2007年5月15日から17日にニールセンが開催したカンファレンスにおいて、ニールセンバズメトリックスとベイシーズによる分析結果が紹介されたようだ。クチコミの規模と広告費に強力な正の相関があるという。消費者向けパッケージ商品では、ブログのクチコミの85%を占めているのは10%の商品についての言及だとか。両社はメディア予算や広告コピーからクチコミの規模を予測して、それを商品需要予測のファクターに組み込もうとしているようだ。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales