P&Gは、リソースインタラクティブと開発した「Smart Media」というシステムでディスプレイ広告を評価しているという。見出し、髪色、背景色など違いによる多数の種類の広告とプレースメントについて、クリック率と購入意向率を測定できるようだ。ヤフーでは背景の白い広告はあまり効かず、フェイスブックではオレンジの広告が効き、いくつかのサイトでは髪色はブルネットよりブロンドの方が反応がよい、というようなことが分かり、そのような情報を他メディアのコミュニケーションにも活かしているという。
IABが、コネクテッドテレビを含む各種デジタルビデオ広告チャネルの統合プランニングを指南する「Unified Media Planning Playbook」を公開。チャネルごとに断片化された仕組みやデータを完璧に統合することはできない状況を受け入れ、柔軟に現実的な統合を目指すことを勧めている。何か画期的な手法を紹介しているわけではない。統合をパッチワークに例えて、「If we can’t eliminate the seams, we can at least make them hold.」(縫い目をなくすことはできなくても、ほつれないようにはできる)と結んでいる。 Unified Media Planning Playbook https://www.iab.com/guidelines/unified-media-planning-playbook/