2009年7月6日、BTがフォームの行動ターゲティング技術の採用を見送るという報道があった。経営資源を次世代高速ネットワークの開発に割り当てるためというが、プライバシー問題で批判を受けたことが影響しているだろう。BTは今後もフォームの採用を検討するとのことだが、国内の有望な顧客から距離を置かれたフォームは、韓国をはじめとする海外戦略に活路を見出さざるをえない。この日だけで、フォームの株価は40%も下落。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales