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6月, 2005の投稿を表示しています

アイオイクス、スプリットランテストサービスを開始

2005年6月29日、アイオイクスはスプリットランテストツールの提供を開始したと発表した。名称はスプリットランナー。複数のランディングページからひとつの入稿用URLを生成、パフォーマンスに応じてランディングページの比率を変更する。このサービスは2005年4月のサーチエンジンストラテジーズでも紹介されていたが、そのときは準備不足の印象を受けた。

CCI、フラッシュCMモジュールを開発

2005年6月29日、サイバー・コミュニケーションズはフラッシュビデオの広告配信用モジュールを開発したと発表した。フラッシュコミュニケーションサーバーはJストリームを採用。

180ソリューションズ、アドウェアを再告知

検索連動型アドウェアの180ソリューションズは、2005年6月27日からアドウェアの再告知を展開している。同社のアドウェアがインストールされている2,000万人に対して、アドウェアがインストールされていること、無料コンテントが提供される代わりに1日に数回のポップアップ広告が表示されること、アンインストールできることを案内している。これによって広告配信先のリーチは低下するだろう。それでも消費者および広告主から正当なマーケティング会社として評価されたいわけだ。イメージ浄化だ。

ダブルクリック、サイトカタリストの販売開始

2005年6月27日、日本のダブルクリックはオムニチュア「サイトカタリスト」の販売を開始したことを発表した。そもそもアメリカのダブルクリックは、類似するサービスとして「サイトアドバンス」を保有しており、その日本語化にも着手していた。しかし、アメリカのダブルクリックは競争力に欠けると判断して、顧客をサイトカタリストに引き継いでいた。

国内大手新聞社、ダイナミックロジックで広告効果測定

2005年6月27日、国内の大手新聞社のウェブサイトにおいて、ダイナミックロジックによる広告効果調査が実施されていることを確認した。調査に影響を与えるといけないので、新聞社名と広告主は伏せておく。日本でダイナミックロジックが調査を実施できるようになったことは、これまで明らかになっていなかった。調査票ページへの誘導は、ポップアップでなく、ページ内のバナーとフローティングによって行われていた。

ゲーム内広告市場、2009年に5.6億ドルに

ヤンキーグループによる2005年5月の予測によると、ゲーム内広告の市場規模は2009年に5.6億ドルに到達するという。現在はゲーム内広告よりもアドバゲームのほうが大きな市場だが、2006年に逆転するらしい。

カンヌ国際広告祭、サイバー部門グランプリが決定

2005年6月22日、カンヌ国際広告祭のサイバー部門の授賞式が開催された。サイバー部門には43カ国から1,897の応募があった。クリスピンポーターアンドボガスキーがメソッドのウェブサイトで、DDBブラジルがヘンケルのウェブサイトでグランプリを受賞した。日本からは、電通が東芝FMフェスティバルでゴールドライオン、電通がワンショウと公共広告機構でシルバーライオン、博報堂アイ・スタジオがボーダフォンでブロンズライオンを受賞した。もっとも健闘したのはブラジル勢で、合計25作品が受賞した。審査員によると、今年はビデオを利用したものが目立ったという。ビデオを利用するだけでなく、それによっていかにフレッシュでエモーショナルなブランド体験をさせるかがカギのようだ。ビデオの活用がカギになるということは、そのノウハウがあるオフラインエージェンシーにもチャンスがあるということ。オンラインエージェンシーとオフラインエージェンシーが同じ土俵で競い合うことは、この分野をさらに進化させるために意味のあることだ。 ------------------------------ Cyber Lions Grand Prix Method "Come Clean" (Crispin Porter + Bogusky) http://www.comeclean.com/ Henkel "Reality Advertising" (DDB Brasil) http://infectous.plugin.com.br/reality/ ------------------------------ Winners from Japan Toshiba FM Festival 2004 (Dentsu) http://tfm.p.tha.jp/ One Show 2004 (Dentsu) http://www.interactive-salaryman.com/pieces/oneshow2004_e/ AC (Dentsu) http://www.interactive-salaryman.com/pieces/driver_e/ Vodafone (Hakuhodo i Studio) http://award.i-studio.co.jp/2004_vodafone...

