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2024の投稿を表示しています

ピノTV

森永乳業「ピノ」が「ピノTV」施策を展開している。商品パッケージのQRコードをスマートフォンで読み込むと、複数のテレビ局と制作した独自の番組を視聴できる。 ピノTV https://www.pinoice.com/pino-tv/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001166.000021580.html

プログラマティック広告取引の効率性が上昇

アメリカの広告主協会は、プログラマティック広告の透明性についてベンチマーク調査を行っているが、その最新の結果を発表した。それによると、2023年の初期調査と比較して、広告費の生産性が22%改善。広告主がDSPに支出する広告費のうち消費者に届く正味の広告費の割合は、2023年調査では36.0%だったが、2024年調査では43.9%となり、7.9ポイント改善した。MFAへの支出は15%から6.2%に減少し、中央値では10%から1.1%に減少した。 ANA Releases 2024 Programmatic Benchmark Study https://www.ana.net/content/show/id/pr-2024-12-programmatic

世界の広告費、2024年に1兆ドルを突破

グループMは、2024年の世界の広告費を前年比9.5%増の1兆400億ドルと推計(アメリカの政治広告を除く)。デジタル広告(伝統メディアのデジタル拡張であるコネクテッドテレビや屋外デジタルを除く)は前年比12.4%増。2025年に世界の広告費は7.7%、デジタル広告費は10.0%成長すると予測している。 GroupM’s End-of-Year Global Advertising Forecast Projects 9.5% Growth in Total 2024 Advertising Revenue https://www.groupm.com/newsroom/groupms-end-of-year-global-advertising-forecast-projects-9-5-growth-in-total-2024-advertising-revenue/

ユーチューブ広告の長さは多様

グーグルが2024年にユーチューブで配信された優良な広告13,000本以上を分析。そのうち44%は、昔ながらの長さ(15/30/60秒)ではなかった。また、ショートとインストリームの広告の52%は15秒以上だった。時間の長さに制約があるとありきたりの表現に収まりがちだが、ユーチューブにはその制約がなく、短尺でも長尺でも機能するという。 How creative storytelling drove 2024’s best YouTube ads https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/video/best-creative-storytelling-youtube-ads/

ノンエンデミック広告費、2024年は541億円

Roktがデジタルインファクトと共同でノンエンデミック広告市場を調査。ノンエンデミック広告は、「リテールメディア広告の一形態であり、特定のECサイトやアプリ上で商品やサービスを販売していない企業が、そのECサイトやアプリ上に出稿する広告」と定義されている。2024年の日本のノンエンデミック広告費は前年比28%増の541億円の見通し。 Rokt、リテールメディアの新潮流を占うノンエンデミック広告市場調査を発表 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000059870.html

TikTokのCPMが上昇傾向

イーマーケッターは、2024年のアメリカのティックトック広告費を104億2,000万ドルと予測していて、それはメタ(646億3,000万ドル)の約16%に相当する。ティックトックのCPMの上昇率は競合よりも大きく、メタとの価格差は縮小してきているという。エンゲージメントも向上しているから問題ないとの声もある。 TikTok’s CPM rates are gaining ground on Meta’s https://www.emarketer.com/content/tiktok-cpm-rates-gaining-ground-on-meta Social Ad CPMs Forecast 2024 https://www.emarketer.com/content/social-ad-cpms-forecast-2024

テレビ広告のプログラマティック取引を実現する「BROAD+」

ソニーマーケティングは、地上波放送局と連携してテレビ広告のプログラマティック取引を実現する広告配信サービス「BROAD+」を提供する。まずは日本テレビと接続。ソニーが保有するテレビ視聴データでプランニングできる。 https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202412/24-1202/ 追記(2024年12月13日):AJAは、この「BROAD+」とのシステム連携により、地上波テレビ広告を買い付けて運用するサービス「ミエルTV」を提供する予定。 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=31101

日テレ、地上波広告枠のリアルタイム入札を準備

日本テレビ放送網は、地上波テレビ広告でもリアルタイムなプログラマティック取引を行えるよう「アドリーチマックス(Ad Reach MAX)」プラットフォームの開発を進めている。2025年4月からの運用開始を予定している「AdRM-Exchange」は、DSPなどから放送直前(最短で放送3秒前)のリアルタイム入札を受け付けるという。 https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/docs/20241203-1.pdf

アルゴリズム主導の広告が成長

電通グループの「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」によると、アルゴリズム主導の広告(algorithmically-enabled ad spend)が世界の広告市場の成長を牽引するという。 電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表 https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001375.html 総広告費に占めるアルゴリズム主導の広告の割合は、2024年には59.5%、そして2027年には79.0%にも達する見通しであり、今後のメディア戦略に大きな影響を与え、市場の成長を大きく牽引します。 アルゴリズム主導の広告(費)は、英語では「algorithmically-enabled ad spend」と表現されている。レポートには「algorithm-driven」「algorithm-led」という表現もある。 Global Ad Spend Forecasts 2025: 5.9% Growth Predicted as Algorithmic Strategies Reshape Media Investments https://www.dentsu.com/uk/en/media-and-investors/global-ad-spend-forecasts-2025-5.9-percent-growth-predicted-as-algorithmic-strategies-reshape-media-investments As the industry enters what dentsu identifies as the algorithmic era, data-enabled advertising will increasingly shape media strategies, with algorithmically-enabled ad spend forecasted to reach 79.0% of total ad spend by 2027. Ad Spend Dec 2024 - dentsu Global Ad Spend Forecasts Dec 2024 https://insight.dentsu.com/ad-sp...

ザトレードデスク、ストリーミングTV向けOSを開発

ザトレードデスクがストリーミングTV向けOS「Ventura」を開発。ストリーミングTV広告のサプライチェーンの競争力と透明性を確保するためには、OSを開発するところからのアプローチが必要だったということか。 The Trade Desk Announces Ventura, a Revolutionary Streaming TV Operating System https://www.thetradedesk.com/us/news/press-room/the-trade-desk-announces-ventura https://www.thetradedesk.com/us/ventura-streaming-tv-os https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000035203.html

Xがパブマティックに広告在庫を開放

Xが広告販売パートナーにパブマティックを追加したようだ。「ads.txt」を開くと、これまでの「inmobi.com」と「google.com」に加えて「pubmatic.com」を確認できる。インスタグラムやティックトックなどと互角に競争することが難しいため、パブマティックなどを通じてソーシャルメディア向け以外(オープンインターネット向け)の広告予算を獲得しようとしていると考えられる。 Elon Musk's X has signed up a new adtech partner as it looks to boost advertising revenue https://www.businessinsider.com/x-signed-up-pubmatic-as-partner-to-sell-its-ads-2024-11 ところで、消費者としてXを利用していると、このところ同じ広告が連続して表示されることが多い(いくつかの投稿を挟んで同じ広告が何度も表示される)。そのような広告は、返信やリポストといったネイティブ機能がないため、外部パートナーから配信されている。広告主の意図に反していると思われるので、改善を期待したい。次の記事のように、広告の品質が低下しているとの声が多いのも懸念される。 「Xの広告が変になってる」は本当か 流れてきた広告500件を集計して確かめてみた 見えてきた傾向 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2412/02/news163.html 一方で、有料サービスへの加入を推進するXにとっては、広告にうんざりする利用者が増えたり広告収益が減少したりすることは想定していて、ネガティブなことではないのかもしれない。 もう広告にはうんざりですか? — Premium (@premium) October 31, 2024 プレミアムプラスにサブスクライブして、Xのユーザー体験をよりスムーズに。 — Premium (@premium) October 31, 2024

#じゃがりこリズムチャレンジ

カルビーが「じゃがりこリズムチャレンジ」キャンペーンを開催。テレビ広告のリズムに合わせたビデオの投稿を募っている。ティックトックのキャンペーンツールはマインドフリー「TikQ」を採用。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001454.000030525.html

広告効果を高める4つの表現要素

メタ、カンター、クリエイティブエックスが、メタで配信された56,984個の広告を分析し、短期的な売上や長期的なブランド評価を左右するクリエイティブ要素を明らかにした。モバイルの時代は、親密性(intimacy)と即時性(immediacy)が重要だという。親密性のレバーは、人とのつながりを探求すること、およびブランドや商品をストーリーに組み込むことだ。即時性のレバーは、視覚的なダイナミズムを活用すること、および特色のある雰囲気を示すことだ。 人とのつながりを探求する(Human connection) 広告に人を顔が見えるように登場させる。人とつながるために利用されるプラットフォームでは特に重要と思われる。 ブランドや商品をストーリーに組み込む(Brand integration) ブランドや商品をストーリーの自然な一部に収める。主人公にしてもよい。 視覚的なダイナミズムを活用する(Visual dynamism) モバイルでのコンテンツ消費速度に合わせて、高速なカットや動きを取り入れる。 特色のある雰囲気を示す(Distinctive atmosphere) 非⾔語的なシンボルなど記号によるストーリーテリングで、特色を示す。 A new era of storytelling: Inspiration for today’s brands https://adage.com/white-paper/new-era-storytelling-inspiration-todays-brands

ドメイン名の終活について

そもそも安易に新規ドメイン名を取得してはいけない。半永久的に維持費用を負担する覚悟が必要。 ドメイン名休眠時の推奨設定から廃止費用まで、ドメイン名の「終活」をまとめた資料が無料公開中 https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1639357.html

IAB、クロスチャネル測定の実装ガイドを公開

IABがクロスチャネル測定の実装プレイブックとベストプラクティスの資料を公開。複数チャネルのデータを統合してキャンペーンの効果を総合的に理解し、改善するための手引き。 Cross-Channel Measurement: Implementation Playbook + Best Practices Guide https://www.iab.com/guidelines/cross-channel-measurement/

