スキップしてメイン コンテンツに移動

YouTube時代の大統領選挙

大柴ひさみ氏の著書「YouTube時代の大統領選挙」をいただいた。アメリカ在住のマーケッターが見たオバマキャンペーンのドキュメント。著者がブログに投稿した記事の変遷を通じて、市民を巻き込んだオバマ旋風を追体験できる(著者がオバマ氏の支持者であることを割り引いて読むべきかもしれないが)。この本の中では「インスパイア」という表現がよく出てくる。オバマ氏の言動が市民をインスパイアするというのは、感激させたりその気にさせたりするという意味だ。オバマ氏の政策にインスパイアされたというよりは、正直に本音で向き合おうとする真摯な態度、ソーシャルメディアで直接会話しようとする姿勢にひかれていったように感じられる。「Yes We Can」というスローガンに象徴されるように、「I」でなく「We」を主語として語りかけたことが、市民に共感や自信を与えたようだ。オバマ氏をひとつのブランドととらえれば、オバマキャンペーンの成功はマーケッターにとって示唆に富んだケーススタディになるだろう。大統領就任直後にホワイトハウスのウェブサイトの運営方針として打ち出されたキーワード「Communication」「Transparency」「Participation」は、オバマ氏の施政方針でもあろうし、多くのブランドが消費者とのエンゲージメントを得るために満たすべき属性ともいえるのではないだろうか。

このブログの人気の投稿

イルグルム、アタラを買収へ

イルグルムは、アタラの株式を取得し子会社化する協議開始で基本合意。広告運用のインハウス化を支援するにあたり、ツール導入などのシステム支援だけでなく体制や戦略などの人的支援が不可欠であり、アタラのコンサルティングによる人的支援を取り込む。 【アタラ社との資本業務提携について】 インハウス支援を強みとする アタラ株式会社 との基本合意書締結を発表しました。 アタラ社は、創業者の杉原さんを筆頭に、日本のインターネット広告業界の中で独自の思想と存在感を持ち、多くの支持と信頼を集めてこられた素晴らしい会社です。… pic.twitter.com/eTSWA5MBTZ — SUSUMU IWATA / YRGLM Inc. (@iwatasusumu) May 19, 2026 https://ssl4.eir-parts.net/doc/3690/tdnet/2818212/00.pdf

総務省調査でTwitter利用率が減少

総務省が「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の結果を公開(調査時期は2022年11月)。ツイッターの利用率は前年より0.9ポイント低い45.3%となり、有意な差ではないかもしれないが初めて減少に転じた。インスタグラムの利用率はすべての年代で一貫して増加しており、50.1%に。ティックトックの10代の利用率はツイッターのそれを超えた。住民基本台帳の性年齢構成を反映した全国規模の訪問留置調査であり、信頼性が高い。 「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000119.html