これまで総務省の「情報流通センサス」から「選択可能情報量」を引用して、「この10年で消費者を取り巻く情報量が530倍になった」などと語られることがあった。しかし、選択可能情報量の定義を正しく理解するとともに、選択可能情報量の99%がインターネットの情報であることを把握していたひとは少ないのではないだろうか。情報流通センサスの統計は、報告書を精読すればするほど、利用しづらいものであった。今回、情報流通インデックス研究会は情報流通センサスの計量対象メディアや計量数値を見直して、情報流通量の新指標を「流通情報量」と「消費情報量」に整理した。2001年度から2007年度にかけて、流通情報量は55%増加、消費情報量は4%増加しているという。
センサータワーが、日本のインスタグラム、フェイスブック、ティックトック、Xの広告費の推計を公開。2023年11月から2024年10月までの12カ月間の広告費について、インスタグラムは26億ドル、フェイスブックは9億ドル、ティックトックは5億ドルと推計している。Xは、広告のインプレッションではティックトックを上回っているが、広告費としてはティックトックの半分程度であることがグラフから読み取れる。あくまで推計であり、各プラットフォームの実際の広告売上は分からない。 2024年日本のデジタル広告インサイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000100064.html