Spotifyが広告賞「Hits」を日本で初開催

スポティファイが、デジタル音声広告のクリエイティブを表彰する「Spotify Hits」を日本で初開催。日本ケンタッキー・フライド・チキンの広告がグランプリを獲得。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000022249.html

日本を対象にアテンションエコノミー調査

電通ジャパン・インターナショナルブランズが、デジタル広告のアテンション(注視)について、日本を対象に調査したレポートを公開した。アテンションの指標として、視聴率(Viewed Percentage)、平均視聴時間(Average Viewed Time)、APM(Attention per mile)を使用。APMは、1,000インプレッション当たりのアテンションで、視聴率×平均視聴時間×1,000で求められる。広告が画面上に表示されることと注視されることは異なるため、ビューアブル率と視聴率には差異がある。ブランド想起率は、平均視聴時間と強く相関しているが、ビューアブル率とは相関していない。スキップ不可で強制視聴させるインストリーム広告は、平均視聴時間が長く、ブランド想起率の向上に有効。一方、そのような強制的なアテンション(一定時間強制視聴させるスキッパブル広告を含む)は、同じ視聴時間の自発的なアテンションと比較して、ブランド想起率が低い。強制的なアテンションはネガティブな感情を引き起こすことがあるので、強制視聴と非強制視聴のバランスは大切。アテンションに影響する要因として、ビューアブル時間、強制視聴、広告の長さ、動き、サイズへの配慮が必要。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000016704.html

スマホを退屈にするアプリ「The Boring Mode」

ハイネケンが、スマートフォンを退屈にするアプリ「The Boring Mode」を日本でも提供。ハイネケンは、人と人が実際に交流することの大切さ、リアルが充実することの楽しさを改めて実感してもらうため、このアプリを開発した。 ハイネケンが「リアルが充実する」アプリをリリース! #世界一退屈なスマホ #TheBoringMode #スマホがガラケーに #退屈モード #ビールを売るな楽しい時間を売れ #TheBoringPhone #課金要素ゼロ #課金ポイントゼロ #完全無料アプリ #スマホ中毒状態を抜け出したい #リアルが充実 #iPhone #Android pic.twitter.com/jezEjq4dXY — Heineken Japan (@heineken_jp) October 22, 2024 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000124676.html

X、AI活用の自動パフォーマンス広告を提供へ

Xが中小ビジネス向けにAIを活用した自動パフォーマンス広告を開発し、一部の広告主への提供を開始した。設定不要の自動ターゲティングで、目標に向かって入札が最適化される。競合プラットフォームの類似の動向に追随するものとして注目される。 https://x.com/XBusiness/status/1848905577411301535

「Peanut」と1,300回送信して

カナダのスマッカーフーズのピーナッツバターブランドが、「Peanut」というテキストを1,300回送信した消費者にピーナッツバター1瓶をプレゼントする施策を展開。1,300回である理由は、1瓶当たり1,300粒以上のピーナッツが使用されているため。 1300 Peanuts https://1300peanuts.ca/ https://glossyinc.com/2024/10/15/jif-wants-you-to-text-peanut-1300-times/

アマゾン、日本でも「Prime Video」に広告挿入へ

アマゾンは、日本でも2025年から「Prime Video」に広告を挿入する。広告なしのオプションも提供する。 2025年よりPrime Video広告の提供地域を拡大することを発表 https://advertising.amazon.com/library/news/unboxed-prime-video-advertising Amazon Prime Video(プライムビデオ)についてのお知らせ https://www.aboutamazon.jp/news/entertainment/an-update-on-prime-video https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1632886.html

WFA、メディア価格の上昇を予測

WFA(World Federation of Advertisers)によると、世界のメディア市場上位10カ国のうち9カ国で、2025年は2024年以上にメディア価格が上昇する見通し。インド、アメリカ、中国などでは、2026年にはさらに上昇が加速する。日本のメディア価格は、2025年に1.8%、2026年に3.1%上昇する見込み。 Media inflation set to rise in 2025 and 2026, WFA Outlook report https://wfanet.org/knowledge/item/2024/10/10/media-inflation-set-to-rise-in-2025-and-2026-wfa-outlook-report

Xがユニリーバへの訴訟を取り下げ

Xは広告の違法な不買運動を主導したとしてユニリーバを提訴していたが、和解して取り下げた。プラットフォーム上でのパートナーシップの継続について合意したという。 X is pleased to have reached an agreement with Unilever and to continue our partnership with them on the platform. Today’s news is the first part of the ecosystem-wide solution and we look forward to more resolution across the industry. — News (@XNews) October 11, 2024 https://www.reuters.com/legal/elon-musks-x-drops-unilever-advertiser-boycott-lawsuit-2024-10-11/

「広告つきABEMAプレミアム」を提供

AbemaTVの運営する「ABEMA」が、新プラン「広告つきABEMAプレミアム」の提供を開始。月額580円。これまでは、広告ありで無料の「ベーシック」と、広告なしで有料の「ABEMAプレミアム」しかなかった。広告なしの「ABEMAプレミアム」は、月額960円を1,080円に改定する予定。 https://abematv.co.jp/posts/55550468

総務省、デジタル空間の情報流通について新たな検討会

総務省が、デジタル空間における情報流通に伴う諸課題について制度整備を含む対処の在り方を検討するため、「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」を開催。前身の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」による提言を踏まえ、情報流通プラットフォーム対処法の施行と運用、デジタル空間における情報流通に係る制度整備、デジタル広告の流通を巡る諸課題への対処などを検討する。なりすまし型の偽広告については、事業者の対応状況についてヒアリングを行う予定。 デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_shokadai/ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA102AW0Q4A011C2000000/

偽情報やなりすまし広告への提言まとまる

総務省が「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」を公表。なりすまし型の偽広告の問題など、事業者の自主的な取り組みのみには期待できない状況を踏まえ、幅広いステークホルダーが連携した総合的な対策が必要としている。総合的な対策には、「広告の質の確保を通じた情報流通の健全性確保」(広告の確実な事前審査や掲載停止措置)、「質の高いメディアへの広告配信に資する取組を通じた健全性確保」(ガイドラインの策定など)が含まれる。 「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」及び意見募集の結果の公表 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000417.html デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_space/

Xが収益配分変更、返信の広告表示に収益発生せず

Xが「広告収益配分プログラム」の名称を「クリエイター収益配分プログラム」に変更し、収益配分方法を見直し。11月8日以降、投稿の返信に広告が表示されても収益は発生せず、プレミアム利用者のエンゲージメントで収益は発生する。いわゆるインプレゾンビ対策とみられる。 Xにいるクリエイターのみなさん、大発表です📣 収益配分プログラムの仕組みが大きくアップデートされます。 一番の変更は、お支払いが増えることです💰️ Xプレミアムに登録して、投稿で収益を得ましょう: https://t.co/C5uTC85USR 変更点は続きより: — Japan (@XcorpJP) October 10, 2024 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2410/10/news151.html

店内メディアでもインフルエンサー活用

UUUMとストアギークが共同パッケージを提供。オンラインでのインフルエンサー活用施策と連動して、小売店舗メディア「ストアギークサイネージ」にも最適化したクリエイティブを配信できる。 https://storegeek.jp/news/pressrelease/20241002_press_02/

AI活用の自動パフォーマンス広告、各社が相次ぎ投入

グーグルの「Performance Max (P-MAX)」やメタの「Advantage+ Shopping Campaigns」のように、最小限の設定を行うだけでファネル下部のパフォーマンスを自動最適化できる広告商品として、ピンタレストが「Performance+」、ティックトックが「Smart+」の提供を開始。 AIと自動化で広告主をサポートする、新しいキャンペーン機能のご紹介 | Pinterest Newsroom https://newsroom.pinterest.com/ja/news/introducing-new-ai-and-automation-campaign-features-to-support-advertisers/ TikTok運用型広告を最適化する最新ソリューション「Smart+」の提供を開始 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/22831/ 以下の通り、主要プラットフォームの類似機能が出そろってきた。それぞれ名称が似ている。 Google: Performance Max https://support.google.com/google-ads/answer/10724817 Meta: Advantage+, Advantage+ Shopping Campaigns https://www.facebook.com/business/ads/meta-advantage https://www.facebook.com/business/ads/advantage-plus-shopping-campaigns Amazon: Performance+ https://advertising.amazon.com/en-us/resources/whats-new/amazon-ads-launches-performance-plus-in-amazon-dsp Microsoft: Performance Max https://about.ads.microsoft.com/en/solutions/ad-products-formats/performance-max TikTok: Smart+ https://ads.tiktok.com/business...

