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1月, 2008の投稿を表示しています

DAC、パーソニヴァと提携

2008年1月30日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは2月よりパーソニヴァのサービスを日本で独占販売すると発表。写真から顔を認識してコンテンツに適合させるサービス。日本経済新聞によると、動画サイトの運営費などを含め3ヶ月で2,000万円程度。 ------------------------------ Personiva http://www.personiva.com/ ------------------------------

広告付き無料音楽ダウンロードサービスが頓挫

2008年1月28日、キュートラックスがサービスを開始したが、レコードレーベルとの契約が結べていなかったという。同社を傘下に抱えるブリリアントテクノロジーズの株価は急騰後急落。プレイヤーをインストールしてみたが、バナー広告は表示されるものの音楽のダウンロードはできない。当初は表示されていた音楽のリストさえ消えた。

タグルアト?

映画「クローバーフィールド」が手の込んだオンラインプロモーションを展開しているようだ。断片的な情報で謎のストーリーを推理させ期待を膨らませている。架空の会社とそのウェブサイトなど、謎が謎を呼ぶ。 ------------------------------ 映画「クローバーフィールド」関連の主要ウェブサイト http://jp.youtube.com/watch?v=2iEo6-Sfsqg http://cloverfieldclues.blogspot.com/ http://blogs.yahoo.co.jp/cloverfieldblog/ http://www.cloverfieldmovie.com/ http://www.04-05.jp/ http://www.1-18-08.com/ http://www.tagruato.jp/ http://www.slusho.jp/ http://www.tidowave.com/ http://www.jamieandteddy.com/ ------------------------------

中川翔子さんの菓子パン「スカシカシパン」発売

2008年1月29日より、中川翔子さんがプロデュースした菓子パン「スカシカシパン」がローソンで発売。パッケージにはQRコードが印刷されており、モバイルサイトで「しょこたんお礼ムービー」「スカシカシパンマンアニメ」などを楽しめる。

伊藤忠や住商など、ゲーム内広告のIGAに出資

2008年1月24日、IGAワールドワイドは三菱商事出身の大谷俊哉氏らが立ち上げたトランスリンクキャピタル、住友商事グループの投資会社であるプレシディオSTX、伊藤忠商事からの資金調達に成功したと発表。IGAのアジア戦略の強力な後ろ盾になりそう。 ------------------------------ Translink Capital http://www.translinkcapital.com/ Presidio STX, LLC http://www.presidiostx.com/ ITOCHU Corporation http://www.itochu.co.jp/ ------------------------------ マイクロソフトが2006年5月にマッシブを、グーグルが2007年3月にアドスケープメディアを買収したように、ゲーム内広告市場は注目されている。以下はこのブログの記事のうちキーワード「IGAワールドワイド」を含むもの。 ------------------------------ ビューポイント、ゲーム内広告に参入 http://www.netadreport.com/blog/2007/03/blog-post_5210.html ゲーム内広告、その活気に広告費が伴うか http://www.netadreport.com/blog/2007/03/blog-post_1488.html ゲーム内広告費、2010年に12億ドルへ http://www.netadreport.com/blog/2007/02/201012.html IGA、ゲーム内広告プラットフォームを刷新 http://www.netadreport.com/blog/2007/01/iga.html ゲーム内広告に第三者測定サービス http://www.netadreport.com/blog/2006/07/blog-post_115417242566780375.html ------------------------------

IAB、ビデオ広告解説資料を発行

2008年1月23日、IABが「A Digital Video Advertising Overview」を発行。オンラインのビデオを、ストリーム内ビデオ、バナー内ビデオ、テキスト内ビデオに分類。ストリーム内ビデオの広告は、ビデオコンテンツの再生領域を占拠するリニアビデオ広告と、ビデオコンテンツの再生中に平行して表示されるノンリニアビデオ広告に区別している。一般的なプリロール広告やミッドロール広告はリニアビデオ広告、ビデオへのオーバーレイ広告やプロダクトプレースメントはノンリニア広告。リニア広告およびノンリニア広告の広告体験を補強するための付随広告はコンパニオン広告。 ------------------------------ Digital Video Advertising Overview http://www.iab.net/dvplatform/ ------------------------------

ユーチューブの投稿動画を角川が認証、広告挿入も

2008年1月25日、角川グループホールディングスがユーチューブとの新規事業計画を明らかにした。グーグルが開発中の「Video ID」システムを利用。著作権侵害の可能性があるビデオの投稿を防止したり、投稿されたビデオに認証マークを表示して広告を挿入するという。

マイクロソフト「Left vs. Right」

「Live Search」のプロモーション。トピックを入力するとそれについて議論してくれる。 ------------------------------ Left vs. Right http://www.leftvsright.com/ ------------------------------

