2004年9月20日、IABはアメリカの2004年上半期のインターネット広告費を発表した。第1四半期は22.3億ドル、第2四半期はそれを6%上回る23.7億ドル。上半期では46億ドルとなり、前年同期より39.7%の伸び。市場の成長を牽引しているのは検索連動型広告。第2四半期の検索連動型広告費は前年同期より97%増大して、インターネット広告費の40%を占めるようになった。
クリエイティブエックスが、クリエイター(インフルエンサー)の制作した広告とブランドの制作した広告を大量に分析したところ、クリエイター広告はブランド広告と比較して、広告に推奨される要件を満たしていなかった。クリエイター広告のうち、冒頭3秒以内にブランドを示しているものは51%で、プラットフォームや配置ごとの推奨秒数に収まっているものは46%で、セーフゾーンを順守しているものは3%だった。クリエイターコンテンツとしての真正性を尊重するとブランドとの適合性は後回しになりがちだが、クリエイターコンテンツを広告として使用するなら広告の推奨要件をもっと満たさないといけない。クリエイター広告は戦術であり、ブランド戦略から外れた戦術であるなら無駄でしかない。 The Creator Paradox Report: Are Creators Really Effective? https://learn.creativex.com/are-creators-really-effective https://www.adweek.com/commerce/nearly-half-of-meta-creator-ads-ignore-key-best-practices/