広告などを非表示にできる「気をそらすものコントロール」

アップルは、9月に公開した新OS「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」で、ブラウザー「Safari」に「Distraction Control」(気をそらすものコントロール)という機能を追加した。広告など、気をそらすものを選択して非表示にできる。 Use Distraction Control in Safari to hide items on a webpage https://support.apple.com/en-us/120682 iPhoneのSafariで記事を読んでいるときに気をそらすものを非表示にする https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphdc30e3b86/18.0/ios/18.0

欧州IAB、広告軽量化ツールを開発

IABヨーロッパが、ディスプレイ広告を圧縮して軽量化するツール「CreativeLi」の試験提供を開始。温室効果ガスの排出量を削減するため。 IAB Europe Launches Beta Test of New Tool to Optimise Digital Display Creatives, Reducing File Size Without Sacrificing Visual Impact https://iabeurope.eu/iab-europe-launches-beta-test-of-new-tool-to-optimise-digital-display-creatives-reducing-file-size-without-sacrificing-visual-impact/

JARO「苦情の50年史」

日本広告審査機構(JARO)は、設立50周年を記念して「苦情の50年史」を公開。2014年からの10年間を「ネット苦情急増期」としている。 苦情の50年史 https://50th.jaro.or.jp/history/ https://www.jaro.or.jp/news/20241001.html

ティックトック、検索広告キャンペーンを提供

ティックトックが「Search Ads Campaign」の提供を開始(現在はアメリカのみ)。既存の「Search Ads Toggle」機能を使用すれば、検索結果ページにも広告を配信できたが、キーワードの指定はできなかった。新たな「Search Ads Campaign」は、キーワードを指定して検索結果ページに広告を配信できる。 Introducing Search Ads Campaign https://www.tiktok.com/business/en-US/blog/introducing-search-ads-campaign About Search Ads Campaign https://ads.tiktok.com/help/article/about-search-ads-campaign

コマースビデオ、ブランドと消費者の評価に違い

IABがコマースビデオ(行動を促すためのビデオ広告と定義)について、ブランドと消費者の意識を調査。ブランドはコマースビデオへの投資に積極的であり、消費者も意思決定に役立つものと捉えているが、両者の評価には違いもある。 IAB Study Reveals Disconnect Between Brand Strategy and Consumer Journey Amid Soaring Commerce Video Engagement https://www.iab.com/news/iab-study-reveals-disconnect-between-brand-strategy-and-consumer-journey-amid-soaring-commerce-video-engagement/

アテンションがブランド指標に影響

ハヴァスはルーメンリサーチとブランドメトリクスの協力を得て、ディスプレイ広告のアテンション(注視)がブランド指標に与える影響を調査した。インプレッションごとのビューアビリティーとフリークエンシーのデータをブランドリフトのデータと統合することにより、アテンションとブランド指標の関係を分析した。 アテンションとブランドリフトには高い相関がある アテンション時間はブランド好意度や購買意向度に強く影響する 合計アテンション時間が結果を左右する フリークエンシーが、視認されるリーチと合計アテンション時間に寄与する 複数回の適度なアテンションは、1回の長いアテンションより効果がある 行動喚起には長め、認知なら短めのテンションの積み重ねがよい Link Between Attention and Drivers of Brand Outcomes Revealed in New Research https://havasmedianetwork.com/link-between-attention-and-drivers-of-brand-outcomes-revealed-in-new-research/

「カロリーメイト リキッド」がゲームに

大塚製薬「カロリーメイト リキッド」がゲームに。 CalorieMate LIQUID FOR GAME CREATORS https://store.steampowered.com/app/3156040/CalorieMate_LIQUID_FOR_GAME_CREATORS/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000045062.html

X広告費をさらに削減予定

カンターが日本を含む27カ国での調査結果をまとめたレポート「Media Reactions 2024」を発行。世界の消費者に最も人気があるデジタルメディアはアマゾンとティックトック、マーケッターに最も人気があるのはユーチューブとなった。マーケッターからのXの信頼度は低下しており、マーケッターの26%は2025年のX広告費を削減する予定だ。 More marketers to pull back on X (Twitter) ad spend than ever before https://www.kantar.com/company-news/more-marketers-to-pull-back-on-x-ad-spend-than-ever-before Kantar Media Reactions 2024 https://kantaraustralia.com/media-reactions-2024/

ニールセンとビデオリサーチ、クロスメディア測定で協力

ニールセンとビデオリサーチが、日本市場におけるクロスメディア統合リーチソリューションの開発を目的に戦略的パートナーシップを締結。 Nielsen & Video Research renew partnership with goal of cutting-edge, de-duplicated cross-media measurement solution for Japan https://www.nielsen.com/news-center/2024/nielsen-video-research-renew-partnership-with-goal-of-cutting-edge-de-duplicated-cross-media-measurement-solution-for-japan/ ニールセンとビデオリサーチ、革新的なクロスメディア統合リーチソリューション開発を目的としてパートナーシップを締結 https://www.videor.co.jp/press/2024/240910.html

「TOPPANデータクリーンルーム」を開発

TOPPANが「TOPPANデータクリーンルーム」を開発。ONE COMPATHが持つ「Shufoo!」利用者の閲覧データや、unerryが持つ流通などの人流データとの接続により、顧客の来店や購買の傾向を分析できる。 https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/08/newsrelease240828_1.html

完全成果報酬型「RIZAPマーケティングコンサル」を開始

RIZAPが、新規事業「RIZAPマーケティングコンサル」を開始。クリエイティブ制作費や広告運用費はRIZAPが負担し、初期費用なしの完全成果報酬型でマーケティング運用代行サービスを展開する。これまで「RIZAP」や「chocoZAP」のビジネスを拡大させてきた知見を活かして、結果にコミットする。 RIZAPマーケティングコンサル https://rizap.co.jp/lp/consulting https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000226.000030866.html

栗山米菓、消費者の投稿をそのまま広告に

栗山米菓「瀬戸しお」が、Xに実在する消費者の投稿を広告に利用。過去にも消費者投稿を利用した広告事例はあるが、素材の良さをこれほどそのまま活かした広告は珍しく好感が持てる。 おそらく弊社史上初です。 こんなにデカい瀬戸しお。 #どうやらうまいらしい #渋谷駅に掲出中 pic.twitter.com/xkwFyAehL5 — ばかうけ&星たべよ&瀬戸しお【公式】 (@bakauke_hoshi) September 3, 2024 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000063435.html

CARTA MARKETING FIRM、BeReal広告を販売

CARTA MARKETING FIRMが、ビーリアルの広告の取り扱いを開始。公式アカウントの企画制作も支援する。 CARTA MARKETING FIRM、Z世代に人気のSNSアプリ「BeReal.」広告の取り扱いを開始 https://carta-marketing-firm.co.jp/blog/100/ ビーリアルは、今年2月から著名人やブランド向けの広告アカウント機能を提供している。 Your Favorite Celebs and Brands Are Coming to BeReal – Announcing RealPeople and RealBrands https://bereal.com/announcing-realpeople-and-realbrands/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000133515.html 6月にはモバイルゲーム事業を展開するブードゥーがビーリアルを買収。 Voodoo acquires BeReal to take authentic social network to new heights https://blog.voodoo.io/articles/voodoo-acquires-bereal 7月から広告事業を開始したようで、その案内も公開されている。 「BeReal」が7月から広告事業を開始 https://www.advertimes.com/20240626/article465076/ BeReal広告 https://bereal.com/ja/advertise-on-bereal/

日産90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」

日産自動車が創立90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」を公開。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000068721.html

Meta Spark(ARエフェクト)は2025年1月で終了へ

メタは、ブランドやクリエイターがARエフェクトを作成してインスタグラムなどで公開できる「Meta Spark」プラットフォームを、2025年1月14日に終了する。それ以降、ARエフェクトの作成、公開、管理はできなくなり、公開済みのARエフェクトも使用できなくなる。このところ「Meta Spark」について公式ブログなどでの情報発信がなく、すでに3月には認定資格試験を終了していたため、予兆はあった。この分野で競合するスナップやティックトックでは、引き続きARエフェクトを公開できるが、ブランドによる販促においては、アプリがインストールされていることを前提としないブラウザーでのARエフェクトが選好されやすいと思われる。 Meta Spark is shutting down https://spark.meta.com/blog/meta-spark-announcement Meta Spark platform is going away https://www.facebook.com/groups/metasparkcommunity/permalink/1913334602411906

FTC、偽のレビューを禁止

FTCが、偽のレビューや体験談の作成や売買を禁止する最終規則を発表した。人工知能による架空のレビューも禁止の対象になる。肯定的であれ否定的であれ、特定の感情を示すレビューに報酬を提示することも禁止。内部関係者であることが明示されないレビューも禁止。企業管理下のレビューサイトが独立したレビューを提供しているように偽ることも禁止。否定的なレビューを不当な力で排除することも禁止。ソーシャルメディア上の指標の水増しを売買することも禁止。10月21日から施行され、違反者には罰金が科せられる。 Federal Trade Commission Announces Final Rule Banning Fake Reviews and Testimonials https://www.ftc.gov/news-events/news/press-releases/2024/08/federal-trade-commission-announces-final-rule-banning-fake-reviews-testimonials Trade Regulation Rule on the Use of Consumer Reviews and Testimonials https://www.federalregister.gov/documents/2024/08/22/2024-18519/trade-regulation-rule-on-the-use-of-consumer-reviews-and-testimonials

欧州IAB、温室効果ガス排出量推計ツールを開発

IABヨーロッパが、デジタル広告キャンペーンによる温室効果ガスの排出量を推計するツール「OpenGHG」の試験提供を開始。 IAB Europe Launches Beta Test of New Tool for Estimating Digital Advertising Campaign Emissions https://iabeurope.eu/iab-europe-launches-beta-test-of-new-tool-for-estimating-digital-advertising-campaign-emissions/

AI徹子の気まぐれお悩み颯談室

アサヒ飲料の緑茶ブランド「アサヒ 颯」が、ウェブサイト「AI徹子の気まぐれお悩み颯談室」を公開。悩みごとを入力すると、黒柳徹子さんのAI音声がラジオ番組のように解決策を話してくれる。 / #AI黒柳徹子 が あなたのお悩みにこたえてくれる!? お悩み相談をしてXでシェアした方に 抽選で100名様に #颯 1ケースを🎁 \ 【応募方法】 1️⃣ @asahiinryo_jp をフォロー 2️⃣▼から相談してXでシェア https://t.co/N3SfqfFIb7 8/31 23:59まで! — アサヒ飲料AsahiSoftDrinks (@asahiinryo_jp) August 1, 2024 https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2024/pick_0801.html

