2008年2月20日、電通が「2007年日本の広告費」を発表。2007年の総広告費は前年比101.1%の7兆191億円。マスコミ4媒体広告費は前年割れしたが、インターネット広告費は前年比124.4%の6,003億円。インターネット広告費の内訳は、媒体費が4,591億円(うちモバイル広告費621億円、検索連動広告費1,282億円)、制作費が1,412億円。今回から媒体別広告費の推定範囲が改訂されている。インターネット広告費については、広告制作費も推定されるようになった。広告制作費を含むインターネット広告費は、すでに2006年に雑誌広告費を上回っていたことが確認された。
電通が、北欧の15ブランドを対象に、ティックトック広告の短期的および長期的な売上への影響をマーケティングミックスモデリングで分析した。短期的な売上に注目すると、75%の広告主にとってティックトックは投資利益率が最も高いチャネルだった。長期的な売上に注目しても、ティックトックは平均以上の投資利益率が確認された。また、クリエイティブによる売上への影響を明らかにするため、プロが制作した広告、販促メッセージを含めた戦術的UGC、販促メッセージを含めないストーリーテリングUGCを比較したところ、ストーリーテリングUGCの成果が最も高かった。ストーリーテリングUGCは視聴時間や注目を得やすく、記憶に残るため、将来の購入意思決定に寄与すると考えられる。 From Storytelling to Sales: Short and Long-Term ROI of TikTok Advertising https://ads.tiktok.com/business/en-US/blog/tiktok-dentsu-from-storytelling-to-sales-nordics https://issuu.com/tiktokforbusinesseu/docs/tiktok_dentsu_from_storytelling_to_sales