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ジューストの広告モデル

話題のジューストを試用してみた。P2Pの技術を採用しているだけあって、ビデオは予想以上に快適に視聴できた。任意のキーワードで検索すると、番組と並列して広告もリストされた。コンピューターや自動車と検索してみて、ヒューレットパッカード、インテル、オペルのビデオ広告を確認した。多数の広告を見つけられなかったのは、日本から視聴していることや性年齢といった属性によって制限を受けているからかもしれない。ビデオ広告の再生中にプレイヤー上部の「Explore this program's interactive feature」をクリックすると、画面に透過レイヤーが被さり、ウェブサイトへのリンクなどが現れた。このレイヤーでは、ゲームなどの高度なインタラクションもできるという。プレイヤー下部の「Show information about the program」をクリックすると、テキストによるビデオ広告の紹介が現れた。そこには「Joost Link」という、そのビデオ広告のユニークなアドレスも含まれている。これらのビデオ広告はプリロールやミッドロールとして強制挿入されると考えられるが、その条件は不明。広告だらけにならないように挿入頻度などは配慮されるはず。広告主にはどのように広告を買い付けるのか。一般のテレビと同じように、視聴者の居住地、チャンネルや番組、日時の指定はできるのでは。性年齢といった視聴者の登録属性の指定、番組メタデータとのマッチング、視聴履歴に基づくターゲティングまでできるかもしれない。

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ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html

#じゃがりこリズムチャレンジ

カルビーが「じゃがりこリズムチャレンジ」キャンペーンを開催。テレビ広告のリズムに合わせたビデオの投稿を募っている。ティックトックのキャンペーンツールはマインドフリー「TikQ」を採用。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001454.000030525.html