スキップしてメイン コンテンツに移動

はじめての Static FBML

冬休みの自由研究のつもりで、フェイスブックの「Static FBML」アプリを利用してファンページにボックスを追加してみた。ファンとそれ以外でコンテンツを出し分けるようにした。
------------------------------
2010年にもっとも読まれた記事は
http://www.facebook.com/netadreport?v=app_4949752878
------------------------------
予備知識や手引きがなくても、疑問を検索しては英語を読むの繰り返しで完成させることができた。途中でつまづいた箇所は次の通り。これから「Static FBML」に取り組むひとのために。
------------------------------
- 「fb:visible-to-connection」を使用してファンとそれ以外にコンテンツを出し分けるようにしても、ファンページ管理者のアカウントでは両方が表示されてしまう。別ブラウザーからテスト用アカウントで閲覧すると、ファンおよびそれ以外からの見え方を確認しやすい。
- 「fb:visible-to-connection」を使用してファンとそれ以外にコンテンツを出し分けるようにすると、コンテンツに余分なスペースが表示されてしまうことがある。その余白はCSSで調整できる。
- CSSは、冒頭で「<style></style>」タグを使用して埋め込んでしまうと、IEでは反映されない。CSSは外部ファイルにするかインラインで記述しないといけない。
------------------------------
参考までに、FBMLのソースを以下に公開しておく。ソースの一部については省略している。
------------------------------
<link ref="stylesheet" type="text/css" href="http://www.netadreport.com/省略/省略.css" />
<div id="wrapper">
<fb:visible-to-connection>
<h1>2010年にもっとも読まれた記事は</h1>
<p>2010年に「インターネット広告のひみつ」に投稿した700件以上のブログ記事のうち、閲覧数上位10記事は次の通りです。</p>
<ol>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
<li><a href="省略">省略</a></li>
</ol>
<div id="share">
<p>この話題をお友だちと共有しましょう。</p>
<fb:share-button class="meta">
<meta name="title" content="2010年にもっとも読まれた記事は: インターネット広告のひみつ" />
<meta name="description" content="2010年の閲覧数上位10記事をファン限定で公開しています。" />
<link rel="target_url" href="http://www.facebook.com/netadreport?v=app_4949752878" />
</fb:share-button>
</div>
<fb:else>
<div id="non-fans">
<p>こちらはファン限定コンテンツです。上部の「いいね!」ボタンをクリックしてください。</p>
</div>
</fb:else>
</fb:visible-to-connection>
</div>

------------------------------
ちなみに、CSSファイルの内容は次の通り。ファン以外向けのコンテンツに絶対位置を指定して、不要な余白を解消している。
------------------------------
#wrapper { margin:0; padding:0; }
#non-fans { position:absolute; top:0; left:0; }

------------------------------
なお、ファンページ内に「いいね!」ボタンを配置する方法は、現在のところ公式にはサポートされていないようだ。

このブログの人気の投稿

#じゃがりこリズムチャレンジ

カルビーが「じゃがりこリズムチャレンジ」キャンペーンを開催。テレビ広告のリズムに合わせたビデオの投稿を募っている。ティックトックのキャンペーンツールはマインドフリー「TikQ」を採用。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001454.000030525.html

ウォールドガーデンか、オープンインターネットか

ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html