スキップしてメイン コンテンツに移動

アドブライトの新ビデオソリューション「InVideo」を評価

2007年2月16日、アドブライトから「AdBrite InVideo」の招待が届いた。これはアドブライトが年明けに公開したビデオソリューションで、このブログでも1月6日に取り上げている。今回が初回の招待だというので興奮する。早速試用してみた。まずビデオファイルを用意する必要がある。サポートしているファイル形式はFLVのみなので、それ以外のファイルは変換しておく。ビデオファイルは、アドブライトではホスティングしない。アドブライトにファイルそのものを投稿するのでなく、ファイルのアドレスを登録する。ファイルのアドレスは問わないというので、グーグルビデオやユーチューブのアドレスを指定(ビデオ視聴ページのURLでなくFLVファイルのURLを解析して指定)したところ、それぞれ正常に機能した。つまり、ビデオ共有サービスに投稿された他人のビデオで広告収入を上げられる。これについては、ビデオ共有サービスやその利用者から批判されるかもしれない。ビデオにはウォーターマーク(透かし)を表示できる。ウォーターマークはJPGやGIFでもよいが、アルファチャンネルを備えたPNGが推奨されている。不透明度75%で小型のロゴを作成して、表示位置はビデオの右下を指定した。以下にふたつのサンプルを掲載するが、ビデオファイルはビデオ共有サイトから勝手に選択している。



これは、グーグルビデオにホスティングされているファイルを、アドブライトのプレイヤーから読み出している。ビデオにテキスト広告を表示するか否かは選択できる。ここでは広告を表示するよう設定して、ビデオと広告のマッチングに使用されるであろうタグとして「google/pontiac/gm/car/cm」を登録した。しかし、いまのところ広告は挿入されていない。ビデオのサイズは自由に指定できるが、広告を表示させるためには左右468×天地300ピクセル以上にする必要がある。クリックしないと再生されないようにしているが、自動的に再生されるようにもできる。再生前の初期画面をブランクにしているが、任意のイメージを表示させることもできる。



これは、ユーチューブにホスティングされているファイルを、アドブライトのプレイヤーから読み出している。テキスト広告とのマッチングのタグとして「sweet/tired/cat/sleepy/baby」と登録した。プレイヤーに表示するメニューの設定などもできる。ビデオを自分のウェブサイトに貼り付けたときと、それを第三者のウェブサイトに貼り付けられたときの設定を変えることもできる。気が利いている。もちろん、再生回数はアドブライトの管理画面で確認できる。

このブログの人気の投稿

X広告、美的スコアを価格に反映へ

Xは広告の品質ポリシーを変更して、広告のテキストにハッシュタグやURLを含めることを禁止し、複数の絵文字を含めるべきではないとした(日本と韓国に限り絵文字の制限は除外)。見苦しく気を散らせる要素を排除して、広告の体験と効果を改善しようとしている。品質ポリシーの充足度に応じて広告ごとに美的スコア(aesthetic score)を付与し、それが広告の価格に反映されるようにするという。 X Believes in Better Ads for All https://x.com/XBusiness/article/1950565881920045066 Quality policy https://business.x.com/en/help/ads-policies/ads-content-policies/quality-policy https://t.co/isOiURi1dB — Business (@XBusiness) July 30, 2025 この変更は「Beautiful Ads. Better Results.(美しい広告。より良い結果。)」として紹介されている。 Yesterday, we unveiled major upgrades to our ads platform, making X the best place to grow your business. Here’s how Grok and other cutting-edge solutions are transforming ads 👇 pic.twitter.com/oUJvlzkN16 — Business (@XBusiness) August 7, 2025 昨日、広告プラットフォームの大幅なアップグレードを発表し、Xを広告主様のビジネス成長に最も最適なプラットフォームにするプランをお伝えしました。 Grokやその他の最先端ソリューションがどう広告に革新をもたらしているか、こちらをご覧ください 👇 pic.twitter.com/2PF6JUCduX — Marketing JP (@MarketingJP) August 8, 2025 https://www.adweek.com/media/x-will-give-brands-lowe...

線形ファネルから影響マップへ

ボストンコンサルティンググループが、線形ファネルから影響マップへの移行を提唱している。これまでマーケッターは、認知から購買に至る消費者ジャーニーを直線的なファネルとして捉え、そこにさまざまなタッチポイントを強引に当てはめてきた。その旧来モデルは、戦略、予算配分、コミュニケーションを簡便に管理できて有用だが、リソース配分やメッセージの誤りにより機会を逃すリスクがある。消費者の複雑なジャーニーに対応する柔軟なフレームワークとして、影響マップを提唱している。 It’s Time for Marketers to Move Beyond the Linear Funnel https://www.bcg.com/publications/2025/move-beyond-the-linear-funnel 影響マップは、ストリーミング、スクロール、検索、ショッピングを消費者の主要な4つの行動として挙げ、それらが認知から購買までの過程の複数の段階で重複して影響を及ぼしていることを整理する。タッチポイントの影響力は、注視度、関連度、信頼度で決まる。影響力とリーチを組み合わせ、タッチポイントの優先順位を考える。複雑なアプローチになるが、AIの活用により実行できるとしている。 旧来の線形ファネルでは、「認知獲得に有効なのはビデオ。ユーチューブで認知を獲得しよう」という発想になりがちだが、グーグルによるとユーチューブは購買プロセスの全体に影響を与えているという。注視度、関連度、信頼度のそれぞれで、ユーチューブは消費者に高く評価されているという。 The new rules of influence: Rethinking the consumer journey https://business.google.com/us/think/search-and-video/video-influence-on-consumer-purchase-decision-process/

IAB、コマースメディアとそのエコシステムを整理

IABがコマースメディアとそのエコシステムを整理した資料を公開。さまざまなビジネスが新たな収益源としてコマースメディアに参入している。コマースメディアはデジタル広告に変革をもたらすが、コマースメディアそのものも変革の過程にある。資料では小売、旅行、金融など、主要なコマースメディアごとに、2026年の広告費の予測も紹介されている。 Defining Commerce Media and Its Ecosystem https://www.iab.com/guidelines/defining-commerce-media-ecosystem/