スキップしてメイン コンテンツに移動

ソーシャルメディアへの共有ウィジェットサービス

ソーシャルメディアに話題を共有するためのボタンを、ブランドのウェブサイトでも見かけるようになってきた。フェイスブックやツイッターなど、各種ソーシャルメディアが提供する共有ボタンを個別に貼り付けてもよいが、さまざまなソーシャルメディアに対応した共有ボタンのサービスもある。例えば、パナソニック「DIGA」のウェブサイトは、クリアスプリングの「AddThis」を採用している。
------------------------------
Panasonic - DIGA(右上に共有ボタンあり)
http://panasonic.jp/diga/
------------------------------
このようなソーシャルメディア共有ボタンサービスとしては、次のようなものがある。ウィジェットとして提供されているサービスで、現在も開発が継続されていそうなものだけを、アルファベット順で紹介する。サーバへのインストールが必要なサービス、コンテンツ管理システムのプラグイン、ブラウザーのプラグインは除く。
------------------------------
AddClips
http://www.addclips.org/
AddThis
http://www.addthis.com/
AddToAny
http://www.addtoany.com/
Gigya
http://www.gigya.com/
OnlyWire
http://onlywire.com/
ShareThis
http://sharethis.com/
Share Widget
http://www.share-widget.com/
Sociable
http://www.blogplay.com/
Tell-a-Friend
http://tellafriend.socialtwist.com/
------------------------------
「AddClips」以外は海外のサービス。このブログ「インターネット広告のひみつ」では、開発やサポートの積極性、カスタマイズの柔軟性、日本語への対応、共有行動の測定機能などを総合的に判断して、「AddThis」を採用している。このような共有ボタンを有効に機能させるためには、ただウィジェットを貼り付けるだけでなく、タイトルタグやメタタグ(Open Graph Protocolを含む)の最適化にも細心の注意を払う必要がある。

このブログの人気の投稿

Instagram・Facebook・TikTok・Xの国内広告費を比較

センサータワーが、日本のインスタグラム、フェイスブック、ティックトック、Xの広告費の推計を公開。2023年11月から2024年10月までの12カ月間の広告費について、インスタグラムは26億ドル、フェイスブックは9億ドル、ティックトックは5億ドルと推計している。Xは、広告のインプレッションではティックトックを上回っているが、広告費としてはティックトックの半分程度であることがグラフから読み取れる。あくまで推計であり、各プラットフォームの実際の広告売上は分からない。 2024年日本のデジタル広告インサイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000100064.html

米国CTV広告費、2028年に旧来テレビを超える見通し

イーマーケッターによると、アメリカのコネクテッドテレビ広告費は2025年に333億5,000万ドルとなる見通し。2028年には468億9,000万ドルとなり、伝統的なテレビ広告費を上回ると予測している。 One of largest sources of new video ad inventory and spending is CTV https://www.emarketer.com/content/one-of-largest-sources-of-new-video-ad-inventory-spending-ctv

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html