ペイパーコール広告市場、2009年に14億ドルに

ケルシーグループが2005年6月17日に発行した報告書より。ペイパーコール広告の市場規模は、2009年には14億ドルから40億ドルほどに拡大するという。ペイパーコール広告の草分けはインジニオ。2004年9月にはミヴァ(旧称ファインドホワット)と、2005年1月にはアメリカオンラインと提携して、その配信ネットワークを拡張している。

ジュピターリサーチ、クッキー削除者の属性を明らかに

2005年6月21日、ジュピターリサーチはクッキー削除者の属性についての報告書を発行した。2005年3月に2,337人の成人に調査したもの。インターネット利用歴が長いひとや世帯収入の多いひとに、クッキーを削除しているひとが多い。ソフトウェアを使用して削除しているひとよりもマニュアルで削除しているひとのほうが多い。

若年層のテレビ視聴が減少

2005年6月21日にEIAAが発表した。ヨーロッパの15才から24才の46%はインターネットの利用によってテレビの視聴が減少しているという。総メディア接触時間に占める各メディアの割合は、テレビ31%、ラジオ27%、インターネット24%、新聞10%、雑誌8%。EIAAが2004年10月に実施した調査結果を、年齢層を絞り込んで再集計したもののようだ。

ジャストシステム、ミクシィで販促

2005年6月21日から8月31日まで、ジャストシステムはソーシャルネットワーキングサービスのミクシィにおいて日本語入力システムの販促キャンペーンを展開。ミクシィのコミュニティーで製品の販促キャンペーンが行われるのは初めてらしい。

GMOアフィリエイト、RSSコンテンツ連動型広告配信を開始

2005年6月20日、GMOアフィリエイトはRSS検索技術を利用したコンテンツ連動型広告配信サービスを開始した。名称は「Feed Me!」。プレスリリースの説明がわかりにくいが、RSSの内容に適合した広告を配信するものと推測される。なお、GMOインターネットは同日からその技術を応用したサービスを開始したが、サーバーへの負荷増大のため停止。

CNN、無料ビデオを開始

2005年6月20日、CNNドットコムは動画コンテンツの無料配信を開始した。広告の仕様はIABのガイドラインに準拠している。 ------------------------------ http://us.cnn.com/services/advertise/video_streaming.html ------------------------------

アクシブドットコム、購買履歴ターゲティングメールを開始

2005年6月17日、アクシブドットコムは購買履歴ターゲティングメールを開始すると発表した。同社が運営する価格比較サイトを経由して商品を購入したひとにメールを送信できる。購入日、購入金額、購入回数でターゲティングできる。テキストメールなら1通40円、HTMLメールなら1通50円。

5人にひとりは新聞よりネット

2005年6月16日にネットレイティングスが発表した。新聞を閲読しているインターネット利用者の21%は、その新聞よりもその新聞のオンライン版でニュースを収集している。

コーセーコスメポート、ショートムービーで販促効果

コーセーコスメポートは、サロンスタイルシリーズのブランディングおよび販売促進のために、ショートムービー「髪からはじまる物語」を2005年2月1日から5月31日まで展開。行定勲監督、柴咲コウ主演。商品を購入しないと視聴できなかった。同期間中に2万1,000ストリームを記録、5月度の商品の売上は前年比160%となった。7月にはDVDとして発売予定。 ------------------------------ 「髪からはじまる物語」DVD予約受付中!(国内配送料無料) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009V1GKS/netadreportco-22/ref=nosim ------------------------------

米国三菱自動車、ヤフートップでインタラクティブ広告

2005年6月15日、アメリカのヤフーのフロントページで三菱自動車エクリプスのフローティング広告が掲載された。キーボードの操作によって、フロントページ上でエクリプスを縦横に走らせられる。リンク先のマイクロサイトにおけるゲームは、良く言えば難易度が低めで誰でも簡単に楽しめる。が、悪く言えばやや期待はずれ。 ------------------------------ http://www.mitsubishicars.com/06eclipse/ ------------------------------

