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米国ネット広告費、2023年は7%増

IABによると、2023年のアメリカのインターネット広告費は前年比7.3%増の2,249億5,400万ドル。フォーマット別では、検索の割合が4割を下回り39.5%、ディスプレイの割合が3割を下回り29.4%に。それらはビデオやオーディオと比較すると成長率が低いため、構成比が縮小した。上位10社の市場占有率は3ポイント上昇して79.8%に。

2023 U.S. Digital Advertising Industry Hits New Record, According to IAB’s Annual Internet Advertising Revenue Report
https://www.iab.com/news/2023-u-s-digital-advertising-industry-hits-new-record-according-to-iabs-annual-internet-advertising-revenue-report/
IAB/PwC Internet Advertising Revenue Report 2024
https://www.iab.com/insights/internet-advertising-revenue-report-2024/

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ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html