「chocoZAP」のステマに措置命令

消費者庁は、景品表示法への違反(優良誤認表示およびステルスマーケティング告示)が認められたため、「chocoZAP」を運営するRIZAPに措置命令を行った。ステルスマーケティング告示は、依頼に基づいて第三者がソーシャルメディアに投稿した内容をウェブサイトに転載した際、事業者の表示であることが明瞭になっていなかったことが指摘された。 消費者庁は、RIZAP㈱が運営する「 #chocoZAP 」と称する店舗におけるサービスに係る表示が、①優良誤認及び②ステルスマーケティング告示に該当し、景品表示法に違反するものとして、措置命令を行いました。 #チョコザップ #優良誤認 #ステマ https://t.co/se5FFfBS8k pic.twitter.com/gT8m7q3oJw — 消費者庁 (@caa_shohishacho) August 9, 2024 RIZAP株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について https://www.caa.go.jp/notice/entry/038980/ 追記(2024年11月21日):消費者庁は大塚製薬に対しても景品表示法に基づく措置命令を行った。第三者のソーシャルメディア投稿をウェブサイトに転載する方法が不適切だった状況は、RIZAPと共通している。 消費者庁は、大正製薬㈱が販売する「 NMN taisho 」と称するサプリメントについてのSNS投稿を一部抜粋した自社ウェブサイト上の表示が、ステルスマーケティング告示に該当し、景品表示法に違反するものとして、措置命令を行いました。 #景品表示法 #景表法 #ステマ https://t.co/NhblGxP0Si pic.twitter.com/sVO4CnPMMj — 消費者庁 (@caa_shohishacho) November 13, 2024 大正製薬株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について https://www.caa.go.jp/notice/entry/039990/ 消費者庁による措置命令について https://www.taisho.co.jp/company/news/2024/20241113001753.html

デジタル広告で生成AIを使用する際の課題

IABが、デジタル広告で生成AIを使用する際の法的問題とビジネス上の考慮事項を整理したホワイトペーパーを発行。著作権などの知的財産権、プライバシー、倫理など。 Legal Issues and Business Considerations When Using Generative AI in Digital Advertising https://www.iab.com/guidelines/legal-issues-and-business-considerations-when-using-generative-artificial-intelligence-in-digital-advertising/

X、プレミアムプラスなら広告なしに

Xの有料サブスクリプションサービスのうち最上位の「プレミアムプラス」の利用者には、広告が完全に表示されなくなった。これまでは「おすすめ」と「フォロー中」のタイムラインに広告が表示されないだけで、プロフィールや投稿の返信などには広告が表示されていた。Xは広告団体などを提訴したばかりで、これも広告収益依存を改めようとする方針が反映されたものとみられる。 no more ads, anywhere on X Premium+ is now *fully* ad free sign up via https://t.co/TJn5WfMiAP — X (@X) August 8, 2024 【Xプレミアムプラス】にご登録されたアカウントには広告が完全に表示されなくなりました📣 ご登録はこちらから👇 https://t.co/Cyp3HQXGCv — Japan (@XcorpJP) August 8, 2024

WFA、Xから提訴されたGARMを終了

WFA(World Federation of Advertisers)がGARM(Global Alliance for Responsible Media)の活動を終了する。GARMは、ブランドが違法または有害なコンテンツに不用意に広告を配信しないよう、業界を横断して自主的にブランドセーフティーを確保するための取り組みを行ってきた。しかし、その活動はコンテンツの収益化を不当に阻害する言論統制(GARM's Harm)として下院司法委員会から問題視され、Xからは提訴された。 How the World's Biggest Brands Seek to Control Online Speech https://judiciary.house.gov/media/press-releases/how-worlds-biggest-brands-seek-control-online-speech An open letter to advertisers https://x.com/lindayax/status/1820838134470328676 GARMは小規模な非営利組織であり、その目的と活動を誤解させるような最近の疑惑は、混乱をもたらしその資源と財政を著しく消耗させているとして、WFAはGARMの活動を中止する決断をした。 WFA discontinues GARM https://wfanet.org/knowledge/item/2024/08/09/wfa-discontinues-garm https://wfanet.org/leadership/garm/about-garm Xの広告収益が激減しているとしたら、それは広告プラットフォームとしての信頼性が低下しているためであり、またロングテールの小規模な広告主が大半であることを考慮すれば、その原因をGARMの活動に押し付けるのは筋違いだとの批判もあるようだ。 https://www.mediapost.com/publications/article/398414/might-makes-right-right.html

Xが広告業界団体などを提訴

Xが、GARM(Global Alliance for Responsible Media)、WFA(World Federation of Advertisers)、GARMに加盟しているCVSヘルス、マース、オーステッド、ユニリーバを、独占禁止法違反で提訴した。これらの組織とその幹部による広告の違法な不買活動により、Xは数十億ドルの損失を被ったという。 A Message to X Users pic.twitter.com/6bZOYPhWVa — Linda Yaccarino (@lindayaX) August 6, 2024 https://t.co/074br9nRLP — Linda Yaccarino (@lindayaX) August 6, 2024 「原因はX側にある」「広告停止は違法でない」といった反響は多く、Xの主張への支持は限定的か。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2408/07/news110.html

民放連、テレビと動画の広告効果を比較

日本民間放送連盟が「テレビの広告効果に関する研究」第3回調査の結果を発表。テレビ広告とオンラインのビデオ広告の両方を使用したキャンペーンの効果を分析した。広告認知効率(広告接触者の広告認知率)はビデオ広告よりテレビ広告に優位性があったが、一部のキャンペーンでは逆の結果になっていた。広告認知者に検索や投稿といった行動を喚起する力はビデオ広告に優位性があった。 「テレビの広告効果に関する研究」第3回調査結果について https://j-ba.or.jp/category/topics/jba106290

ティックトック、検索インサイトを公開

ティックトックが、ティックトックで検索されているコンテンツを確認できる「Creator Search Insights」(クリエイター検索インサイト)を日本でも公開。 TikTokの「検索」コンテンツのインサイト情報を閲覧できる機能「Creator Search Insights」公開 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/22397/ Get inspired with Creator Search Insights https://newsroom.tiktok.com/en-us/creator-search-insights

アウトブレイン、ティーズを買収へ

アウトブレインが約10億ドルでティーズを買収する。パフォーマンスに強いアウトブレインとブランディングに強いティーズを統合して、オープンインターネット向けにフルファネルのソリューションを提供する広告プラットフォームとしての存在感を強化する。 A Transformational Moment: Outbrain Merges with Teads, a Branding and Omnichannel Video Leader https://www.outbrain.com/blog/the-end-to-end-advertising-platform-for-the-open-internet/ 業界をリードするOutbrainとTeadsが合併。オープンインターネット向けの独立したエンドツーエンドの広告プラットフォームが誕生 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000018864.html

グーグル、クッキー廃止計画を変更

グーグルが「Chrome」のサードパーティークッキー廃止計画を変更。2025年初頭から段階的に廃止する予定だったが、それを撤回し、ウェブの閲覧に適用される設定を利用者が選択できるようにするという。 Instead of deprecating third-party cookies, we would introduce a new experience in Chrome that lets people make an informed choice that applies across their web browsing, and they’d be able to adjust that choice at any time. サードパーティ Cookie を廃止する代わりに、Chrome に新しい機能を導入し、ユーザーがウェブ閲覧全体に適用される情報に基づいた選択を行い、いつでもその選択を変更できるようにします。 A new path for Privacy Sandbox on the web https://privacysandbox.com/news/privacy-sandbox-update/ ウェブ向けプライバシーサンドボックスの新しいアプローチ https://blog.google/intl/ja-jp/products/android-chrome-play/privacysandbox/ 詳細は不明だが、利用者に選択肢を与えるということは、アップルが「iOS」向けアプリで「App Tracking Transparency(アプリのトラッキングの透明性)」ダイアログを表示するようなものかもしれない。その内容によっては利用者がオプトインする割合は低くなり、グーグルがサードパーティークッキーを廃止しなくても、事実上の廃止となるだろう。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2407/23/news082.html

複数小売店を横断した「Multi-Retailer Attribution」

スタックラインが、アマゾンの協力を得て、広告による販売への寄与について複数の小売店を横断して分析できる「Multi-Retailer Attribution」を提供。スタックラインが「Shopper OS」で取得した消費者データを「Amazon Marketing Cloud」に組み入れることで、アマゾン以外の小売店での購買を含めて、アマゾン広告の販売効果を分析できる。 Stackline and Amazon launch groundbreaking Multi-Retailer Attribution https://www.stackline.com/news/stackline-and-amazon-launch-groundbreaking-multi-retailer-attribution https://www.businesswire.com/news/home/20240617392356/en/

メタ、詐欺広告対策の強化を報告

メタが詐欺広告に対する取り組みの強化を報告。4月の類似の発信より詳細な内容で、削除件数なども開示した。詐欺対策ポータルも公開した。 詐欺広告に対する取り組み強化について https://about.fb.com/ja/news/2024/07/updates_on_tackling_scams/ 詐欺対策ポータル https://about.meta.com/jp/actions/safety/anti-scam/

ピュブリシス、インフルエンシャルを買収へ

ピュブリシスグループは、インフルエンサーマーケティングを提供するインフルエンシャルを買収する。 Publicis Groupe to Acquire Influential, Creating World’s Leading Influencer Marketing Solution https://publicisgroupe.com/en/news/press-releases/publicis-groupe-to-acquire-influential-creating-world-s-leading-influencer-marketing-solution Influential https://influential.co/

