スキップしてメイン コンテンツに移動

フェイスブックの投稿、反応を高める8つの方法

フェイスブックの利用者を引き付ける投稿とは。それを解明するため、バディメディアは同社の顧客200社のフェイスブックへの投稿を調査した。コメントや「Like」が発生する割合をエンゲージメント率と定義して分析。公開された報告書を抄訳する。
------------------------------
1. 投稿内容は短く:
80文字以下の投稿はエンゲージメント率が27%高かった。しかし、80文字以下の投稿はすべての投稿の19%にとどまっていた。
2. URLの短縮は慎重に:
長いままのURLを使用した投稿は、短縮URLを使用したものよりエンゲージメント率が3倍高かった。リンク先が分かりづらいURLは敬遠されがち。
3. 利用者がいるときに投稿を:
投稿の6割は10時から16時の就業時間に行われたが、その以外の朝や夕方以降の投稿の方がエンゲージメント率は20%高かった。
4. 木曜と金曜が有効か:
投稿の86%は月曜から金曜に行われたが、木曜と金曜の投稿はエンゲージメント率が18%高かった。ただし、業種カテゴリーによって差異があった。
5. シンプルに頼もう:
「like」「post」という単語を含む投稿はエンゲージメント率が高かった。「Likeをクリックして」「コメントをください」のように直接語りかけるとよい。
6. 販促はソフトセルで:
「event」「winner/win」のようなソフトセルの単語を含む投稿は、「contest」「promotion」といった直接的な単語を含むものよりエンゲージメント率が高かった。
7. 質問は最後に:
疑問文で終わる投稿はエンゲージメント率が15%高かった。質問を投げかけるなら投稿の最初や途中でなく最後に。
8. 「Why」は使わない:
「where」「when」といった疑問詞を含む投稿はエンゲージメント率が高かったが、回答しにくい「why」は低かった。肯定反応を喚起しやすい「would」もエンゲージメント率が高かった。
------------------------------

このブログの人気の投稿

クリエイター広告、多くは推奨要件を満たさず

クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/

IAB、統合メディアプランニングプレイブックを公開

IABが、コネクテッドテレビを含む各種デジタルビデオ広告チャネルの統合プランニングを指南する「Unified Media Planning Playbook」を公開。チャネルごとに断片化された仕組みやデータを完璧に統合することはできない状況を受け入れ、柔軟に現実的な統合を目指すことを勧めている。何か画期的な手法を紹介しているわけではない。統合をパッチワークに例えて、「If we can’t eliminate the seams, we can at least make them hold.」(縫い目をなくすことはできなくても、ほつれないようにはできる)と結んでいる。 Unified Media Planning Playbook https://www.iab.com/guidelines/unified-media-planning-playbook/

Xがハッシュタグを含む広告を停止

Xは6月27日より順次、ハッシュタグを含む広告を停止へ。イーロンマスク氏は、以前からハッシュタグ不要論を唱えていた。 X広告をご利用いただいている広告主様および広告代理店様 Xではより快適なプラットフォーム体験の向上を目的として、本日2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止いたします。ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。… — Business Japan (@BizJP) June 27, 2025 Starting tomorrow, X Ads can no longer contain hashtags. X’s user recommendation system has been improved with new capabilities powered by xAI's services, rendering hashtags unnecessary for effective engagement. This change is designed to optimize the experience and performance… https://t.co/RrohJdbQ95 — Business (@XBusiness) June 27, 2025 Starting tomorrow, the esthetic nightmare that is hashtags will be banned from ads on 𝕏 — Elon Musk (@elonmusk) June 26, 2025 Please stop using hashtags. The system doesn’t need them anymore and they look ugly. https://t.co/GKEp1v1wiB — Elon Musk (@elonmusk) December 17, 2024