2008年1月1日より、ビューポイントがエンライブンマーケティングテクノロジーズと社名変更していた。もともとエンライブン(Enliven)は、1995年9月に創業されたナラティブコミュニケーションズが開発したリッチメディア技術。ナラティブコミュニケーションズは1999年1月にアットホームネットワークに買収され、エンライブンと社名変更。アットホームは間もなくエキサイトを買収してエキサイトアットホームと社名変更するが、経営が破綻してエンライブンの株式の大半をベンチャーキャピタルに売却。その後、エンライブンは2002年5月にユニキャストに買収され、ユニキャストは2004年12月にビューポイントに買収されていた。リッチメディア広告の創世記に名をはせた伝統あるエンライブンが社名として復活したことに、感慨深いひともいるだろう。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/