マクロメディア、電通テックとフラッシュCM運用アプリを開発

2005年6月13日、マクロメディアは電通テックと技術提携して開発しているブロードバンド映像広告技術体系フラッシュCMの関連技術として、制作管理データを運用管理するためのアプリケーションを開発したと発表した。アプリケーションの名前はフラッシュCMコンバーター。FLVファイルの内部に広告規格や制作管理データをメタデータとして埋め込める。

ガネットがポイントロールを買収

2005年6月10日、USAトゥデイをはじめとする新聞や放送局を傘下に持つガネットは、ポイントロールを買収したと発表した。伝統的メディア企業がさらなる成長をとげるために、インターネットは欠かせないのだろう。ダウジョーンズによるマーケットウォッチの買収や、ニューヨークタイムズによるアバウトドットコムの買収が思い出される。

ヨーロッパのMSNが広告案内ページを統一

2005年6月13日、マイクロソフトはヨーロッパのMSNの広告案内ページの機能とデザインを統一させた。 ------------------------------ Europe: http://europe.advertising.msn.com/ United Kingdom: http://advertising.msn.co.uk/ France: http://advertising.msn.fr/ Spain: http://advertising.msn.es/ Italy: http://advertising.msn.it/ Netherlands: http://advertising.msn.nl/ Belgium (Dutch): http://advertising.msn.be/ Belgium (French): http://advertising.fr.msn.be/ Denmark: http://advertising.msn.dk/ Norway: http://advertising.msn.no/ Sweden: http://advertising.msn.se/ ------------------------------

米国三菱自動車、オンラインゲームでプロモーション

アメリカの三菱自動車は、2005年6月15日からエクリプスの販促のためにオンラインゲームを展開する。「スリルライドチャレンジ」と名付けられたレーシングゲームで、ベストタイムを記録したひとはプレゼントを獲得できる。6月15日にはヤフーのトップページでアイブラスターを利用したリッチメディア広告が出稿される。

サードパーティークッキー拒否率が上昇

2005年5月23日、ウェブトレンズはサードパーティーのクッキーの拒否率が深刻になっていると発表した。2004年1月に2.8%だった拒否率は、2005年4月に12.4%にまで上昇。小売業のウェブサイトでは16.9%が拒否されている。同社は、クッキーの拒否はクッキーの削除とともに無視できない問題としたうえで、ファーストパーティーのクッキーの採用を推奨している。

日本のブロードバンド人口は3,224万人

2005年6月15日、インプレスは「インターネット白書2005」を発売する。それによると、2005年2月末のインターネット利用者は7,007万2,000人。インターネットの世帯普及率(携帯電話やPHSを除く)は55.4%。ブロードバンド利用世帯はインターネット利用世帯の65.4%、総世帯の36.2%。家庭からのブロードバンド利用者は3,224万4,000人、ナローバンド利用者は1,582万5,000人。

インターネット広告のターゲットリーチ測定手法

ウェブサイトのオーディエンスの属性は、コムスコアネットワークスやネットレイティングスが提供するデータで把握できる。しかし、インターネット広告を出稿したあとで、リーチしたオーディエンスのデモグラフィックスの構成、ターゲットごとのリーチやフリークエンシーを把握することは困難だ。ダブルクリックはそれを明らかにする3つの方法についてパイロットテストを実施して、2005年6月6日に報告書を発表した。その3つの方法とは、コムスコアネットワークス、ニールセンネットレイティングス、インタラクティブマーケットシステムズによるもの。広告会社のメディアベスト、エムワン、ユニバーサルマッキャンが協力した。そもそもなぜインターネット広告のターゲット属性は把握できないのか。それは、ブラウサーが広告配信サーバーにデモグラフィックス情報を伝えないからだ。また、クッキーは削除されることもあるし、同じひとでも複数のパソコンから利用すると重複してカウントしてしまう。オーディエンスパネルは、職場パネルに偏りがあったり、特定キャンペーンをターゲットごとに分析するには代表性が不十分だったりする。また(これは英語圏のアメリカならではの問題であって日本では無視してもよいが)、トラフィックの4分の1以上が外国からということもあるらしい。 ------------------------------ 1. コムスコアネットワークス「広告イメージキャプチャー」 すべての広告クリエイティブを事前にコムスコアに提供。コムスコアは150万人のパネルのブラウザーに表示された広告のうち、イメージマッチング技術で適合する広告のみを解析。 ------------------------------ 2. ニールセンネットレイティングス「パネルクッキーマッチング」 クッキーを利用。ニールセンネットレイティングスの10万人以上のパネルとひも付けられるようにトラッキング用ピクセルを設定。 ------------------------------ 3. インタラクティブマーケットシステムズ「個人的確率モデリング」 広告配信サーバーのレポートとネットレイティングスのパネルデータを関連付け。出稿期間や出稿量を考慮してモデリング。 ------------------------------ いずれの方法も、まとまった出稿量がないとターゲッ...

