スキップしてメイン コンテンツに移動

日本企業はソーシャルメディア対応できていない

「ad:tech Tokyo」でキーノートを務めたフォレスターリサーチのジョシュバーノフ氏が、日本に滞在した印象をブログで紹介している。日本の消費者はソーシャル分野に積極的に関与しているのに、企業の対応は遅れていると感じたようだ。日本企業のソーシャルメディア対応が低調な原因について、次のように分析している。図星。
------------------------------
Japanese companies are famous for their tendency to look for strong agreement before moving forward, but social applications generate a fair amount of discomfort for companies. In other words, social activity by companies includes risk, and the individuals in Japan who are comfortable with these risks – mostly younger individuals – don't have much power.
------------------------------
この状況を打開するには、まずソーシャルメディアを活用しないリスクがあることを企業の幹部が認識しなければならない。そのうえで、ソーシャルメディアを活用するリスクとその低減方法を正しく理解すべきだ。しかし、リスクを低減しても失敗はありうる。幹部が自らリスクや失敗を許容する姿勢を示して、若手に権限を付与するべきだろう。若手のほうが、ひとりの消費者としてソーシャルメディアの価値を理解している。誰もがリスクをとる意思のない企業に対しては、外部からもリスクのある提案はできない。

このブログの人気の投稿

サイバー、広告レポート作成のAIアシスタントを提供

サイバーエージェントが、広告のレポートを作成するAIアシスタント「シーエーアシスタント」を広告主に提供。AIとの対話を通じて、広告主がいつでも自由にレポートを生成できる。分析コメントやグラフまでAIが生成する。 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=32299

インスタグラムに再投稿(リポスト)機能

インスタグラムは、フィード投稿やリールを再投稿(リポスト)できる機能を追加した。Xのリポスト(旧称:リツート)機能と同じように、再投稿したコンテンツは友達やフォロワーのフィードにおすすめとして表示される。リポストは、Xの「拡散」や「バズ」といった特長を支える象徴的な機能だった。今後はインスタグラムでも「拡散」や「バズ」を期待しやすくなるかもしれない。なお現時点では、インスタグラムの広告にはまだ再投稿機能は追加されていない。 New Instagram Features to Help You Connect https://about.fb.com/news/2025/08/new-instagram-features-help-you-connect/ Instagram、コンテンツの再投稿ができる機能やInstagramマップなど、友達とつながるための新機能をローンチ https://about.fb.com/ja/news/2025/08/new-instagram-features-help-you-connect/

どん兵衛「広告が思いつきません」

Xで商品画像などを提供して、消費者に広告制作を呼びかけた。消費者の投稿は、ハッシュタグ「#どん兵衛辛麺の広告作ってみた」で確認できる。日清食品。 考えても考えても、思いつきません… 必要な素材は、リプ欄にあります。 pic.twitter.com/SbQIWbJYs1 — どん兵衛 公式 (@donbei_jp) August 22, 2025 https://predge.jp/324494/