スキップしてメイン コンテンツに移動

行動ターゲティングの情報開示の技術仕様

IABとNAIが、行動ターゲティング広告について情報開示を行うための技術仕様を公開した。行動ターゲティング広告にクリッカブルなアイコンを表示して情報を開示する方法は2009年7月に提唱していたが、その技術仕様にあたる。広告配信の主体組織、広告ポリシーの掲示場所、オプトアウトの方法などの情報を含んだメタデータを、行動ターゲティング広告とともに配信する。
------------------------------
CLEAR (Control Links for Education and Advertising Responsibly) Ad Notice Technical Specifications
http://www.iab.net/clear/
------------------------------
広告マーカーと呼ばれるアイコンとテキストは、広告の右肩(広告の内側または外側)に表示する。それがクリックされたときは、広告インタースティシャルとして、前述のメタデータの情報を表示する。広告インタースティシャルは、広告にオーバーレイさせるか独立したウェブページとする。
------------------------------
広告インタースティシャルをオーバーレイとして用意する例(レクタングルの右肩をクリック)
http://green.yahoo.com/living-green/
広告インタースティシャルをランディングページとして用意する例
http://info.yahoo.com/privacy/us/yahoo/relevantads.html
------------------------------
このような自主規制が、そのうち日本でも必要になるかもしれない。

このブログの人気の投稿

信頼度トップは「友人・家族からの推薦」

ニールセンが「広告信頼度グローバル調査(Global Trust in Advertising)」の2015年の調査結果を公開。消費者からの信頼度が最も高いのは「友人・家族からの推薦」。 ------------------------------ 追記(2016年8月18日):アドビシステムズが国内で実施した「消費者行動調査2016」調査によると、商品認知のきっかけとして、デジタルの接点の存在感が増している。 https://www.facebook.com/netadreport/photos/10153990581528305/ ------------------------------

線形ファネルから影響マップへ

ボストンコンサルティンググループが、線形ファネルから影響マップへの移行を提唱している。これまでマーケッターは、認知から購買に至る消費者ジャーニーを直線的なファネルとして捉え、そこにさまざまなタッチポイントを強引に当てはめてきた。その旧来モデルは、戦略、予算配分、コミュニケーションを簡便に管理できて有用だが、リソース配分やメッセージの誤りにより機会を逃すリスクがある。消費者の複雑なジャーニーに対応する柔軟なフレームワークとして、影響マップを提唱している。 It’s Time for Marketers to Move Beyond the Linear Funnel https://www.bcg.com/publications/2025/move-beyond-the-linear-funnel 影響マップは、ストリーミング、スクロール、検索、ショッピングを消費者の主要な4つの行動として挙げ、それらが認知から購買までの過程の複数の段階で重複して影響を及ぼしていることを整理する。タッチポイントの影響力は、注視度、関連度、信頼度で決まる。影響力とリーチを組み合わせ、タッチポイントの優先順位を考える。複雑なアプローチになるが、AIの活用により実行できるとしている。 旧来の線形ファネルでは、「認知獲得に有効なのはビデオ。ユーチューブで認知を獲得しよう」という発想になりがちだが、グーグルによるとユーチューブは購買プロセスの全体に影響を与えているという。注視度、関連度、信頼度のそれぞれで、ユーチューブは消費者に高く評価されているという。 The new rules of influence: Rethinking the consumer journey https://business.google.com/us/think/search-and-video/video-influence-on-consumer-purchase-decision-process/