ヒットワイズによると、グーグルのブログ検索の利用が2006年10月から伸びているという。グーグルのホームページで検索窓の上の「more」をクリックすると「Blogs」が最上位に表示されるようになったため(日本のグーグルではそのようになっていない)。12月23日終了週は、この市場のリーダーであるテクノラティを抜いたようだ。テクノラティは、ブログ検索技術で収集した情報をコンテンツとして編集することに注力していて、グーグルのブログ検索にはないおもしろさがある。しかし、グーグルのブログ検索が極めて軽快なのに対して、テクノラティは動作が不安定で残念。
ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html