ユーチューブのビデオでアフィリエイト収入

ロカリサーチが「BuzzMotion」を公開。ユーチューブのビデオとアマゾンの商品を結び付けることにより、ビデオを貼るときにアフィリエイト収入の機会を提供するサービス。ビデオの終了後に商品が案内される。 ------------------------------ BuzzMotion http://buzzmotion.com/ ------------------------------

サーチイグナイトが日本法人設立

サーチイグナイトがサーチイグナイトジャパンを設立していたようだ。代表取締役社長の大久保紀章氏は元ライブドアか。ライブドアは2005年11月にサーチイグナイトの持株会社であるイノベーションインタラクティブを買収したが、イノベーションインタラクティブの経営層らは2007年4月にライブドアからのMBOに成功している。日本ではサイバーエージェントとセプテーニがサーチイグナイトのリスティング広告入札ツールを販売するという。

米国インターネット広告費、2011年には503億ドル

2008年1月18日、ヤンキーグループがアメリカのインターネット広告費の予測を発表。2011年には2007年の2倍以上にあたる503億ドルがインターネット広告に費やされるという。インターネットは消費者のメディア接触の20%を占めているのに、広告主は広告予算の7.5%しか割いていない。そのギャップに大きな可能性があるという。

ピザハッ亭

日本ケンタッキー・フライド・チキンのピザハットが落語のポッドキャストを開始。

朝広、マス広告のウェブ検索喚起効果を指標化

2007年12月25日、朝日広告社はマス広告がウェブ検索に与える影響を指標化したと発表。同社が開発したのは、朝広クロスメディア「検索カルテ」バージョン1。約100ケースのデータから、商品サービスの市場ポジションや広告表現などが検索数に与える影響の分析を行い、その傾向を効果係数として数値化したという。発表資料によると、分析の中心はテレビ広告出稿量と検索件数の相関。例えば、広告も検索もゼロから立ち上がる初期段階に広告が検索数の獲得に与える影響度を初動係数と呼んでいる。初動係数は、広告投下GRP1%当たりの獲得検索数のようだ。しかし、分析対象のテレビのエリア、獲得検索数の把握方法は不明。したがって、分析の背景を知らない部外者が発表資料で公開された各種係数を正しく解釈することは困難だが、興味は引かれる。「検索ワードの長短や表現で獲得検索数への効果は3.8倍の差」「広告投下による検索数増加効果は市場ポジションにより10倍以上の差」といった分析結果は、頭の片隅にメモしておいてもよいだろう。

ペンタックス「続きは新聞で」

ペンタックスがバナー広告から新聞広告への誘導を図っている。バナー広告をクリックすると新聞広告の出稿スケジュールが表示される。このバナー広告はインプレス「デジカメWatch」のトップページで確認できる。「デジカメWatch」の第2階層以下、ヤフー「Yahoo!ニュース」、ライブドア「Livedoor Blog」管理ページなどでは、ビデオを組み込んだバナー広告を展開。

CCI、ネット広告業務支援システムを開発

2008年1月16日、サイバー・コミュニケーションズはインタラクティブ広告業務支援システム「AD-SCRUM」を開発したと発表。メディアプランニング、バイイング、入稿といった一連の業務の支援機能をオンラインで提供するようだ。

アメブロの広告、マイクロアドからグーグルへ

2008年2月5日より、サイバーエージェントは「アメーバブログ」の広告をマイクロアドからグーグルに切り替え、ブロガーへのポイント還元を停止するようだ。マイクロアドよりグーグルのほうが大きな収益を期待できるということだろう。ただし、従来通りの広告表示とポイント還元を希望することもできるという。

マイクロソフト、スーパーにも広告配信

マイクロソフトが食料雑貨店のショッピングカートに広告を配信する試験を開始したという。ショッピングカートの位置と購買履歴に基づいて適切な広告やクーポンを配信する。例えば、飲料売場の近くにいて過去にコカコーラを買ったことがある客にはコカコーラゼロを案内する。ショッピングカートには店舗のロイヤルティカードの読取装置が付属しており、客の購買履歴はそこから取得する。アトラスのクッキーとひもづけることにより、オンラインの広告接触履歴とオフラインの購買行動の関係を分析できるかもしれないという。

「Happiness Factory」で働こう

コカコーラ。自動販売機の中に広がる工場「Happiness Factory」の世界をオンラインに再現。キャラクターごとにゲームが用意されている。 ------------------------------ Happiness Factory http://www.coca-cola.com/HF/index.jsp ------------------------------

