スキップしてメイン コンテンツに移動

MFAのベンチマーク、初期調査では改善傾向

アメリカの広告主協会とデジタル広告業界団体は共同で、プログラマティック広告の透明性についてのベンチマーク調査「Programmatic Transparency Benchmark」を開始。参加企業のデータを収集し、業界全体および広告主ごとのベンチマークを提供する。2024年1月から5月のデータを集計した初期調査の結果を昨年の「ANA Programmatic Media Supply Chain Transparency Study 2023」と比較すると、MFA(Made For Advertising)サイトへの支出割合は15%から4%に減少し、広告掲載先の平均ドメイン数は44,000から23,000に減少し、使用したSSPやエクスチェンジも減少した。MFA検証サービスやMFA検出リストにより、広告主による管理が利きやすくなっていると考えられる。しかし、広告主ごとの結果の分布を見ると、取り組みの内容に幅はありそうだ。

ANA, TAG TrustNet Launch Programmatic Transparency Benchmark
https://www.tagtoday.net/pressreleases/ana-tag-trustnet-launch-programmatic-transparency-benchmark
Programmatic Transparency Benchmark: Initial Findings - June 2024
https://www.tagtrust.net/insights/ana-programmatic-transparency-benchmark-report

このブログの人気の投稿

信頼度トップは「友人・家族からの推薦」

ニールセンが「広告信頼度グローバル調査(Global Trust in Advertising)」の2015年の調査結果を公開。消費者からの信頼度が最も高いのは「友人・家族からの推薦」。 ------------------------------ 追記(2016年8月18日):アドビシステムズが国内で実施した「消費者行動調査2016」調査によると、商品認知のきっかけとして、デジタルの接点の存在感が増している。 https://www.facebook.com/netadreport/photos/10153990581528305/ ------------------------------

線形ファネルから影響マップへ

ボストンコンサルティンググループが、線形ファネルから影響マップへの移行を提唱している。これまでマーケッターは、認知から購買に至る消費者ジャーニーを直線的なファネルとして捉え、そこにさまざまなタッチポイントを強引に当てはめてきた。その旧来モデルは、戦略、予算配分、コミュニケーションを簡便に管理できて有用だが、リソース配分やメッセージの誤りにより機会を逃すリスクがある。消費者の複雑なジャーニーに対応する柔軟なフレームワークとして、影響マップを提唱している。 It’s Time for Marketers to Move Beyond the Linear Funnel https://www.bcg.com/publications/2025/move-beyond-the-linear-funnel 影響マップは、ストリーミング、スクロール、検索、ショッピングを消費者の主要な4つの行動として挙げ、それらが認知から購買までの過程の複数の段階で重複して影響を及ぼしていることを整理する。タッチポイントの影響力は、注視度、関連度、信頼度で決まる。影響力とリーチを組み合わせ、タッチポイントの優先順位を考える。複雑なアプローチになるが、AIの活用により実行できるとしている。 旧来の線形ファネルでは、「認知獲得に有効なのはビデオ。ユーチューブで認知を獲得しよう」という発想になりがちだが、グーグルによるとユーチューブは購買プロセスの全体に影響を与えているという。注視度、関連度、信頼度のそれぞれで、ユーチューブは消費者に高く評価されているという。 The new rules of influence: Rethinking the consumer journey https://business.google.com/us/think/search-and-video/video-influence-on-consumer-purchase-decision-process/