2008年2月20日、矢野経済研究所が発表。ブロガーに記事を書いてもらうプロモーションの市場規模は、2007年度に31億9,500万円、2010年度には132億5,000万円にまで成長すると予測。同社はこの市場のトレンドの推移を、第1ステージ「すべてのブロガーに書き込みをさせる展開」、第2ステージ「セグメントに応じてブロガーを選別して書き込みをさせる展開」、第3ステージ「オピニオンリーダーを中心に書き込みをさせる展開」、第4ステージ「ブロガーとメディアやリアルなどへのクロスマーケティング展開」と分析している。
ザトレードデスクのレポートによると、消費者は「ウォールドガーデン(Walled Gardens)」より「オープンインターネット(Open Internet)」の利用時間が長く、ウォールドガーデンに広告費を集中させると機会を損失する可能性があるという。 オープンインターネットの未来 | The Trade Desk https://www.thetradedesk.com/jp/open-internet その指摘に間違いはない。しかし、もし「オープンインターネットはウォールドガーデンよりよいもの」と読み解くならそれは間違いで、オープンインターネットとウォールドガーデンのそれぞれに長所があると理解すべきだろう。「オープン」という言葉には、開放的で、民主的で、透明な印象があり、一方の「ウォールド」という言葉には、閉鎖的で、独占的で、不透明な印象がある。そのせいか、ウォールドガーデンが悪者扱いされることがあるが、ウォールドガーデンではプラットフォームが利用環境やデータを集中管理しているからこそ、ブランドは正確に、安全に、容易にマーケティングを行えている。 先日たまたま見かけたビデオで、ウォールドガーデンとオープンインターネットの長所短所を整理しているシーンがあるので紹介しておく。オープンインターネットの短所を要約すると「Not Easy」だ。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000035203.html