スキップしてメイン コンテンツに移動

OPA、生体反応試験で広告効果を確認

11月2日、OPAが新型広告ユニット「XXL」「Pushdown」「Fixed Panel」の広告効果調査結果を公開。インナースコープリサーチに委託して生体モニタリングと視線追跡を行い、広告への注目と感情の反応を測定した。新型広告ユニットは、最初に広告の領域が拡大するなどの変化があるため、広告表示から10秒までと10秒からに区別して評価した。90%のひとは、広告表示から10秒までに広告に注目した。広告に注目するまでの平均時間は0.6秒だった。67%のひとは、広告表示から10秒までだけでなく、10秒が過ぎてからも再度広告に注目した。また、広告表示から10秒までは、広告に対する感情反応と広告以外の要素に対するそれが同じくらいだったが、10秒が過ぎてからは広告に対する感情反応が広告以外の要素に対するそれを上回った。
------------------------------
Biometric Evaluation: Assessing the Effectiveness of the OPA Ad Unit
http://www.online-publishers.org/media/1222_W_OPA_AdUnitResearch_Final.pdf
------------------------------

このブログの人気の投稿

アマゾン、ブランド認知キャンペーンをAIで自動最適化

アマゾンが「Amazon DSP」ですべての広告主に「Brand+」を提供。ブランド認知キャンペーンを人工知能により自動で最適化できる。アマゾン内の購買行動や閲覧行動のシグナルから潜在顧客を割り出し、「Prime Video」や「Twitch」、およびアマゾン以外のパブリッシャーにビデオ広告を配信する。ファネル下部の成果を人工知能で自動最適化する機能としては、すでに「Performance+」を提供している。 Amazon Ads introduces Brand+, a new way to grow your business with AI-optimized TV ad campaigns https://advertising.amazon.com/library/news/brand-plus-ai-tv-advertising

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html

地上波CMにQRコード

アサヒビール「クリアアサヒ」が地上波のテレビ広告にQRコードを表示。通常の地上波のテレビ広告でQRコードを表示する例は珍しいのではないか。 https://www.asahibeer.co.jp/news/2023/0413_2.html パナソニックも、昨年に同じような取り組み。 https://news.panasonic.com/jp/topics/204722