織田浩一氏が2006年のニュースを振り返っている。今年は織田氏とニューヨークを回る機会があったが、訪問先企業の発言でいまだに印象に残っているひと言がある。「ブランドは消費者に忠誠を誓えるか」だ。ブランドは消費者から忠誠を誓ってほしいと考えているが、逆にブランドは消費者に忠誠を誓えているのか。消費者に衷情を尽くしているのか。消費者を見くびっていないか。これはよく考えると、ブランドと消費者だけの問題でなく、広告会社の問題でもある。ブランドと消費者が忠誠を誓い合うためには、ブランドの代弁者であり消費者の代弁者である広告会社の姿勢が問われるだろう。広告会社は、ブランドと消費者が幸せに結婚するための仲人になりたい。しかし、世知辛い競合コンペが多く、仲人は疲弊ぎみだ。ブランドは仲人を何人も立てて、結婚のプランを何案も提案させる。しかも無料で。この構造は何とかならないのか。まず仲人に忠誠を誓わずして、幸せな結婚ができるのか。と、大きな声でいえたらなあ。えっ、仲人なんていらないって?はいはいどうぞご自由に。
松竹が映画「俺ではない炎上」のプロモーションとして、生成AIを活用したコンテンツ「絶対にバズるSNS」を公開。理不尽な粗探しの思考プロセスを学習させたAIが、投稿画像1枚から炎上シナリオを自動生成する。体験人数の上限に達したとのことで短期間で終了したが、斬新な炎上疑似体験として話題に。no planが企画制作。 https://note.com/noplan_inc/n/n74fcba7fad3a