英国コカコーラ、消費者との会話に本腰

イギリスのコカコーラは消費者と意見を交換するためのウェブサイト「Let's Get Together」を開設。企業と消費者の関係性を透明にする。 ------------------------------ Let's Get Together http://www.letsgettogether.co.uk/ ------------------------------

ギギャ、ウィジェット広告ネットワークを開始

2008年1月14日、ウィジェットの流通と追跡のツール「Wildfire」を提供しているギギャが、ウィジェット広告ネットワークを開始すると発表。これまで企業は販促のためのウィジェットを制作しても、それを適切な消費者に短期間で配布するのは困難だった。詳細は不明だが、ギギャが「Wildfire」で構築した400以上のウィジェット配布サイトで広告主のウィジェットを告知すると推測される。そこから広告主のウィジェットのインストールに成功すれば、広告主には成果報酬が請求され、ウィジェット配信サイトには収益が分配されるようだ。感心するほどよくできたモデルだ。

インフォシークもトップページの横幅拡張

2008年1月15日、楽天は「infoseek」のフロントページの横幅を740ピクセルから850ピクセルに拡張。右上の広告枠「Drive Vision」のサイズも250×160ピクセルから350×240ピクセルに拡大。これはヤフーの「ブランドパネル」トリプルサイズと同じサイズ。ヤフーの後追いといえばそれまでだが、ヤフーの「ブランドパネル」または「プレイムディスプレイ」のサイズにそろえるのは極めて適切な戦略。また「infoseek」では850×400ピクセルの大型オンマウスエクスパンド広告も可能に。「楽天市場」に開設するタイアップページから外部へのリンクも解禁されている。

インターネット広告の隠れた3つのトレンド

イーマーケッターより。アメリカのインターネット広告費、SNS広告費、ビデオ広告費の予測を紹介しつつ、統計では読み取りにくいメディアの変容が根底で進行していると指摘している。その変容とは、第一にメディアの断片化。ただし、広告ネットワークの成長によりリーチを犠牲にすることなく確度の高いターゲティングが可能になってきたという。第二に、インターネットがキャンペーンの中核を担うようになったこと。インターネットの測定指標が統合化されたメディアプランの調整に役立つという。第三に、必要悪だった広告の終焉。消費者がメディアの支配を強め、邪魔で退屈な広告は飛ばされるようになった。消費者は広告を信用せず、むしろ自らコンテンツを作成して流通させるようになった。今日の消費者とエンゲージするためには、広告をコンテンツに昇華させなければならないという。消費者が引き込まれ、探索したり共有したくなるようなコンテンツに。

月曜日はヤッターマンデー

2008年1月14日よりテレビ番組「ヤッターマン」が放送開始。30年ぶりの復活。特設サイト「ヤッターマン×トウシバ」では、1月下旬より東芝製品メカがウェブ限定アニメに登場するという。

2008年の広告業界はこうなる!

「広告系ブロガー新年会」に参加したブロガーによる予測がビデオで公開されている。「インターネット広告のひみつ」は「バナー広告が流行する」と大胆予測。 ------------------------------ 「インターネット広告のひみつ」のオオタです。2008年はバナー広告が流行ると思います。バナー広告って皆さんご存知かわかんないんですけど、ヤフーのトップページの右上にある画像の広告をバナー広告っていいます。バナーの復権を今年は考えています。 ------------------------------ ヤフーによる広告枠の大型化やターゲティング技術の進化によってバナー広告は見直されるだろうが、もっと斬新な切り口でバナー広告への注目を高めたいと考えている。

広告系ブロガー新年会は大盛況

2008年1月11日に開催された「広告系ブロガー新年会」に出席しました。合計95名も集合したそうです。人大杉でしっちゃかめっちゃかでしたが、お祭りみたいでよかったです。この熱気が低迷ぎみの広告市場を活性化するエネルギーになると信じたいです。お会いしたかった方々とも挨拶ができてうれしかったです。幹事の皆さん、ありがとうございました。

アドモブが日本進出

世界最大のモバイル広告ネットワークを展開するアドモブが日本に進出するという。同社は160カ国で月間20億インプレッションを配信。この分野では歴史の浅いグーグルより優位を築いているとして注目されている。 ------------------------------ AdMob http://jp.admob.com/s/home/ ------------------------------

女性攻略の各種武器を提供

ユニリーバ「LYNX」。例えば携帯電話に女性探知機をダウンロードできる。 ------------------------------ Fit Girl Finder http://www.youtube.com/watch?v=ItqK0ZyLD4w ------------------------------

【PR】京セラミタ「OLサチコの受難な日々」

毎週月曜日の朝9時に更新していた「月9連続ドラマ」。2007年7月から11月に公開された合計24話を視聴できる。京セラミタの複合機が物語の重要なカギを握っている、というわけでもない。 ※「CyberBuzz」の依頼による記事