アテンションならCTV、コンバージョンならモバイル

ヤフーとオムニコムメディアグループが、アンプリファイドインテリジェンスに委託して広告の注視度を調査。コネクテッドテレビの広告の平均注視時間は9.7秒で、モバイル広告の8倍、デスクトップ広告の16倍だった。これは画面上の広告の占有面積が要因となっている。一方、購買意向度を喚起する力は、コネクテッドテレビよりパーソナルデバイスであるモバイルの強さが顕著だった。 https://www.advertising.yahooinc.com/post/new-global-research-reveals-dynamics-of-consumer-attention-and-business-outcomes

「部分一致」を「インテントマッチ」に改称

LINEヤフーとグーグルはそれぞれ、検索広告の「部分一致」の名称を「インテントマッチ」に変更する。英語の名称は「Broad Match」のまま変更はない。 LINEヤフー:【検索広告】マッチタイプ「部分一致」の名称変更について https://ads-developers.yahoo.co.jp/ja/ads-api/announcement/240711.html グーグル:検索広告の部分一致を「インテントマッチ」へ改称した理由とは https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/consumer-insights/consumer-trends/why-intent-match/

TikTok Symphony

ティックトックは、5月に開催した「TikTok World 2024」で、生成AIによるクリエイティブ制作ソリューション「TikTok Symphony」を発表している。広告スクリプトの作成などを支援する対話型バーチャルアシスタントの「Symphony Assistant」と、ビデオ生成ツールの「Symphony Creative Studio」で構成されている。「Symphony Creative Studio」でビデオを作成してみた。 @netadreport TikTok Symphony Creative Studio ♬ オリジナル楽曲 - netadreport TikTok World 2024: New Ad Solutions to Harness Creativity, Entertainment and Performance https://newsroom.tiktok.com/en-us/tiktok-world-2024 TikTok World 2024: The Latest Product Announcements Are All Here https://www.tiktok.com/business/en/tiktok-world Meet TikTok Symphony, our new Creative AI suite https://www.tiktok.com/business/en/blog/tiktok-symphony-ai-creative-suite 追記(2024年8月21日):日本語での紹介も公開されている。 コンテンツ制作をサポートとする、生成AIを活用した新たなクリエイティブソリューション「TikTok Symphony」登場 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/22475/

ユーチューブ広告の視聴率、実態と乖離

GPによると、ユーチューブは「ながら視聴」されやすいため広告が注視されづらい。耳だけで聴取されやすい長尺ビデオは、広告管理画面上で視聴率(=視聴回数÷表示回数)が高めになっていて、実際の視聴実態と乖離しているという。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000006798.html

大切なのはソーシャルメディア、信頼できるのはテレビ

ハヴァスがアメリカなど6カ国の消費者を調査。個人にベネフィットをもたらす最も大切で意味があるメディアはソーシャルメディアで、特に若者はその評価が高かった。最も信頼できるメディアはテレビだった。 New Research Explores Perspectives on Culture and Media in an Increasingly Personal World https://havasmedianetwork.com/new-research-explores-perspectives-on-culture-and-media-in-an-increasingly-personal-world/

電通グループ、フラーと資本業務提携

電通グループがフラーに出資し、フラーは電通グループの持分法適用関連会社に。また、電通デジタルとフラーは業務提携。 フラー、電通グループと資本業務提携を締結し、 モバイルDXの推進に向け電通デジタルとの協業を加速 https://www.fuller-inc.com/news/2024/06/partnership-dentsu フラー社との業務提携を締結し新たなモバイルアプリ市場を創造 https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2024-0621-000165

MFAのベンチマーク、初期調査では改善傾向

アメリカの広告主協会とデジタル広告業界団体は共同で、プログラマティック広告の透明性についてのベンチマーク調査「Programmatic Transparency Benchmark」を開始。参加企業のデータを収集し、業界全体および広告主ごとのベンチマークを提供する。2024年1月から5月のデータを集計した初期調査の結果を昨年の「ANA Programmatic Media Supply Chain Transparency Study 2023」と比較すると、MFA(Made For Advertising)サイトへの支出割合は15%から4%に減少し、広告掲載先の平均ドメイン数は44,000から23,000に減少し、使用したSSPやエクスチェンジも減少した。MFA検証サービスやMFA検出リストにより、広告主による管理が利きやすくなっていると考えられる。しかし、広告主ごとの結果の分布を見ると、取り組みの内容に幅はありそうだ。 ANA, TAG TrustNet Launch Programmatic Transparency Benchmark https://www.tagtoday.net/pressreleases/ana-tag-trustnet-launch-programmatic-transparency-benchmark Programmatic Transparency Benchmark: Initial Findings - June 2024 https://www.tagtrust.net/insights/ana-programmatic-transparency-benchmark-report

総務省、メタなどに広告審査強化を要請

政府は「国民を詐欺から守るための総合対策」を取りまとめ、総務省はメタなどに対して広告の事前審査の強化、詐欺広告削除の迅速化や透明化を要請した。 国民を詐欺から守るための総合対策 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hanzai/kettei/240618/honbun.pdf https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hanzai/kettei/240618/gaiyou.pdf SNS等におけるなりすまし型「偽広告」への対応に関する要請の実施 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000411.html

Spotify - Spreadbeats

スポティファイは、同社のビデオ広告商品のプロモーションのため、エクセルで視聴するミュージックビデオを制作し、メディアプランナーに送付した。メディアプランナーの作業スペースに斬新なエンターテインメントを届け、感情を揺さぶった。 以下よりファイルをダウンロードして体験することができる。 Spotify - Spreadbeats https://ads.spotify.com/en-US/spreadbeats/ ちなみに、スプレッドシートでミュージックビデオを制作するのは世界初の取り組みではなく、このブログでは2008年に類似の施策を紹介している。 世界初、エクセルで音楽ビデオを配信 https://blog.netadreport.com/2008/11/blog-post_02.html AC/DC "Rock N Roll Train" - Excel music video https://www.adforum.com/creative-work/ad/player/34446888/acdc-rock-n-roll-train-excel-music-video/columbia-records

オラクル、広告事業から撤退へ

オラクルは、投資家向けの収支報告で、2024年度の売上が約3億ドルにまで落ち込んでいる広告事業から撤退することを明らかにした。計画の詳細は不明。同社はこれまで、ブルーカイやモートなどを買収して広告事業を構築してきた。 Oracle Corporation - Q4 FY24 Earnings https://events.q4inc.com/attendee/562074967 Oracle Advertising https://www.oracle.com/advertising/ https://www.mediapost.com/publications/article/396823/oracle-shuts-down-its-ad-business.html 追記(2024年6月27日):オラクルは2024年9月30日で広告事業を終了する。

電通が「ブランドイマーシブタイム」を提唱

電通は、電通グループ、電通デジタルとともに、3D空間メディアのマーケティング効果を測る指標として「ブランドイマーシブタイム」を提唱。滞在時間に、没入度を左右するデバイスごとの係数を掛け合わせたもの。 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0610-010736.html

ブランドセーフティー、過度な心配は不要

スタッグウェルがアメリカの約5万人の成人に調査したところ、政治やインフレや犯罪といった「ブランドセーフでない」とされる記事に隣接する広告は、ビジネスやエンターテインメントやスポーツといった「ブランドセーフである」とされる記事に隣接する広告と同等に機能することが分かった。消費者は記事と広告の違いを十分に認識しているので、ブランドセーフティーを追求すると価値ある消費者にリーチする機会を逃してしまう可能性がある。ブランドはニュースへの広告を抑制してジャーナリズムに打撃を加えるのでなく、良質なジャーナリズムを支援して価値ある消費者にリーチできるよう、ニュースに投資すべきだという。 Stagwell (STGW) Releases News Advertising Study Revealing It is Safe for Brands to Advertise Adjacent to Quality News Content Despite Overblown Fears https://www.stagwellglobal.com/stagwell-stgw-releases-news-advertising-study-revealing-it-is-safe-for-brands-to-advertise-adjacent-to-quality-news-content-despite-overblown-fears/ Future of News https://www.stagwellglobal.com/future-of-news/ 追記(2024年10月4日):イギリスで調査しても同じ傾向だった。 U.S. and U.K. Respondents Agree: Brands Can and Should Safely Advertise Alongside Quality News https://www.stagwellglobal.com/u-s-and-u-k-respondents-agree-brands-can-and-should-safely-advertise-alongside-quality-news/

消費者庁、ステマで初の措置命令

消費者庁は、景品表示法のステルスマーケティング告示に違反したとして、医療法人に措置命令を行った。医療法人は高評価のクチコミを条件に割引を提供していたが、一般消費者にとってクチコミが事業者の表示と判別できないものだった。昨年10月から景品表示法で不当表示となっているステルスマーケティングについて、消費者庁が措置命令を行うのは初めてだという。 医療法人社団祐真会に対する景品表示法に基づく措置命令について https://www.caa.go.jp/notice/entry/038178/ https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240607/1000105299.html

ラクスルが「まる投げ集客サービス」を開始

ラクスルが「まる投げ集客サービス」を開始。商圏を選定するだけで集客できる「1.1万円でまる投げWEB広告」と、全国どこでも4時間でビデオを納品する「5万円でまる投げ出張動画」。 https://corp.raksul.com/news/press/240603_raksul_webadvertisement/

プレミアムインターネットの隆盛

ザトレードデスクが、オープンインターネット上の広告の動向をまとめたレポート「The Sellers and Publishers Report」を発表。ストリーミングTVなどプロの手によるプレミアムなコンテンツが人気で、消費者がオープンインターネットに費やす時間の割合は増えているという。レポートでは上位100パブリッシャーを「The Best of the Open Internet」として紹介していて、日本からはTVerが22位、AbemaTVが24位にランクインしている(広告の品質やリーチなど複数項目で評価しているようだが詳細な基準は不明)。 The Trade Desk Unveils the Sellers and Publishers Report – a Biannual Review of Open Internet Trends https://www.businesswire.com/news/home/20240529378674/en/ Sellers and Publishers Report https://www.thetradedesk.com/us/rise-of-the-premium-internet-report

