な違いかもしれない。しかし、希少な物品や体験は金銭以上にブロガーを麻痺させやしないか。いろいろ考えると、両者の境目は曖昧に思えてくる。このような発言は、ブロガー厚遇施策の企画者や参加者から批判を受けるかもしれない。ブロガー厚遇施策を否定しないが、ブログマーケティングの正当な発展のために、各種方法論について議論が必要と考える。

このブログの人気の投稿

アマゾン、ブランド認知キャンペーンをAIで自動最適化

アマゾンが「Amazon DSP」ですべての広告主に「Brand+」を提供。ブランド認知キャンペーンを人工知能により自動で最適化できる。アマゾン内の購買行動や閲覧行動のシグナルから潜在顧客を割り出し、「Prime Video」や「Twitch」、およびアマゾン以外のパブリッシャーにビデオ広告を配信する。ファネル下部の成果を人工知能で自動最適化する機能としては、すでに「Performance+」を提供している。 Amazon Ads introduces Brand+, a new way to grow your business with AI-optimized TV ad campaigns https://advertising.amazon.com/library/news/brand-plus-ai-tv-advertising

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html

地上波CMにQRコード

アサヒビール「クリアアサヒ」が地上波のテレビ広告にQRコードを表示。通常の地上波のテレビ広告でQRコードを表示する例は珍しいのではないか。 https://www.asahibeer.co.jp/news/2023/0413_2.html パナソニックも、昨年に同じような取り組み。 https://news.panasonic.com/jp/topics/204722