2004年2月に展開されたコンチネンタル航空のオンラインキャンペーンについて、ダブルクリックが分析。ノンクリックコンバージョンの67.5%は広告接触に起因するものだった。ビュースルーコンバージョンのうち、電子メールの登録は広告接触からの時間の経過にしたがって減少した。一方、購入は、広告接触からの時間の経過にしたがって増加した。コンバージョンまでに検討の期間が必要なものは、広告出稿終了後の計測期間を十分に確保すべきといえる。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/