子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」

キッズスターが提供する子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」に、多数の企業や団体が出店し、子育て世代への新しいブランディングやマーケティング手法として活用されているようだ。 https://www.kidsstar.co.jp/gokkoland

「おじいちゃん先生」こと柴崎さんの手にかかれば

日本マクドナルドが、ユーチューブなどで人気の「おじいちゃん先生」こと、水彩画家の柴崎春通氏とコラボレーション。 @mcdonaldsjapan 暑い季節に飲みたくなります! ♬ オリジナル楽曲 - マクドナルド ペプシコ「Mtn Dew」の次の施策を彷彿とさせる。 https://blog.netadreport.com/2021/03/blog-post_19.html 柴崎春通氏が企業に協力した実績は少なくないようだ。直近では「Minecraft」を描いている。 https://www.watercolorbyshibasaki.com/pr-タイアップ Life is cozier in watercolor. Minecraft can help you look at the world differently—even your own home. #ShapeYourWorld pic.twitter.com/9NxYn5LVbK — Minecraft (@Minecraft) May 8, 2024

イーマーケッターによる主要プラットフォームガイド

イーマーケッターが主要プラットフォームの概況を解説している。 Guide to Google https://www.emarketer.com/insights/guide-google/ Guide to Meta https://www.emarketer.com/insights/facebook-advertising-statistics/ Guide to Snapchat https://www.emarketer.com/insights/snapchat-user-statistics/ Guide to TikTok https://www.emarketer.com/insights/guide-tiktok/ Guide to X (formerly Twitter) https://www.emarketer.com/insights/twitter-user-statistics-trends/ それ以外は以下で確認できる。 https://www.emarketer.com/industry/advertising-media/

アマゾンの広告売上、上位を猛追

アマゾンの広告売上が好調に拡大している。イーマーケッターの予測によると、2026年にはアメリカのデジタル広告費の17.3%をアマゾンが占めるようになり、20.9%を占めるメタに迫る。2020年代にアマゾンがメタを抜くこともありえる。 Among companies, Amazon’s ad surge overshadows everything else https://www.emarketer.com/content/among-companies-amazon-s-ad-surge-overshadows-everything

日本アドバタイザーズ協会、詐欺広告に緊急提言

日本アドバタイザーズ協会が、社会問題化するデジタルメディア上の詐欺広告に対して緊急提言を発表。プラットフォームなどの責任を指摘しつつ、広告主にも重要な役割があると強調している。 https://www.jaa.or.jp/information/20240517-912/

JIAA、外部送信規律の手引きを公開

日本インタラクティブ広告協会が「電気通信事業法における外部送信規律についてのガイダンス」を公開。2023年6月から施行された改正電気通信事業法の外部送信規律について解説し、対応の指針を示している。 電気通信事業法における外部送信規律についてのガイダンス https://www.jiaa.org/katudo/gdl/gaibusosin/ 外部送信規律については、総務省も解説している。適用対象となる「電気通信事業を営む者」の定義は、「電気通信事業参入マニュアル(追補版)ガイドブック」の解説が分かりやすい。 外部送信規律 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/gaibusoushin_kiritsu.html 「電気通信事業参入マニュアル[追補版]」及び「電気通信事業参入マニュアル(追補版)ガイドブック」の改定 https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000495.html

ロブロックス、ビデオ広告をすべての広告主に開放

ロブロックスは、すべての広告主がビデオ広告を実施できるようにした。2Dのメディアではリーチしづらい若年層に、3Dコンテンツを用意することなく没入型ビデオ広告を表示することができる。セルフサーブする広告マネージャーでビデオ広告の提供を開始し、まもなくプログラマティックでの購入にも対応する。ジャンルターゲティング、ブランド適合性の指定、オーディエンス数の推定などに対応しており、年内には視聴完了で購入できるようにする。昨年11月からの試験提供で、良好なパフォーマンスを確認できているという。 Roblox Expands Immersive Video Ads Access to All Advertisers, Adds New Measurement Partners https://corp.roblox.com/ja/2024/05/01/roblox-expands-immersive-video-ads-access-to-all-advertisers-adds-new-measurement-partners/ https://www.gamebusiness.jp/article/2024/05/02/23027.html

リテールメディアカオスマップ

CARTA HOLDINGSとunerryが「リテールメディアカオスマップ2024年版」を作成。 https://cartaholdings.co.jp/news/20240423_1/

TikTokトレンドの作り方

ティックトックでトレンドを起こすには、シーズナル性、ニュース性、有用性がカギになるという。 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/19717/

グーグル、クッキーの年内廃止を延期

グーグルは、「Chrome」のサードパーティークッキーの段階的廃止を2024年後半に予定していたが、2025年初頭に再延期した。規制当局との調整に時間を要している。 Update on the plan for phase-out of third-party cookies on Chrome https://privacysandbox.com/intl/en_us/news/update-on-the-plan-for-phase-out-of-third-party-cookies-on-chrome/ The Privacy Sandbox Timeline for the Web https://privacysandbox.com/intl/en_us/open-web/#the-privacy-sandbox-timeline https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/24/news102.html

公取委、ヤフー広告制限の疑いでグーグルを行政処分

公正取引委員会が、LINEヤフーの広告配信を制限していた疑いで、独占禁止法に基づきグーグルを行政処分した。独占禁止法の規定に違反する疑いに対して、グーグルは改善計画を提出して認定された。 Google LLCから申請があった確約計画の認定について https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2024/apr/240422_digijyo.html

米国ネット広告費、2023年は7%増

IABによると、2023年のアメリカのインターネット広告費は前年比7.3%増の2,249億5,400万ドル。フォーマット別では、検索の割合が4割を下回り39.5%、ディスプレイの割合が3割を下回り29.4%に。それらはビデオやオーディオと比較すると成長率が低いため、構成比が縮小した。上位10社の市場占有率は3ポイント上昇して79.8%に。 2023 U.S. Digital Advertising Industry Hits New Record, According to IAB’s Annual Internet Advertising Revenue Report https://www.iab.com/news/2023-u-s-digital-advertising-industry-hits-new-record-according-to-iabs-annual-internet-advertising-revenue-report/ IAB/PwC Internet Advertising Revenue Report 2024 https://www.iab.com/insights/internet-advertising-revenue-report-2024/

リプトンミルクティー「恋AI小説」

森永乳業「リプトン ミルクティー」が、消費者から寄せられたメッセージの文字を分解してAIで恋愛小説を生成。 恋AI小説 https://www.morinagamilk.co.jp/products/brand/lipton-ren-ai/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001073.000021580.html

AI時代の美しさに問題提起

20年間にわたり「Real Beauty」を追求してきたユニリーバ「Dove」が、新たなキャンペーン「The Code」でAI時代の美について問題提起。AIは美の多様性を学習すべきとしつつ、「Dove」は決してAIでイメージを生成しないと宣言した。AIが生成する美しさは社会的な偏見や固定観念を反映しているため、「Real Beauty」を反映したイメージを生成するための手引きとして「Real Beauty Prompt Book」を作成して公開した。 DOVE MARKS 20 YEARS OF REAL BEAUTY WITH A RENEWED COMMITMENT TO 'REAL' AND PLEDGE TO NEVER USE AI TO REPRESENT REAL WOMEN IN ITS ADVERTISING https://www.prnewswire.com/news-releases/dove-marks-20-years-of-real-beauty-with-a-renewed-commitment-to-real-and-pledge-to-never-use-ai-to-represent-real-women-in-its-advertising-302111130.html Beauty in the AI age https://www.dove.com/us/en/stories/campaigns/keep-beauty-real.html

フートスイート、トークウォーカーを買収へ

ソーシャルメディア管理ソリューションを提供しているフートスイートが、ソーシャルリスニングを提供しているトークウォーカーを買収する。両社がそれぞれ得意とする傾聴と発信という補完的な機能を統合することにより、ソーシャルメディアのパフォーマンスを促進することができるという。 SaaS Shakeup: Hootsuite to acquire Talkwalker to usher in a new era of social media performance https://www.hootsuite.com/newsroom/press-releases/hootsuite-agrees-to-acquire-talkwalker

ADKがLuaaZと業務提携

ADKマーケティング・ソリューションズが、ユーチューブなどでのZ世代向けのコンテンツ開発を得意とするLuaaZと業務提携。 https://www.adkms.jp/news/20240402-2/

「キャンベルのスープ缶」をウォーホル以外が描いたら

カナダのキャンベルが「Campbell's pAIntings」キャンペーンを展開。アンディーウォーホルが描いた「キャンベルのスープ缶」は有名だが、別のアーティストが異なるスタイルでスープ缶を描いたらどうなるか、生成AIでイメージを作成した。 Campbell's pAIntings https://www.instagram.com/explore/tags/campbellspaintings/ https://campbellspaintings.ca/ https://www.adsoftheworld.com/campaigns/paintings-bde3a4f6-e95e-422e-88e7-0620e1f1b40e

透明化法大臣評価とデジタル広告法規制のセミナー

経済産業省が設置しているデジタルプラットフォーム取引相談窓口が、「特定デジタルプラットフォーム透明化法大臣評価報告およびデジタル広告に関連する法規制」についてのセミナーを開催。録画が公開されている。 https://digi-ad.meti.go.jp/seminar/seminar-01.html