日本のブログは1日平均300-550PV

サイドフィードが同社のサービスを利用しているブログを対象に集計。一般的なブログの代表性がある統計ではないうえ、分布が不明なので平均の解釈には注意が必要だが、参考にしたい。

P4P広告費、2008年に2,000億円を突破

2008年1月8日、アウンコンサルティングは検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告からなるP4P広告市場の予測を発表。2007年のP4P広告費は、パソコン向けが1,277億円、モバイル向けが164億円。2008年のP4P広告費は2,003億円まで拡大して、インターネット広告費の34%を占めるようになるという。

米国インターネット広告費、ラジオを抜く

2008年1月7日、TNSメディアインテリジェンスは2008年の広告費を予測。総広告費は前年比4.2%、インターネット広告費は前年比14.4%の成長を見込んでいる。2007年から2008年にかけての24ヶ月のインターネット広告費は、その期間のラジオ広告費を上回るという。TNSメディアインテリジェンスが集計対象としているインターネット広告費はディスプレイ広告費のみなので、検索連動型広告を含めればすでにラジオ広告費を上回っているはず。

検索窓を表示するテレビ広告、前年の3.5倍に

2007年12月13日、ビデオリサーチが「ネット誘導型テレビCM」についての調査結果を発表。2006年9月以降、「ネット誘導型テレビCM」は総出稿本数の4割強で推移している。その内訳を分析すると、「URL表示CM」が減少しているのに対して、「検索窓表示CM」「WEB関連ワード表示CM」は増加。特に「検索窓表示CM」は3.5倍も出稿本数が増加。

業界人間ベム

妖怪人間でなく業界人間がブログを公開。「ハヤクネット広告業界人間ニナリタイー」とのこと。ベロの顔が本人に似ているような。

ISPベースの行動ターゲティング広告とは

多数のインターネットサービスプロバイダー(ISP)が、会員のオンライン行動に基づく行動ターゲティング広告の試用を始めているという。ISPにその技術を提供しているのは次のような企業。 ------------------------------ NebuAd http://www.nebuad.com/ Phorm http://www.phorm.com/ Front Porch http://www.frontporch.com/ Project Rialto http://www.projectrialto.com/ ------------------------------ これらの企業はISPのネットワークにハードウェアを接続して、会員のオンライン行動を収集および蓄積。それを広告のターゲティングに利用できるようにする。技術提供だけでなく広告販売を支援することもある。ネビュアドは、バリュークリックのような広告ネットワークから安価な広告在庫を仕入れ、行動ターゲティング広告として再販売する。その利益をISPと分配する。既存のクッキーベースの行動ターゲティングは、パートナー契約を結んだウェブサイトにおける行動しか捕捉できない。しかし、ISPベースの行動ターゲティングは、すべてのウェブサイトにおける行動が分析の対象になる。ISPはインターネット広告市場拡大の恩恵を受けてこなかったため、この新収益モデルには強い関心を寄せているという。懸念されるのはプライバシー問題。この手法が消費者に広く知られることになれば、フェイスブック以上の反発を招くかもしれない。

隙間広告社

フロンティアインターナショナルの哲学を表現したバーチャルカンパニーだという。ミクシィの日記を「隙間広告社」と検索してみると、隙間広告社の社長と名乗るひとを見つけられる。

インターネット広告のCPMは上昇へ

2008年1月2日、JPモルガンはインターネット関連企業への投資についてのレポート「Nothing But Net」を発行した。インターネット関連企業を推奨する主要な理由として、オンライン広告のCPMの上昇を挙げている。アメリカでは、マイスペースやフェイスブックのようなノンプレミアムな広告在庫が拡大したこともあって、CPMが低下してきたという。しかし、CPMは2007年に底を打ち、2008年から上昇に転じると予測。その予測の根拠のひとつとして、オフライン広告在庫の減少がある。2008年もテレビ視聴率の低下傾向には歯止めがかからず、テレビ広告の在庫は縮小するという。さらに、縮小した在庫の一部は大統領選挙の広告合戦に割かれてしまう。したがって、オフライン広告の在庫は広告需要を吸収しきれず、広告予算はインターネットにシフトするという。このレポートは合計312ページ。レポート内のテキストを検索したところ、グーグルは163件、ヤフーは97件、マイクロソフトは34件の記述があった。今年も台風の目はグーグルか。

「腐る化粧品」と検索

「腐るものを顔に塗りたくない」というような否定的な反応を覚悟したうえで、検索させるためのインパクトと話題性にかけたと推測される。評価が分かれそうな広告。