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共鳴課金の可能性

ツイッターのつぶやきを広告として露出できるサービス「Promoted Tweets」について、ツイッターはレゾナンス(共鳴、共振、反響)という独自指標を持ち込んだ。レゾナンスは、返信、お気に入りへの登録、リツイート、リンクのクリックなどを総合した指標のようだ。レゾナンスの低い広告ツイートについて、ツイッターは配信を中止するとしている。アドエイジによると、広告ツイートはいまのところキーワードごとにCPMベースのインプレッション課金で取引されているようだが、レゾナンスベースのパフォーマンス課金も検討されているようだ。グーグルの品質スコアにならって、レゾナンスの低い広告のコストを高めるかもしれない。「Promoted Tweets」については、360iによる解説資料が分かりやすい。
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360i Report on Twitter's New Promoted Tweets Ad Platform
http://blog.360i.com/pov/360i-report-on-twitters-new-promoted-tweets-ad-platform
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インスタグラム、リールを優先

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LINEヤフー、ディスプレイ広告基盤を統合へ

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