TOPPANがココラブルを買収

TOPPANが、ソーシャルメディア広告事業とEC支援事業などを行うココラブルの株式を取得して完全子会社に。 https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/04/newsrelease240401_2.html

縦型短尺動画広告は「新しい発見がある」

ADKマーケティング・ソリューションズの調査によると、縦型短尺ビデオの広告は「新しい発見がある」「面白い広告が多い」といったイメージ項目で、テレビ広告と同等かテレビ広告を上回る評価を受けている。 ADKマーケティング・ソリューションズ、ショート(縦型短尺)動画に関する調査結果を発表 https://www.adkms.jp/news/20240327-2/

前澤友作氏、詐欺広告対抗でメタへの訴訟を準備

著名人になりすました詐欺広告について、テレビでも報道が相次いでいる。前澤友作氏はメタに対して訴訟を準備していて、被害者らによる集団訴訟も計画されているという。 “ニセ広告”掲載側の責任は?有名人をかたる投資詐欺問題 被害者らが近く集団訴訟へ【Nスタ解説】 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1091835 なぜなくならない?SNS有名人なりすまし広告 クリックすると… https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240406/k10014412551000.html 詐欺広告をめぐり… 前澤氏 メタを訴える準備 https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/newsl/post_294057 【独自】著名人かたり…SNS型投資詐欺 被害者「すごく巧妙だった」 タイで一斉摘発 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000344085.html 総務省「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」により、メタには先月に意見聴取が行われていて、その回答は以下で確認できる(詐欺広告に特化した聴取ではない)。 デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第14回)配付資料 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_space/02ryutsu02_04000449.html また先月、松本剛明総務大臣は閣議後の記者会見で詐欺広告の問題に触れ、国会提出中の「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律」(情報流通プラットフォーム対処法)が対策になりうるとの認識を示している。今月も同じような言及がある。 松本総務大臣閣議後記者会見の概要(3月12日) https://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02001329.html 松本総務大臣閣議後記者会見の概要(4月9日) https://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02001337.html 情報流通プラットフォーム対処法は、プロ...

ADK、AViCと合弁会社を設立

ADKマーケティング・ソリューションズは、デジタルマーケティング事業を展開するAViCと合弁会社を設立する。 ADKマーケティング・ソリューションズ、AViCとの合弁会社「株式会社ADK AViC パフォーマンス・デザイン」設立を決議 https://www.adkms.jp/news/20240326-3/

博報堂DYグループのデジタルコア新会社は「Hakuhodo DY ONE」

博報堂DYホールディングスは、グループのデジタルマーケティングの核となる新会社として、Hakuhodo DY ONEを設立した。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムとアイレップの2社の機能に加え、グループ内事業会社のデジタルマーケティングのナレッジやリソースを集約する。 Hakuhodo DY ONE https://www.hakuhodody-one.co.jp/ https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/corporate/2024/03/4741.html

新聞広告、インターネットとの組み合わせで相乗効果

日本新聞協会が「多メディア時代における新聞の役割とメディア接触者の動向調査」の結果を発表。新聞広告はインターネットとの組み合わせで相乗効果を発揮するという。メディア別の広告評価で、インターネット広告が他メディアより高く評価されたのは、「必要な情報を改めて確認できる」と「知りたい情報が必要十分に得られる」。 https://www.pressnet.or.jp/adarc/data/report/

トレンダーズ、ソーシャルメディア投稿と売上の相関を分析

トレンダーズは横山隆治事務所(シックス・サイト)と共同で、ソーシャルメディアの数値と売上の相関を分析するプロジェクトを開始。投稿の熱量を数値化した「熱量スコア」と購買には正の相関があるという。 https://www.trenders.co.jp/news/3934/

生成AIでマンダラチャートを作成

KDDIは学生を応援する「さぁ、何やる?青春」キャンペーンで、入力された目標に応じてマンダラチャートを自動生成するコンテンツを提供。 #春から何やりマス https://seishun2024.au.com/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000138561.html

設定60秒、月額10ドルでコンバージョンAPI

サーバーサイドトラッキングを支援するステイプは、メタのコンバージョンAPIゲートウェイも提供している。最も簡単に安くコンバージョンAPIを導入できる手段ではないだろうか。タグの貼り替えなどのコーディングは不要、AWSの手配も不要で、月額10ドルからコンバージョンAPIを利用できる(単一ピクセルかつ1,000万イベントまでなら10ドル、複数ピクセルまたは2億イベントまでなら100ドル)。送信するイベントは選定できるので、コンバージョンのみを送信するなら月額10ドルのプランで十分なケースは多いだろう。日本でもイルグルム「CAPiCO」やグラフトンノート「C-POP」など安価なサービスはあるが、それと比較しても桁違いに安い。 手軽にMetaコンバージョンAPIゲートウェイを実装 - Stape https://stape.io/ja/fb-capi-gateway Conversions API Gateway: MetaのConversions APIを最も簡単に実装する方法 https://stape.io/ja/blog/facebook-conversions-api-gateway-the-easiest-way-to-implement-fb-capi ステイプによると60秒で設定できるとのこと。試しに設定してみたところ、60秒は無理でも10分もかからずに設定でき、直後からイベントの送信を確認できた。7日間は無料で試用できる。 ステイプのこのサービスは、次の通りメタのウェブサイトでも紹介されているため、安心して利用できそうだ。 StapeでコンバージョンAPIゲートウェイを設定する方法を解説 https://www.facebook.com/business/learn/video/conversions-api-stape もちろん、サーバーサイドトラッキング(コンバージョンAPI)はメタだけでなく複数プラットフォームについて対応すべきなので、コンバージョンAPIゲートウェイが最善とは思わない。ステイプはコンバージョンAPIゲートウェイとは別に、サーバーサイドGTMのホスティングも提供していて、それなら複数プラットフォームに対応できる。

センサータワー、data.aiを買収

モバイルアプリ分析のセンサータワーが、競合のdata.aiを買収した。 Sensor Towerがマーケットインテリジェンスのdata.aiを買収 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000100064.html 両社の状況については、次の記事が詳しい。 App analytics firm Sensor Tower acquires rival Data.ai and is cutting staff https://techcrunch.com/2024/03/18/app-analytics-firm-sensor-tower-acquires-rival-data-ai/

マイクロソフトもサードパーティークッキー廃止に追随

マイクロソフトは、サードパーティークッキーや類似のクロスサイト追跡識別子に依存することなく適切な広告を表示できるようにする技術として、「Ad Selection API」を発表した。利用者は自分のデータを完全に管理しながら、関連性の高い広告を表示させることができる。計算量の多いタスクはデバイス外で処理するが、処理中のデータは誰も観察できないという。また、「Microsoft Edge」でサードパーティークッキー非推奨化の実験を開始し、将来的にはサードパーティークッキーを標準でブロックする。 New Privacy-Preserving Ads API coming to Microsoft Edge https://blogs.windows.com/msedgedev/2024/03/05/new-privacy-preserving-ads-api/ https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/09074/

受動的アテンションと能動的アテンション

広告のアテンション(注視)は、再生時間やクリックなどの行動指標で測定されることが多いが、それでは不十分だ。カンターによると、アテンションは受動的なものと能動的なものに分類できる。受動的アテンションは視聴、能動的アテンションはエンゲージメント(ここでは感情の反応を指す)だ。カンターのアテンション測定パートナーであるアフェクティヴァは、表情分析でそれらを測定するが、受動的アテンションと能動的アテンションには相関がないことが明らかになっている。言い換えれば、視聴はエンゲージメントを意味せず、それぞれは独立している。感情を強く動かす広告は意思決定に影響を及ぼす可能性が高いため、能動的アテンションを追求することは重要だが、プラットフォームごとに文脈が異なるため、同じコンテンツが機能するとは限らない。イギリスのウーバーの事例では、ユーチューブで配信したテレビ広告は受動的アテンションが高かった。一方、ティックトックで配信したインフルエンサーによる広告は、視覚への訴えが弱く受動的アテンションは低かったものの、感情を揺さぶり能動的アテンションは高かった。 Attention beyond views for creative effectiveness https://www.kantar.com/inspiration/advertising-media/attention-beyond-views-for-creative-effectiveness ウェビナーで印象的だったスライドは次の通り。 ティックトックでは長尺のビデオ広告も視聴される。 ソーシャルメディアではユーチューブより再生されにくいが、ソーシャルメディアの方が受動的アテンションは得られやすい(再生時に視聴されやすい)。 受動的アテンションと能動的アテンションに相関はなく、視聴はエンゲージメントを意味しない。 インスタグラムとフェイスブックの広告は視聴を保ちやすく、ユーチューブとティックトックの広告は感情のエンゲージメントを得やすい。 長尺の広告は再生されにくくても、能動的アテンションにつながりやすい。

IAB、リテールメディア測定ガイドラインを発行

IABが、リテールメディアの測定ガイドラインとして「IAB/MRC Retail Media Measurement Guidelines」を発行。また、ボストンコンサルティンググループと共同で実践的な手引き「Retail Media Measurement Guidelines Explainer」を発行。 Final IAB/MRC Retail Media Measurement Guidelines Available for Download https://www.iab.com/guidelines/final-iab-mrc-retail-media-measurement-guidelines-available-for-download/ 追記(2024年5月1日):IABヨーロッパもリテールメディアの測定基準を公開。 IAB Europe Releases Final European Retail Media Measurement Standards https://iabeurope.eu/iab-europe-releases-final-european-retail-media-measurement-standards/

まもなく締切!最大18万円分のTikTok広告クーポン #広告

TikTok広告を始めるなら今がチャンス。以下のリンクから登録すると、広告配信金額に応じて、最大18万円分の広告クレジットがもらえる(2024年3月31日までの期間限定)。 https://getstarted.tiktok.com/smbcoupon2023-jp?lang=ja

