スキップしてメイン コンテンツに移動

コダック、ソーシャルメディアの活用方法を指南

ソーシャルメディアを積極的に活用しているコダックが、他社のマーケッターを支援するために、ソーシャルメディア活用ガイドを公開。自由にダウンロードできる。
------------------------------
Kodak's Social Media Tips
http://www.kodak.com/US/images/en/corp/aboutKodak/onlineToday/Social_Media_9_8.pdf
------------------------------
これだけ的確な資料を作成できる広告会社はどれだけあるだろうか。ソーシャルメディアについて、広告主は広告会社をしのぐ知見を持ちはじめていることを痛感する。チーフブロガーによる「10 Social Media Tips」の抄訳を記載しておく。
------------------------------
1. Know what you are talking about.
ソーシャルメディアを活用したいなら、まず自分で参加して理解すべき。
2. Always be transparent.
自分の身分を隠したり、代役を立てたりせず、いつも正直でいるべき。
3. Be yourself.
企業を代弁するのでなく、自分の個性を通じて熱意を伝えるべき。
4. Post frequently.
期待してくれている読者が離れないよう、定期的に投稿すべき。
5. Add value.
付き合ってもらえる時間に見合う価値を提供すべき。
6. Respond.
質問には答え、お礼して、双方向の対話にすべき。
7. Listen to what others have to say.
提案や意見には感謝すべき。
8. Learn from your mistakes.
失敗を恐れず、間違えたらすぐ修正すべき。
9. Be external.
内部だけに注目せず、外部の情報も引用すべき。
10. Have fun.
あなたが楽しめなければ、付き合うひとも楽しめない。
------------------------------
このようなソーシャルメディア活用の秘訣は、類似したものを何度か見聞きしたことがある。しかし、10ページ目の「Kodak's social media policies」のような文章は読んだことがなかった。このコダックのソーシャルメディアポリシーは、コダックの従業員が業務または個人でソーシャルメディアに参加するときの規則。一般的に外部には出回らないものだ。また、ソーシャルメディアの各種施策を紹介するウェブページを用意していることにも驚いた。
------------------------------
Follow Us - Kodak Blogs and Kodak Online Communities
http://www.kodak.com/go/followus/
------------------------------

このブログの人気の投稿

アマゾン、ブランド認知キャンペーンをAIで自動最適化

アマゾンが「Amazon DSP」ですべての広告主に「Brand+」を提供。ブランド認知キャンペーンを人工知能により自動で最適化できる。アマゾン内の購買行動や閲覧行動のシグナルから潜在顧客を割り出し、「Prime Video」や「Twitch」、およびアマゾン以外のパブリッシャーにビデオ広告を配信する。ファネル下部の成果を人工知能で自動最適化する機能としては、すでに「Performance+」を提供している。 Amazon Ads introduces Brand+, a new way to grow your business with AI-optimized TV ad campaigns https://advertising.amazon.com/library/news/brand-plus-ai-tv-advertising

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html

地上波CMにQRコード

アサヒビール「クリアアサヒ」が地上波のテレビ広告にQRコードを表示。通常の地上波のテレビ広告でQRコードを表示する例は珍しいのではないか。 https://www.asahibeer.co.jp/news/2023/0413_2.html パナソニックも、昨年に同じような取り組み。 https://news.panasonic.com/jp/topics/204722