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「インターネット広告のひみつ」ブログは20周年

20周年御礼

「インターネット広告のひみつ」のブログは、2004年2月15日の開設から20周年を迎えました。目を通していただいている皆さまに心より感謝申し上げます。

副題に「インターネット広告分野の価値あるニュースのみを記録するブログ」と掲げ、20年間で9,158件の記事を投稿しました。多くの投稿はプレスリリースなどの要約で短く、評価や意見を含めていないので、客観的には価値がないかもしれません。しかし、インターネット広告やデジタルマーケティングに長く携わっている者として、価値があると判断した情報のみを厳選して記録しているため、自分にとっては心を動かした事象の履歴でもあり、貴重な財産です。

ブログの効用

ブログを20年も継続することで、次の能力が鍛錬されたと思います。自分で言うのはおこがましいですが、20周年に免じてお許しを。

  • 情報収集:インターネット広告やデジタルマーケティングの情報を、海外からも含めて広く収集する能力
  • 分析:信頼性の高い情報やユニークで価値のある情報を洞察して見抜く能力
  • 編集:複雑な情報を端的に要約する能力、分かりやすく作文する能力
  • 発信:ブログに加えて外部のソーシャルメディアを運用する知見
  • 技術:ドメイン、サーバー、HTMLやCSSなど

今後に向けて

自分の興味や知見を、今後は違う形で活かせないかと考えています。何か機会をいただけるようであれば、ご連絡ください。転職もありだと考えています(異業種も含む)。

アーカイブ

過去20年分の記事(9,158件)は、以下よりご確認いただけます。

このブログの人気の投稿

X広告、美的スコアを価格に反映へ

Xは広告の品質ポリシーを変更して、広告のテキストにハッシュタグやURLを含めることを禁止し、複数の絵文字を含めるべきではないとした(日本と韓国に限り絵文字の制限は除外)。見苦しく気を散らせる要素を排除して、広告の体験と効果を改善しようとしている。品質ポリシーの充足度に応じて広告ごとに美的スコア(aesthetic score)を付与し、それが広告の価格に反映されるようにするという。 X Believes in Better Ads for All https://x.com/XBusiness/article/1950565881920045066 Quality policy https://business.x.com/en/help/ads-policies/ads-content-policies/quality-policy https://t.co/isOiURi1dB — Business (@XBusiness) July 30, 2025 この変更は「Beautiful Ads. Better Results.(美しい広告。より良い結果。)」として紹介されている。 Yesterday, we unveiled major upgrades to our ads platform, making X the best place to grow your business. Here’s how Grok and other cutting-edge solutions are transforming ads 👇 pic.twitter.com/oUJvlzkN16 — Business (@XBusiness) August 7, 2025 昨日、広告プラットフォームの大幅なアップグレードを発表し、Xを広告主様のビジネス成長に最も最適なプラットフォームにするプランをお伝えしました。 Grokやその他の最先端ソリューションがどう広告に革新をもたらしているか、こちらをご覧ください 👇 pic.twitter.com/2PF6JUCduX — Marketing JP (@MarketingJP) August 8, 2025 https://www.adweek.com/media/x-will-give-brands-lowe...

線形ファネルから影響マップへ

ボストンコンサルティンググループが、線形ファネルから影響マップへの移行を提唱している。これまでマーケッターは、認知から購買に至る消費者ジャーニーを直線的なファネルとして捉え、そこにさまざまなタッチポイントを強引に当てはめてきた。その旧来モデルは、戦略、予算配分、コミュニケーションを簡便に管理できて有用だが、リソース配分やメッセージの誤りにより機会を逃すリスクがある。消費者の複雑なジャーニーに対応する柔軟なフレームワークとして、影響マップを提唱している。 It’s Time for Marketers to Move Beyond the Linear Funnel https://www.bcg.com/publications/2025/move-beyond-the-linear-funnel 影響マップは、ストリーミング、スクロール、検索、ショッピングを消費者の主要な4つの行動として挙げ、それらが認知から購買までの過程の複数の段階で重複して影響を及ぼしていることを整理する。タッチポイントの影響力は、注視度、関連度、信頼度で決まる。影響力とリーチを組み合わせ、タッチポイントの優先順位を考える。複雑なアプローチになるが、AIの活用により実行できるとしている。 旧来の線形ファネルでは、「認知獲得に有効なのはビデオ。ユーチューブで認知を獲得しよう」という発想になりがちだが、グーグルによるとユーチューブは購買プロセスの全体に影響を与えているという。注視度、関連度、信頼度のそれぞれで、ユーチューブは消費者に高く評価されているという。 The new rules of influence: Rethinking the consumer journey https://business.google.com/us/think/search-and-video/video-influence-on-consumer-purchase-decision-process/

サイバー、広告レポート作成のAIアシスタントを提供

サイバーエージェントが、広告のレポートを作成するAIアシスタント「シーエーアシスタント」を広告主に提供。AIとの対話を通じて、広告主がいつでも自由にレポートを生成できる。分析コメントやグラフまでAIが生成する。 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=32299