検索広告費が1兆円を突破

CARTA COMMUNICATIONS、電通、電通デジタル、セプテーニが共同で「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表。電通が発表していた「2023年 日本の広告費」のうち、検索連動型広告は1兆729億円で、初めて1兆円を突破した。2024年のインターネット広告媒体費は、前年比108.4%の2兆9,124億円になると予測している。 2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0312-010700.html

メタの国内最大広告主は楽天グループ

センサータワーのデジタル広告インテリジェンスサービス「Pathmatics」が、日本のフェイスブックとインスタグラムの広告統計を初めて公開した。それによると、2023年第4四半期の日本でのフェイスブックとインスタグラムでの広告支出は9億8,200万ドル(1,470億円)。プラットフォーム別ではインスタグラムへの支出が62%を占めている。最も多くを支出した広告主は楽天グループで、次いでアマゾン。 日本におけるFacebookとInstagramでの広告配信 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000100064.html

2023年のネット広告費、7.8%増の3兆3,330億円

電通が「2023年 日本の広告費」を発表。2023年の日本の総広告費は、前年比103.0%の7兆3,167億円。インターネット広告費は前年比107.8%の3兆3,330億円(インターネット広告媒体費は前年比108.3%の2兆6,870億円)。 2023年 日本の広告費 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0227-010688.html

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写真が歌になる「AIソングメーカー」

日本コカ・コーラ「ジョージア」が、写真から音楽付きの歌詞とジャケット画像を生成する「AIソングメーカー」を公開。 AIソングメーカー https://mydrabu.georgia.jp/song/ アップロードしてみた写真 生成されたAIソング https://www.coca-cola.com/jp/ja/media-center/news-20240226-11

インスタグラム、クリエイターマーケットプレイスを国内提供へ

インスタグラムは、ブランドとクリエイターがコラボレーションする機会を創出する「クリエイターマーケットプレイス」 を日本でも提供する。 Making it Easier for Brands and Creators to Collaborate on Instagram https://about.fb.com/news/2024/02/creator-marketplace-for-brands-and-creators-to-collaborate-on-instagram/ クリエイターマーケットプレイスを日本でも提供開始、ブランドとクリエイターの協業を支援 https://about.fb.com/ja/news/2024/02/creatormarketplace/

コカコーラ、限定商品をTikTokショップで販売

コカコーラは、2月17日の「親切の日」(Random Acts of Kindness Day)に合わせて企画した商品を、ティックトック限定で販売(アメリカとイギリスのみ)。製品2本と関連グッズの詰め合わせで、1本は親切にしてくれた相手に渡してもらう想定。エフェクトも公開。 Drops of Joy: Coca‑Cola Happy Tears Zero Sugar Celebrates Acts of Kindness With TikTok-Exclusive Creation https://www.coca-colacompany.com/media-center/drops-of-joy-coca-cola-happy-tears-zero-sugar-celebrates-acts-of-kindness-with-tiktok-exclusive-creation Buy on TikTok https://www.tiktok.com/view/product/1729441025294963479

ヒョンデ、インスタグラム投稿を他社ブランドに依頼

スーパーボウルでテレビ広告を実施しなかったヒョンデは、新型SUV「Santa Fe」で週末を満喫するためにオフラインとなり、インスタグラムの投稿を他社ブランドに依頼した。スーパーボウルが開催された週末の2日間、22ブランドが100個以上の投稿をヒョンデのアカウントで行った。「The Big Hyundai Handoff」と名付けられたこの施策は、広告が混み合うテレビでなく、消費者が集まるインスタグラムを利用して、1,900万人以上にリーチした。 Hyundai Conquers the Big Game with Multi-Brand Instagram Takeover https://www.hyundainews.com/en-us/releases/4076

覚えられないほど長いクーポン

ドアダッシュが、スーパーボウルで風変わりなテレビ広告を放映。広告で紹介しているクーポン(プロモコード)を入力すると、その広告で紹介しているすべての商品が当たるのだが、クーポンが非常に長い。 DOORDASH-ALL-THE-ADS https://www.doordash-all-the-ads.com/ https://adage.com/article/special-report-super-bowl/doordashs-super-bowl-giveaway-has-extremely-long-promo-code/2540956

DACとアイレップは統合へ

博報堂DYホールディングスは、2024年度から始まる新たな中期経営計画の一環として、グループのデジタルマーケティングの核となる新会社を設立する。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムとアイレップを統合した上で、その他のグループ内事業会社の知見やリソースも集約し、競争力や生産性を強化する。 博報堂DYグループの新たなグループ成長戦略に基づいたデジタルマーケティング領域のグループ共通基盤となる新会社の設立について https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/corporate/2024/02/4655.html 2024年3月期 第3四半期 決算説明会資料(新中期経営計画の概要を含む) https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/2393978/00.pdf

リテールメディア広告費、デジタル広告費の2割に

インサイダーインテリジェンスによると、世界のリテールメディア広告費は2024年に前年比21.8%増の1,400億ドルとなり、デジタル広告費の20.3%を占めるようになる。 Worldwide Retail Media Ad Spending Forecast 2024 https://www.insiderintelligence.com/content/worldwide-retail-media-ad-spending-forecast-2024

「インターネット広告のひみつ」ブログは20周年

20周年御礼 「インターネット広告のひみつ」のブログ は、2004年2月15日の開設から20周年を迎えました。目を通していただいている皆さまに心より感謝申し上げます。 副題に「インターネット広告分野の価値あるニュースのみを記録するブログ」と掲げ、20年間で9,158件の記事を投稿しました。多くの投稿はプレスリリースなどの要約で短く、評価や意見を含めていないので、客観的には価値がないかもしれません。しかし、インターネット広告やデジタルマーケティングに長く携わっている者として、価値があると判断した情報のみを厳選して記録しているため、自分にとっては心を動かした事象の履歴でもあり、貴重な財産です。 ブログの効用 ブログを20年も継続することで、次の能力が鍛錬されたと思います。自分で言うのはおこがましいですが、20周年に免じてお許しを。 情報収集:インターネット広告やデジタルマーケティングの情報を、海外からも含めて広く収集する能力 分析:信頼性の高い情報やユニークで価値のある情報を洞察して見抜く能力 編集:複雑な情報を端的に要約する能力、分かりやすく作文する能力 発信:ブログに加えて外部のソーシャルメディアを運用する知見 技術:ドメイン、サーバー、HTMLやCSSなど 今後に向けて 自分の興味や知見を、今後は違う形で活かせないかと考えています。何か機会をいただけるようであれば、ご連絡ください。転職もありだと考えています(異業種も含む)。 インターネット広告のひみつ | Facebook インターネット広告のひみつ | X アーカイブ 過去20年分の記事(9,158件)は、以下よりご確認いただけます。 https://blog.netadreport.com/2024/ https://blog.netadreport.com/2023/ https://blog.netadreport.com/2022/ https://blog.netadreport.com/2021/ https://blog.netadreport.com/2020/ https://blog.netadreport.com/2019/ https://blog.netadreport.com/2018/ https://blog.netadre...

ニールセン、YouTubeのCTV広告測定を日本でも提供へ

ニールセンは、ユーチューブのコネクテッドテレビ広告の測定を、日本を含む11カ国に拡大する。日本では、2024年第3四半期(7-9月期)より、PC、モバイル、コネクテッドテレビを横断して重複を排除したリーチとフリークエンシーの指標を提供する。 https://www.nielsen.com/ja/news-center/2024/nielsen-expands-youtube-connected-tv-ads-measurement-in-11-countries/

欧州IAB、広告品質ガイドに「持続可能性」を追加

IABヨーロッパが、デジタル広告の品質ガイドである「Guide to Quality」を改定。サステナビリティー(温室効果ガスの排出削減)についての項目を加えた。 IAB Europe Releases Updated Guide to Quality for Digital Advertising, Including Sustainability Best Practices https://iabeurope.eu/iab-europe-releases-updated-guide-to-quality-for-digital-advertising-including-sustainability-best-practices/

IABテックラボ、プライバシーサンドボックスに懸念表明

IABテックラボが、グーグルの「Privacy Sandbox」について詳細に分析し、複数の重大な課題があるとする報告書を公開した。不完全で断片化された技術文書、商用要件への配慮の欠如、第三者による監査の欠如、MRCなどの業界標準認定の欠如、ブラウザー側の処理能力の制約や透明性、将来のガバナンスなどに懸念があるという。 IAB Tech Lab Releases In-Depth Analysis Of Google’s Privacy Sandbox For Public Comment, Revealing Significant Challenges https://iabtechlab.com/press-releases/iab-tech-lab-releases-in-depth-analysis-of-googles-privacy-sandbox-for-public-comment-revealing-significant-challenges/ Privacy Sandbox Fit Gap Analysis for Digital Advertising https://iabtechlab.com/wp-content/uploads/2024/02/Privacy-Sandbox-Fit-Gap-Analysis-PUBLIC-COMMENT-RELEASE.pdf 「Privacy Sandbox」のプロダクトマネージャーは、報告書には誤りがあると反論している。 Alex Cone氏の反応 https://twitter.com/alextcone/status/1754923497800008172 追記(2024年3月4日):グーグルは正式に文書として見解を表明した。 Privacy Sandbox response to IAB Tech Lab's Fit Gap Analysis for Digital Advertising https://developers.google.com/privacy-sandbox/blog/iab-tech-lab-response https://goo.gle/ps-iab-response 追記(2024年7月2日):IABテックラボは改定した報告書の最終版を公開...