2008年1月7日、TNSメディアインテリジェンスは2008年の広告費を予測。総広告費は前年比4.2%、インターネット広告費は前年比14.4%の成長を見込んでいる。2007年から2008年にかけての24ヶ月のインターネット広告費は、その期間のラジオ広告費を上回るという。TNSメディアインテリジェンスが集計対象としているインターネット広告費はディスプレイ広告費のみなので、検索連動型広告を含めればすでにラジオ広告費を上回っているはず。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/