スキップしてメイン コンテンツに移動

オリンピックに向けて世界最大級の謎解き

日本を含む世界で同時進行する大規模なARG(Alternate Reality Game の略、代替現実ゲーム)が始まったようだ。謎めいたバナー広告により「TheLostRing.com」への誘導を図っているらしい。
------------------------------
The Lost Ring
http://www.thelostring.com/
------------------------------
ウェブサイトは7カ国語対応。映画の予告編のようなビデオと、謎への入り口が提示される。運動服を着て目隠しをした状態で目覚めたひとが世界に6名。ひとりは日本人のノリコ。記憶はないが腕に「Trovu la ringon perditan」と刺青。効率的に謎を解くためにはウィキを活用したい。
------------------------------
Find The Lost Ring Wiki
http://olympics.wikibruce.com/
Noriko
http://olympics.wikibruce.com/Noriko
------------------------------
現在は新たな謎のウェブサイト「164.109.150.213」が見つかり、世界中の挑戦者が次々にコマンドを解明しているところか。謎を解こうとすればするほど新しい謎が出てくる。
------------------------------
164.109.150.213
http://164.109.150.213/
------------------------------
この「The Lost Ring」は国際オリンピック委員会、マクドナルド、AKQAによって仕掛けられているという。利用規約には「The Lost Ring ウェブサイトは、マクドナルド株式会社が運営しています」と記載されている。リードデザイナーのジェーンマクゴニガル氏は、これまでも有名なARGを成功させてきた天才のようだ。
------------------------------
Jane McGonigal
http://www.avantgame.com/
------------------------------

このブログの人気の投稿

電通、TikTok広告の短期・長期の投資効率を分析

電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales

TikTokが禁止されれば、予算はInstagramへ

WARCがティックトックについて分析したレポート「Platform Insights: TikTok 2025」を作成。アメリカでティックトックの禁止措置が実現しないと仮定した場合、世界のティックトックの広告収入は2025年に324億ドルに達し、ソーシャル広告費全体の11%を占めると予測している。ティックトックが禁止されると、最も恩恵を受けるのはインスタグラムで、ユーチューブやスナップにも支出が流れるという。 Platform Insights: TikTok 2025 https://www.warc.com/content/paywall/article/Warc-Data/Platform_Insights_TikTok_2025/en-GB/159437 https://www.mediapost.com/publications/article/403921/if-not-banned-this-year-tiktok-ad-spend-projected.html

欧州IAB、リテールメディアの定義を再整理

IABヨーロッパが、リテール&コマースメディアの定義を要約した資料を公開した。用語集も更新。リテールメディアとコマースメディアの二語を、ほぼ共通の概念としてあまり区別せずに使用するようになった。 IAB Europe's Retail & Commerce Media Definitions One Pager https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-retail-commerce-media-definitions-one-pager/ IAB Europe’s Updated Retail & Commerce Media Glossary - March 2025 https://iabeurope.eu/knowledge_hub/iab-europes-updated-retail-commerce-media-glossary-march-2025/ リテール&コマースメディアの定義を和訳すると次の通り。 リテール&コマースメディア:リテールメディアネットワークを含むコマースメディアネットワークは、自社プラットフォームの内外を問わず、ブランドや小売業者が消費者の購買検討過程を通して商品やサービスを訴求することを可能にする。コマース/リテールデータを、計画・実施・測定に使用する。オンサイト、オフサイト、インストアの幅広い施策が含まれる。 オンサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者のプロパティ上で販売される広告。コマースプラットフォームや小売業者が所有し運営しているウェブサイトやアプリがその典型。スポンサードプロダクトやスポンサードディスプレイなど。 オフサイトリテールメディア:コマースプラットフォームや小売業者が所有・運営するウェブサイトやアプリ以外の第三者パートナーの広告在庫に、小売業者のデータを連携して使用する。 インストアリテールメディア:計画・実施・測定に小売業者のデータを使用する店舗内の広告。