スマートピーアールの広告量調査より。コンピューター雑誌への広告出稿量の低下に歯止めがかからない。2006年8月には調査対象雑誌の広告ページ数が過去最低の912.2ページとなった。過去最高は2000年11月の4,900ページ。2005年7月から2,000ページを下回っていた。コンピューターの情報は雑誌でなくてもインターネットで十分収集できるうえ、コンピューター雑誌の読者はインターネット広告がもっとも有効なターゲットだからか。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/