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朝広、マス広告のウェブ検索喚起効果を指標化

2007年12月25日、朝日広告社はマス広告がウェブ検索に与える影響を指標化したと発表。同社が開発したのは、朝広クロスメディア「検索カルテ」バージョン1。約100ケースのデータから、商品サービスの市場ポジションや広告表現などが検索数に与える影響の分析を行い、その傾向を効果係数として数値化したという。発表資料によると、分析の中心はテレビ広告出稿量と検索件数の相関。例えば、広告も検索もゼロから立ち上がる初期段階に広告が検索数の獲得に与える影響度を初動係数と呼んでいる。初動係数は、広告投下GRP1%当たりの獲得検索数のようだ。しかし、分析対象のテレビのエリア、獲得検索数の把握方法は不明。したがって、分析の背景を知らない部外者が発表資料で公開された各種係数を正しく解釈することは困難だが、興味は引かれる。「検索ワードの長短や表現で獲得検索数への効果は3.8倍の差」「広告投下による検索数増加効果は市場ポジションにより10倍以上の差」といった分析結果は、頭の片隅にメモしておいてもよいだろう。

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ホットリンク、ブログをテキストマイニングして広告配信

2004年6月15日、ホットリンクはブログをテキストマイニングして利用者の興味に合わせた広告を配信するシステムを発表。同日にリニューアルされたドットシティで広告配信を開始。行動履歴(訪問したサイト、頻度、滞在時間など)もターゲティングに反映させるという。

米国ネット広告費、2024年は15%増

IABによると、2024年のアメリカのインターネット広告費は前年比14.9%増の2,585億7,100万ドル。地政学的変動、金利変動、経済の不確実性といった不安定な状況があったが、大統領選挙やオリンピックといった大型イベントが追い風となった。広告カテゴリー別で成長率が最も高かったのはソーシャル。2025年の展望として、AI主導型広告、プライバシー規制、クリエイターエコノミーなどの潮流を挙げている。 Digital Ad Revenue Surges 15% YoY in 2024, Climbing to $259B, According to IAB https://www.iab.com/news/digital-ad-revenue-2024/ IAB/PwC Internet Advertising Revenue Report: Full Year 2024 https://www.iab.com/insights/internet-advertising-revenue-report-full-year-2024/

「Urumo Ads」でリーチと購買の双方を最適化

フェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads」で、リーチと購買の双方を最適化する自動プランニングツールを開発した。必要情報を入力すると、メディアごとの予算配分、想定されるリーチや購買リフトなどが算出される。 https://www.fez-inc.jp/news/250417