広告はウェブサイトへのロイヤルティを向上させる

2005年6月1日、OPAはノースウエスタン大学メディアマネジメントセンターと実施した調査結果を発表した。2,215名に対する定量調査と65名に対する定性調査から、ウェブサイトへのロイヤルティを促進する経験価値を明らかにした。それによると、消費者に親和性の高い広告が掲載されていることは、そのウェブサイトのロイヤルティを促進する要因になるという。もっともロイヤルティのカギとなる経験は、"Entertains, absorbs me"(もてなして楽しませ夢中にさせる)だった。詳細は、OPAが8都市で開催するイベントで紹介される。 ------------------------------ http://www.online-publishers.org/?pg=press&dt=060105 ------------------------------

クッキー削除の問題点とは

クッキーの削除がメディアバイヤーにとって何を意味するのか、わかりやすく紹介されている。クッキーの機能を次の4つに整理して、クッキーの削除はこれらを阻害すると説明している。 ------------------------------ 1. ウェブサイトやキャンペーンのトラフィックを測定する 2. 広告露出後の行動を追跡してその効果を測定する 3. オーディエンスの行動パターンを識別して広告のターゲティングを支援する 4. 広告のフリークエンシーを制御する ------------------------------

バーストメディア、クッキーについて消費者に調査

2005年6月2日、バーストメディアはクッキーについての独自調査の結果を発表した。1万人を超える14才以上のインターネット利用者が対象。クッキーを「聞いたことがない」というひとは30.4%。クッキーを知っているひとにさまざまな質問をしたところ、その理解不足が浮き彫りになった。「クッキーは削除すべきもの」という意見に対しては、26.5%が肯定、27.3%が否定、47.7%は判断できなかった。48.1%はクッキーを削除した経験があり、38.4%は月に1回以上削除している。クッキーの削除経験やその頻度が高いのは、性別では女性より男性、年齢別では25才から54才。クッキーを削除する理由としては、「リクエストしていないものは何であれ削除する」が44.9%、「ウェブサーフィンをモニターされたくない」が44.6%、「パソコンが遅くなる」が40.9%、「個人情報が漏れそう」が34.6%、「アンチスパイウェアソフトに削除をすすめられた」が31.6%、「特に理由はないが望まない」が27.3%、「そのウェブサイトにいることを知らせたくない」が22.1%、「パソコンに害を与えそう」が16.4%。

JPドメイン名が70万件を突破

2005年6月1日、日本レジストリサービスはJPドメイン名の累計登録数が70万件を突破したと発表した。国別ドメイン名としては、アジアで1位、世界で7位の登録数。

アイメディアサミットのプレゼン資料公開

アイメディアコミュニケージョンズが5月22日から25日にかけて開催したエージェンシーサミットのプレゼンテーションファイルが公開された。もっともインプレッシブだったのは、アトラスによる適切なフリークエンシーの分析方法だ。

CNET、クリエイティブ調査報告書を公開

CNETネットワークスは2005年4月25日、前年12月に実施したクリエイティブ調査結果の概要を発表していたが、このたび詳細な報告書が公開された。インターネット広告の効果を向上させるための6つの原則は次のとおり。 ------------------------------ 1. ビジュアルはポップに 2. 漫画は避ける 3. ベネフィットを明らかに 4. 性的なアプローチを 5. 注目させる焦点を用意 6. シンプルに ------------------------------