インターネット広告業界は、クリック率やコンバージョン率など、マーケッターの損益に対するアカウンタビリティー(説明責任)を明確に打ち出してきた。しかし、消費者の支配権が強まったいま、消費者に対するアカウンタビリティーが欠かせない。クリック率の高さを求めてポップアップ広告をガンガン出していた過去と、消費者の反発を恐れてプリロール広告を挿入できない現在では、隔世の感がある。
センサータワーが、日本のインスタグラム、フェイスブック、ティックトック、Xの広告費の推計を公開。2023年11月から2024年10月までの12カ月間の広告費について、インスタグラムは26億ドル、フェイスブックは9億ドル、ティックトックは5億ドルと推計している。Xは、広告のインプレッションではティックトックを上回っているが、広告費としてはティックトックの半分程度であることがグラフから読み取れる。あくまで推計であり、各プラットフォームの実際の広告売上は分からない。 2024年日本のデジタル広告インサイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000100064.html