2009年7月29日、両社が発表。マイクロソフトはヤフーの検索技術のランセンスを10年間にわたって取得。ヤフーの検索プラットフォームはマイクロソフトの「Bing」となる。両社のセルフサービス型広告は「AdCenter」での入札となる。最初の5年間は、マイクロソフトはヤフーで発生した検索売上の88%をヤフーに支払う。ヤフーは検索エンジンの維持費用を浮かせ、広告の販売に集中できるようになる。検索で創業した会社が検索を手放したということは、魂を売ってしまったということか。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/